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依頼者~緑の過去(12)

2017 10 06
その瞬間、椅子に座る人妻の細い肢体が弾けるように震えた。

熱く潤った人妻の秘密の花園。その中芯に突き立てた中指を、彼は濡れた感触を確かめるようにゆっくり動かした。

それは牝の本能を目覚めさせるには十分な刺激だった。

「あんっ・・・・・」
手の甲で口を塞ぐような格好で、緑は苦悶の息を漏らした。美脚を閉じ、彼の腕を追い出そうとしても、もはや無駄な抵抗だ。

ボタンが全て外された純白のシャツ、そして肩紐のずらされたブラがスタイルのいい人妻の裸体に絡みついている。

弁護士事務所の面談室には、官能の香りが色濃く漂い始めていた、

「緑先生、自分がこんなに濡れてることをどう説明されますか」
人妻をいじめるように耳元でそうささやき、彼は蜜園の中で指先を曲げた。

唇に手を抑えつけながらも、人妻の躰が初めて知る快感に溺れるように震える。背徳な行為に抗おうとする人妻弁護士の確かな意志が、まだそこにはうかがえた。

「指先だけでもわかりますよ、緑先生」
「・・・・・」

「ここの締まりが抜群なことが」
「あっ・・・・」

緑の首筋にキスを与えながら、彼はスカートの中に差し込んだ腕を意味深に動かし続けていく。

この事務所があるフロアには、もう誰もいないように思えた。それでもなお、人妻は誰かに悟られることをこわがるように、声をあげるのを我慢している。

露にされた人妻の美乳が、悩まし気に揺れている。左手で緑の背を撫でながら、彼は唇で再び突起した乳房の先端を愛した。

「うっ・・・・」
瞳を閉じたまま、人妻は苦し気に首を振った。興奮を告白するように、男の唇に挟まれた乳首が、硬く芽生えていく。

「エッチなおっぱいだ」
彼は指先をいったん人妻の美唇から引き抜いた。そして、濡れ光る指を、女性弁護士に証拠として差し出すように、宙に掲げた。

「緑先生、これを見てください」
「・・・・・」
「人妻でも弁護士でも関係ない。女性である証拠ですよ、これが」

スカートの奥から退行した彼の指先に密かな安堵を感じながら、緑はうっすらと瞳を開いた。そして、彼の指先を見つめた。

いやらしい・・・・・

弁護士としての威厳を思い出すように、緑はそんなことを思った。そして、きつい視線で彼を見た。

「もう十分かと思います」
「私の行為にもう耐えることができないんですか」

「それは・・・・・」
「ご主人にされるのと違うでしょう」

「別に・・・・、同じです・・・・・」
「そうでしょうか」

彼は、濡れた指先で人妻の頬をそっと撫でた。

「ご主人に前戯だけでこんなに濡らされたことはありますか」
「・・・・」
「紛れもない、緑先生の蜜ですよ」

熱く濡れた感覚が、緑の頬に伝わる。それが、ショーツの向こう側に隠された花唇から湧き出した蜜であることを、人妻は認めたくはなかった。

「ご主人とは別の男性にただこれだけのことをされて、こんなになるなんて」
ただこれだけのこと、という言葉が、人妻の熱を淫らに高める。

「まだまだ濡らしてあげますからね」
彼の手が、再び人妻の内腿を誘うように撫でた。官能の震えが、緑の下半身を走った。

「もう駄目ですから、そこは・・・・・」
「これは取引ですよ、緑先生」

「・・・・・・」
「ご主人には秘密の取引です」

彼に腿を揉みしだかれ、緑は両脚の緊張を再び解かれてしまう。彼の技巧に屈するように、人妻の美脚の隙間が開かれていく。

「もっと脚を広げて・・・・、そう・・・・、もっと大胆に・・・・」
「駄目っ・・・・、そこはもうっ・・・・・」

再びショーツに達した彼の指先が、その生地の上から人妻の股間を押した。

「あんっ・・・・」
顔を僅かに上に向け、緑は思わず声を出してしまう。

「大丈夫、もう誰もこの事務所にはいませんよ」
彼の指先が下着の裏側に滑り込む。彼が指先を揃えるような感触を、人妻は感じる。

「本当にやめて、そこは・・・・・」
「今度は2本入れますよ」

「駄目っ・・・・、待って・・・・・」
「こんなにびっしょりじゃないですか、緑先生」

彼の指の腹が、人妻の泉の表面を撫でた。唇を噛み、緑は何かにすがろうとするように、椅子のひじ掛けを両手で握った。

「入れますよ」
「待っ・・・・・、あっ・・・・・」

まるで彼自身を挿入するかのように、男は重ねた2本の指を大胆に緑自身に突きさした。

「ううんっ・・・・・・・」
深く、甘い息が、顎を上げた人妻の唇から漏れた。彼が更に手首をスカートの奥で押すように動かしたとき、緑の指先がひじ掛けの上で震えた。

「緑先生、欲しいんですね」

瞳を閉じたまま、首を振る美しい人妻。

「初めてのときはこんなに締め付けてはきませんでした」
「はうっ・・・・」

重ねた指を蜜壺の中で巧みに動かし続ける彼。

「いい女になりましたね」
「動かさないで・・・・・」

「もっといい女にしてあげますよ、私が」
「そこは・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・」

火照った人妻の肉体が、椅子の上でだらしない格好で崩れていく。彼が、2本の指で蕩ける泉をかきまぜるように動かし始めた時だった。

突然、事務所のドアが開く音がした。

緑はその事実を否定するかのように、激しく首を振った。

「緑先生、すみません、忘れ物しちゃいました」
屈託のない口調でそう言いながら事務所に入ってきたのは、女性事務員の一人だった。

緑はもう、彼女に平静を装って声をかける余裕はなかった。

「先生、まだいらっしゃいますか」

そう問いかけながらも、その声色には答えが既にわかっているような気配があった。暗い事務所の中、面談室だけが煌々と灯りが点いているのだ。

「遅くまでお疲れ様です」
その声は、明らかに緑がそこにいると確信して発せられたものだった。

「緑先生、声を出せば彼女にばれてしまいますよ」
彼が人妻の耳元でささやく。そして、激しくスカート奥の右手を往復させ始めた。

駄目っ・・・・・・・・・

ひじ掛けを掴んでいた手を再び口に運び、緑は何度も首を振った。かつて知らない、濃厚な快感が下腹部から全身に拡散することを、人妻は感じた。

がくっ、がくっ、という風に、人妻の躰が椅子の上で震える。ショーツ、そしてスカートに蜜が滴り落ち、彼の手がぐっしょりと濡れていく。

「緑先生・・・・、声を出さないで・・・・・」

しないでっ・・・・・、それ以上・・・・・・

夫にはされたことのない刺激。高まる熱と鼓動。叫びたいような衝動。駄目っ・・・・。秘唇がかつてないほどに潤うことを知る人妻。

「もっと気持ちよくなってください・・・・・、緑先生・・・・・」

人妻の乳房が彼にしゃぶられる。びくびくと震え続ける女の腰。ああっ、こんなこと・・・・・、私・・・・・。

弁護士、そして人妻であることを忘れてくださいという彼の言葉。牝としての最上の快感が、緑を包み込んでいく。

「ああっ・・・・・、私っ・・・・・・」
ドアの向こうのスタッフに聞こえるかもしれないという不安に構うことなく、人妻弁護士は彼に助けを請うように声を漏らした。

「おかしくなりそうですか、緑先生」
彼のささやきに、人妻は小さく、しかし、何度もうなずいた。

「楽にしてあげますね」
彼の左手が、開きかけていた緑の唇を塞ぐように置かれた。人妻の漏れ出す声を封じ込めながら、男は蜜唇に挿入した2本の指を激しく動かした。

再びひじ掛けを掴んだ人妻の指に、力がこもった。くちゅくちゅという湿った音。椅子の上で何度も弾けるように跳ねる緑の肢体。

「ああっ・・・・・・、やっ・・・・・・・」
「イってください・・・・・」
「ううっ・・・・・・・、はうんっ・・・・・・・・」

彼の手に塞がれた人妻の唇から、官能の息が何度も漏れた。ひじ掛けを握りしめ、緑の両脚が痙攣するように震えた。

限界までの速度で、彼の腕が動いた。それは、最後の刺激を与える行為だった。

あっ・・・・・・、あああっ・・・・・・・・・

美乳を突き出すように人妻の上半身が跳ね、緑の額に汗がにじんだ。

もうっ・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・

彼の手のひらに、人妻の熱い息がかかった。

ああんっ!・・・・・・・・

くびれた腰を浮かせ、官能の表情を浮かべた人妻が濡れた躰を椅子の上でぐったりとさせた。

置いていた手のひらを動かし、彼は人妻の濡れ光る唇をそっと吸った。

椅子が濡れるほどに、人妻の肢体は快楽の蜜を溢れさせていた。


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