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甘い蜜(43)

2017 01 06
夏空に包まれ、蕩けるほどの快楽にのみこまれていく。

観覧車という密室で夫以外の男に抱かれるという行為。興奮が人妻を惑わせる。清楚な主婦の姿はもうそこにはない。正代は娼婦のように自分から大胆に男を求めた。

上質なワンピースが人妻のくびれた腰に絡みついている。正代の奔放さを告白するように床に落ちたブラ。人妻は太腿で彼の腰を締め付け、より深い交接を自分から欲した。

「あっ・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・」

椅子に座った内藤に跨り、いやらしく腰をくねらせる正代。彼の背に爪を立て、美尻を振るように下半身を動かす。胸元に吸い付いてくる彼に、乳房を好きに吸うことを許す。

遥か下方から、夫が自分を見つめていることを想像し、正代は激しく濡れた。

「ううんっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん、ぐしょぐしょだ・・・・・・・」

滴り落ちる人妻の蜜が、男の股間を濡らす。いい女だ。息を荒げ、内藤は座ったまま、激しく腰を突きあげた。

正代の肢体が快楽を伴って何度も跳ねあがった。

「あっ!・・・・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・」
顎を上に向け、人妻は膣奥にまで達する彼の硬いものを熱く締め付けた。

牝の本能に支配され、正代が小刻みに腰を振り始める。止めることができない。振れば振るほどに、性の誘惑が人妻を渦の中に引きずり込んでいく。

たまらない・・・・・。秘所から拡散する悦びの気配。熱く蕩ける裸体。豊かな美乳がなまめかしく揺れ、男に揉みしだかれる。

もっと、激しく・・・・・。スカートが捲り上げられ、露にされた人妻の美尻が妖しく動いていく。太腿からヒップを撫でられ、ぞくぞくと震えるような快感が正代の全身を走り抜ける。

腰のくびれから下を淫らに震わせ、人妻は下半身を彼に吸い付かせた。たくましく腰を突き上げる男。唇を噛み、耐えきれず首を振り、そして声を漏らす正代。

「ああっ、もっと・・・・・・・・」
次第に加速していく人妻の下半身のスライド。夫を裏切っているという背徳心が、正代の奔放さを逆に刺激していく。

内藤が正代の太腿を抱えあげた。ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・。人妻の両手が彼にしがみつくように絡んだ。

「奥さん、イってください」
ささやきと共に、男が人妻の腰を激しく揺すり始めた。

「あっ!・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・」
正代の意識が薄れていく。最上部に到達する観覧車と人妻のエクスタシー。ゴンドラの中を眩しい陽光が満たしている。あそこが激しく収縮し、大量の甘い蜜が彼のものを包んだ。

ああっ、いいっ・・・・・・・・・・・・・・・・・

「奥さん・・・・・・・、どうだ・・・・・・・・・・・・」
内藤が苦し気にうめいた。汗が浮かぶ男の裸体を抱きしめ、正代は深く、最奥にまで彼自身に貫かれた。

ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・

閃光に包まれる。うめく正代を内藤が見つめ、とどめを与えるように力強く下半身を上に突いた。人妻の全身が、びくっと数回、痙攣するように震えた。

「あっ・・・・・・・・・・・・、ああっ、イクっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
正代の喉奥から、屈服の息が漏れた。熱いつぼがぎゅっと締まり、人妻の上半身が官能的に屈曲した。突き出された正代の乳房を吸ったまま、内藤は下方から最後の突きを見舞った。

「あんっ!・・・・・・・・・」
頂点に達したゴンドラに人妻の嬌声が響いた。エクスタシーの色を顔に浮かべ、正代の全身が静止した。

絶頂に導かれた正代。濡れた肢体を彼と交え、激しく息を乱している。内藤の声が届くことはなかった。女としての最上の感覚につかったまま、正代は絶頂のステージを浮遊していた。

「奥さんがイクところ、課長さんが見てましたよ」

何も知らなかった平凡な主婦。だが今は、下品に振舞うことをためらおうとしない。刻み込まれた快感を求める躰を、正代はもう制御することができなかった。

この男に狂わされた。絶頂感の中で、正代はかすかにそんなことを想った。

「今度は私の番だ」
意識を失った人妻を持ち上げ、男は揺れるゴンドラの中で立ち上がった。

ふらつく人妻を立たせ、絡みついているワンピースを一気に引きずりおろす。熟れた裸体を隠そうともせず、人妻はなまめかしい曲線に包まれたボディを彼に見せつけた。

「惚れ惚れする躰だな、奥さん」

白い肌が汗と蜜で濡れ光っている。ゴンドラのガラスに両手を突き、正代は長い美脚を広げることを強要された。無意識のまま、人妻は下半身を彼に突き出した。

人妻の素晴らしい裸体がたまらなく男を興奮させている。腰を沈め、内藤が力強く武器を正代の美唇に挿入した。

「はうっ・・・・・・・・・・・・・・」
奥まで貫く棒。人妻の全身が覚醒るすように震え、甘い声が喉奥から漏れ出す。

ゴンドラは既に下降を始めている。急くように、男は挿入直後から激しく腰を振り始めた。ガラスに爪を立て、正代は唇をきつく噛む。両肩を強く引かれ、人妻の唇がかすかに開いた。

「ああっ・・・・・・・・・・・、凄いっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
瞳を閉じたまま、正代が声を漏らした。

「いくぞ、奥さん・・・・・・・・・・・」
全裸の人妻を立たせ、男はバックから激しく責め始めた。ガラスを撫でるように手を動かし、正代が首を何度も振る。突き出した乳房が揺れ、背中が反り返っていく。

「あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」
人妻の短くも深い喘ぎが、興奮を告げていた。更に強く肩を引く男。感極まったように正代が顎をあげ、うっとりした顔つきを示す。男の腰の突きに、人妻がかかとを浮かせて応える。

「奥さん・・・・・・・・・、もう逃げられませんよ・・・・・・・・・・・」
苦しげに声を漏らし、内藤が最後のピストンを開始した。抱けば抱くほどに色気を教えてくる人妻の躰。熱く締め付けてくる秘所の刺激に酔い、内藤は奥まで強く、何度も突いた。

「あっ!・・・・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・」
人妻の蜜唇に根元まで埋めたまま、内藤はぐいぐいと腰を震わせた。しびれを伴った快感が正代の全身を深く包む。

「ああっ・・・・・・・・・・・、いいっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・・」

腰で弧を描き、更に強く押していく男。もう駄目っ・・・・・・・・・・・。美脚を震わせ、正代は崩れ落ちそうになりながら、内藤に懇願した。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、早くっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「出すぞ、奥さん・・・・・・・・・・・・・・・・・」

内藤の言葉に、正代は閉じ続けていた瞳をかすかに開いた。近づいてくる地上。そこに立つ夫が、このゴンドラを見つめている。

あなた・・・・・・・・・・・

正代はガラス越しに夫と視線を交錯させたまま、内藤に小さくうなずいた。

男が腰を力強く脈動させ、己の全てを人妻に与えた。

突き出した腰を震わせ、正代は彼のものをきつく愛した。

観覧車での交歓。

結局、それが最後の行為となった。

甘い蜜を与え合った深い代償が、男と女に迫っている。


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