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目覚め(29)

2017 05 02
彼の腕をつかんだまま、佐代子は顔を上方に向けた。腰を自分からくねらせ、彼の太く硬いものをきつく締め付ける。

「ああっ、いいっ・・・・・・・」
初めて知る快感が、人妻を支配していく。佐代子は、夫にも漏らしたことのない言葉を、思わず口にしてしまったことに気付いた。

「佐代子さん、気持ちいいでしょう」
椅子に深々と座る彼が、そうささやきながら、更に強烈な突きを真下から与えてくる。

「あっ・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・」
美乳を突きだすようなポーズのまま、佐代子は整った顔つきを妖しく歪めた。

絶頂という未知のステージにたどり着いたような気がする。しかし、未体験の佐代子は、その確信を持つことができなかった。

「佐代子さん、もっともっと熱くしてあげますね」
彼の言葉が、佐代子に教えてくれる。

エクスタシーの境地はもう少し先にあることを。

佐代子は顔を赤らめ、小さく首を振った。もう解放してほしいという理性が、佐代子の体奥で僅かにうごめいている。

これ以上の行為をされたなら、私、本当に狂わされてしまう・・・・。それを一度知ってしまったなら、その後の自分はどうなってしまうのか。

そんな不安が、佐代子の理性を支えている。だが、肉体の叫びは圧倒的にそれを凌駕していた。今以上に激しく愛され、濡らされることを、人妻の躰は待望していた。

「佐代子さん、海岸のほうを向いて」
体を起こした彼は、佐代子に優しくキスを与えた。そして人妻の裸体を自分から下ろし、長時間貫いていたものを引き抜いた。

「あんっ・・・・・・」
思わず甘い声を漏らしてしまうほどの刺激が、佐代子を襲う。

そそり立つ彼のものを見つめ、佐代子は息を呑んだ。夫とはまるで違うたくましい持続力に、佐代子の体奥に隠された牝の欲情が疼く。

「お尻をこちらに向けて」

言われるがまま、佐代子は立ったまま反転し、彼に背を向けた。窓の外、闇に包まれた砂浜の向こうに白い波が光っているのがかすかに見える。

外の景色を見つめたまま、佐代子は美尻に彼の手が伸びてくることを感じた。丸く豊満なヒップが彼の両手でゆっくり撫でられ、割れ目をくすぐるように指先で遊ばれる。

佐代子は唇を噛み、やがて瞳を閉じた。

彼は改めて人妻の抜群のスタイルを確かめるように、丸く張り出したヒップを揉みしだき始めた。

柔らかな佐代子の尻肉が、彼の手で情熱的に愛撫されていく。両脚ががくがくと震えるほどの快感が、佐代子の全身を何度も走り抜ける。

「いやらしい体だ」
佐代子をいじめるようにささやく彼。閉じている股間の奥から、淫らな蜜が溢れ出てくることを感じる。そこに這いこんでくる彼の指先。

「いやんっ・・・・・・」
佐代子は下半身を震わせ、肢体をくねらせるように悶えながらも、懸命に立ち続ける。

背後から責められるというシチュエーションが、佐代子に別の興奮を与えている。彼の指先が、佐代子の太腿の隙間から更に奥に割り込んでくる。

「あんっ・・・・・・」
それを嫌がるように美脚に力を注ぐ佐代子。だが、彼は強引にその指先を滑り込ませ、その奥にある秘密の園へと向かう。

「やっ・・・・・、駄目っ・・・・・・」
あれほどに彼のものに貫かれていたことを忘れたように、佐代子は懸命にその責めから逃れようとする。

くすぐるように巧みに震える彼の指先。佐代子の太腿の緊張が少しずつ緩み、無意識のうちにヒップを後方に突きだすような格好になっていく。

そして、バックから侵入してきた彼の指先が、佐代子の濡れた美唇を撫で、深々とした挿入を与えた。

「ああんっ・・・・・」
困惑するほどのエッチな声で悶えながら、佐代子は更に前傾するようなポーズをとった。

彼の指先が小刻みに動き始める。くちゅくちゅという湿った音が奏でられ、佐代子の喉奥から色っぽい息が漏れ出していく。

「あっ・・・・、はんっ・・・・・、あんっ・・・・・・」
「もっとかきまぜてあげますよ」
「いやっ・・・・・、川原さんっ・・・・・、そこは・・・・・・・」

ううんっ、とうめくような悶え声を漏らしながら、佐代子は裸体を熱く震わせた。大量に溢れる蜜が人妻の内腿を濡らしていく。突き出された美尻が妖しくうごめいている。

「あああっ・・・・・・・・」
唇を噛みしめ、激しく首を振りながら、佐代子はやがて懇願した。

「ううんっ・・・・・・、早くっ・・・・・・・・・」
「欲しいですか、また」
「早くっ・・・・・・、入れてくださいっ・・・・・・・・・」

彼の指先の責めが、人妻にそんな赤裸々な言葉を口にさせた。濡れた指先をようやく引き抜き、佐代子の太腿、そして美尻を撫でていく彼。

そして彼は、人妻の腰のくびれを背後から掴んだ。

「佐代子さん、僕の上に座って」
背を向けたまま、佐代子は彼に引き寄せられ、下半身を沈めていく。

開かれた細い美脚が、牝ジカを想起させるように官能的に震えている。更に腰を落とした佐代子を、別の角度からの深い挿入が突然襲った。

「あんっ!・・・・・・・」
衝撃に耐えきれない様子で、佐代子は上半身を深く前傾させた。太い幹が根元まで佐代子を貫く。彼は人妻の両腕を掴み、力強く後方に引いた。

「はうっ・・・・・・・・」
一層の密着が佐代子の美唇を襲う。半ば彼の上に座ったまま、佐代子は美脚を僅かに開き、彼から逃げるように上半身を前に倒す。

「逃がしませんよ、佐代子さん」
佐代子の腕を強くつかんだ彼が、耳元でささやく。そして、彼は佐代子を貫いたまま、その場に立ち上がった。

「ああんっ・・・・・・・・・」
秘所でうごめく彼の棹を感じ、佐代子は艶めいた息を吐いた。完全に立った彼に背後から貫かれ、佐代子は被虐的な自分を感じた。

逃げることができない。彼の姿も見えない。両腕を強く引かれ、彼が僅かに腰を震わせるだけで、先刻とはまた別の快楽が佐代子の躰を走り抜ける。

「佐代子さん、いくよ」
彼がささやき、ゆっくり腰を振り始めた。

「やっ・・・・・・、こんな格好で・・・・・・・・」
立ったままバックからされる自分を想像し、人妻はたまらない淫らさを感じた。まるで動物のように男性から愛される自分。

駄目っ・・・・・、ああっ・・・・・、いやっ・・・・・・・・

彼の腰の突きが激しくなっていく。がくがくと震える両脚はどうすることもできない。

やめてほしいという願望と、もっと激しくしてほしいという欲情が、人妻の濡れた躰の奥で絡み合っていく。

「ああっ・・・・、ううんっ・・・・、あっ・・・・・」
両手を強く後方に引かれ、佐代子の上半身が弓状に屈曲していく。

「佐代子さん、窓を見て」
黒い窓に、うっすらと自分の姿が映っている。乳房を見せつけるように裸身を反らし、顎を上にあげて歓喜の表情を浮かべている私。

「佐代子さんの本当の姿ですよ」
更にきつく両腕を引きながら、彼は激しいピストンを与えていく。

「あっ!・・・・、あっ!・・・・、あっ!・・・・」
いやらしく嬌声をあげながら、佐代子は窓の中の自分を見つめた。

私・・・・・、あんな格好で・・・・・

川原の表情までは確認できない。佐代子は次第に、彼とは別の男にバックから襲われているような錯覚を感じ始めた。

プールで出会ったあの男に激しく汚されている自分が、窓の中にいるような気がする。

いやっ・・・・、やめてくださいっ・・・・、あんっ・・・・・・

妄想から逃げるように、佐代子は後方に顔を動かした。その人妻の唇に優しく口づけをし、川原がささやいてくれた。

「佐代子さん、気持ちいいですか」
はっきりとうなずいた佐代子は、川原を見つめたまま、震える声で懇願した。

「お願いっ・・・・・、早く・・・・・・・」
「我慢できないんですね」

「もう・・・・・、変になってしまいそう・・・・・・・」
「いいんですね、佐代子さん」

「早く・・・・・、イかせてください・・・・・」
生まれて初めて、佐代子はそんな大胆な科白を口にした。

「二人だけの秘密ですよ、佐代子さん」
彼の言葉に、佐代子は処女のようにうなずいた。

欲情に溢れた彼の激しい突きが始まった。強く両腕を引かれた格好で、佐代子は突き出した乳房を揺らし、噛みしめていた唇を彼に屈するように開いた。

「あああっ・・・・・・・、凄いっ・・・・・・・・・・」
「どうですか、佐代子さん・・・・・・」

「ああっ・・・・・、いいっ・・・・・、もっと・・・・・・」
「凄く締まりますよ・・・・・、ああっ、佐代子さん・・・・・・」

「ううんっ・・・・、あっ・・・・・、ああっ、私・・・・・・・」
うっとりとした顔つきのまま、佐代子は顎を上に向け、腰を自分から振った。

荒れ狂う海の中で木の葉のように舞う自分を感じる。雷鳴がとどろき、閃光が襲う。全てを投げうち、彼の中に飛び込んでいく自分を想像する。

激しく収縮する人妻の美唇から、熱い蜜が溢れる。かかとをあげ、佐代子はスリムな裸身を屈曲させ、何度も美尻を突き出す。美しい主婦の表情が、性の快感と共に火照っていく。

「佐代子さん・・・・、いくよ・・・・・・・」
人妻に最後の突きが与えられていく。冷静な姿を捨て去り、激しい欲情を曝け出した彼が、汗を散らしながら腰を振った。

「あああっ・・・・・・・・・・・・」
乳房の先端が突起し、人妻の興奮が限界にまで達していることを教えている。汗と体液で濡れ光る二人の裸体が、闇の中で激しく交わりあっていく。

ぐいぐいと腰を押してくる彼。根元まで沈めたまま、降伏を要求するように佐代子のあそこをいじめていく。

「ああっ・・・・、もう・・・・、はうっ・・・・・・」
「佐代子さん・・・・・、ああっ、一緒に・・・・・・」
「あああっ・・・・、来てっ・・・・・、早く・・・・・・・」

最上の至福感が佐代子を包み込んでいく。佐代子はもはや確信した。自分が遂に、この瞬間に頂点にまで導かれようとしていることを。

「佐代子さん、好きだ・・・・・・」
ずっと秘めていた言葉を投げた彼が、最後に深々とした突きを与えた。

その瞬間、佐代子の全身が痙攣するように震え、濡れた唇が淫らに開いた。眩しい閃光が人妻を包み込む。そして、佐代子の歓喜の告白が遂に漏れた。

「ああっ、イクっ・・・・・・・・」

激しく交わり合っていた二人の裸体が静止した。息を荒げ、交接を維持したまま、互いの下半身が濃厚に震え、脈動している。

彼の欲情が人妻の膣奥に向けて激しく放出されている。それを確かに感じながら、佐代子は恍惚のステージを漂い始めた。

長い間眠り続けていた人妻の性が、彼によって遂に目覚めの時を迎えた。


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