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脅迫(25)

2010 03 10
待って・・・・、いったい何をする気なの・・・・

誰もいないダイニングで大胆な行為を始めようとしている自分を非難する理性の声が、志織の耳に届く。

だが、手を動かす意志は、理性とは別の感情に支配されているようだった。志織にはもう、我慢することができなかったのだ。

山小屋での体験以来、志織は欲情をずっと感じ続けていた。忘れようとしても、肉体はあのとき知った快感を求め、それを欲しがるように敏感に濡れた。

救出された日の夜、自宅に戻った志織は久雄に抱かれた。

「志織、心配したぞ・・・・」
「ごめんなさい、あなた・・・・」

いつものように、久雄は単調な愛撫を志織の裸体に与え、そしてあまり時間をかけることなく、妻のヴァギナへの侵入を求めた。

「ああっ、志織・・・・、凄く濡れてるじゃないか・・・・」

たっぷりと蜜を湧き出した妻の秘所に戸惑いながらも、久雄は自らのペースで腰を振り、そして一気に放出へと昇り詰めた。

彼が気づくはずもなかった。志織の肉体が、前夜の記憶のせいで濡れていること、そして、腕の中の妻がもう、夫の行為では満足しない体になっていることに。

それほどに濡れていたのに、志織はその夜、悦びを感じることができなかった。もはや、久雄の淡白な抱き方で、彼女が満たされることはなかった。

それに勝るものが存在することを、その人妻の体は知ってしまったのだ。

息が乱れ、汗を滴らせるほどに、激しく責めて欲しい。体の芯から蕩けるほどの熱を感じながら、男を上から見つめ、腰をくねらせたい。

以前と変わらぬ日々に戻っても、志織はその想いを捨て去ることができなかった。妖しい気分に包まれる度に、志織は激しく自分を責めた。

どうかしてる、私・・・・

自分から性的な願望を抱くことなど、過去の志織には縁のないものだった。だが、一度目覚めてしまった牝の本能は、彼女を少しずつ追い詰めていった。

久雄に相談することなんてできない。山小屋での奇妙な体験についても、話すつもりはなかった。自分に淫らな一面があったなんて、夫には絶対に知られたくない。

何日か経過するにつれ、志織は、満たされぬ欲情が肢体を縛りつけてくるのを感じていた。彼女は、何度となく自慰行為に耽ることを考えてみた。

しかし、志織はその誘惑に負けてしまう自分を許そうとはしなかった。一度、そんな行為に屈してしまったなら、その先にいったいどんな世界が待っているのか、志織には怖かったのだ。

そして今・・・・。ぎりぎりのところで耐え続けている人妻の危うさを見透かすかのように、そのメールは届けられた。

志織の体は、全ての束縛から解放されたかのように、自由に動き始めた。

いけないっ、こんなこと・・・・・

右手がデニムのボタンを外し、ジッパーを下に動かす。椅子に座ったまま、志織は見事な美脚をテーブルの下に投げ出す。それは、メールの指示に従うかのように、じわじわと開かれていく。

白色のショーツに達した指先が、下腹部の肌を撫で、秘所へと続くヘアに触れる。まだ明るいうちからそんな箇所に手を伸ばしている自分を意識し、志織はたまらない気分にさせられる。

指先をわずかにショーツの中に滑り込ませ、左手で携帯を握り締める。そして、更なるメールが到着するのをじっと待った。

志織には、そのメッセージが、あの山小屋に自分を連れ戻してくれるような気がした。それは、体が震えるような心地よさ満ちたあのステージへの招待状なのだ。

プルルル・・・・・

着信音と同時に、志織は素早くボタンを押し、メールを開いた。

「人差し指をもっと奥に突っ込め」

抗うことなんてできない。志織にとって、そのメッセージは絶対のものだった。操られるかのように、志織は指先を更に奥へと伸ばす。

いやっ・・・・

ぬるぬるとした蜜が、既にたっぷりと辺りを湿らしている。敏感すぎる体に戸惑いながら、志織はデニムをわずかにずりおろし、更に脚を広げた。

濡れた人差し指の関節を曲げ、割れ目の中にそっと差し込む。何の抵抗もなく、ぬるりとそれは吸いこまれ、下腹部に熱い衝撃を走らせる。

「あんっ・・・・・」
指の腹で、膣壁の上部をぐいぐいと刺激してやる。快感のスイッチに触れたかのように、志織は肢体が宙を漂い始めたのを感じる。

「ああっ・・・・・」
深い喘ぎ声を漏らしながらも、志織は携帯を見つめ続けた。無意識のうちに、彼女は次の指示を待っていた。そして、それは届いた。

「パンティーを膝まで下ろせ」

その凌辱的な指示は、人妻の体を更に熱くさせた。一瞬のためらいの後、志織は椅子の上で腰を浮かし、デニムを更に下方に脱ぎおろした。

ショーツの裾を掴み、それをゆっくりとずりおろしていく。無防備な下半身を感じながら、椅子に座りなおした志織は、たまらずに指先をあそこに差し入れた。

「はんっ・・・・・」
涼介の太い肉棒を想起し、志織は重ねた指先で激しく膣内をかき回す。くちゅくちゅという湿った音が、志織の右手の動きを更に激しくさせる。

「はうっ・・・・・、ううんっ・・・・・・」
静寂が支配する室内に、志織の妖しげなよがり声が響き始める。

白いカーテンの向こう側から、誰かに覗かれているような気がする。それは、涼介との行為を見つめていた赤木の視線を想起させるものだった。

駄目っ・・・・、見ちゃいやっ・・・・

心の中でそうささやきながらも、志織は濃厚に赤木の存在を思い浮かべた。自分がオナニーをしている姿をあの男に見られていると想うだけで、志織の興奮は坂を転げるように加速していく。

いやっ・・・・、こんなところ見ないで・・・・・・

いつしか志織は、騎乗位で涼介に貫かれている自分を想像していた。瞳を閉じ、ヒップを時折浮かせながら、志織は淫らに腰を振り、椅子の上を淫液で濡らした。

「あっ・・・・、あんっ・・・・・」
指を深々と差し込む度に、時間が止まり、全身に快感が走る。志織は短い声をあげずにはいられなかった。

ああんっ、涼介君・・・・、駄目っ、もう我慢できない・・・・

2週間の空白を埋めるように、一気に絶頂の気配を感じ始めた志織は、握り締めた携帯が震えるのを感じ、再び瞳を開いた。

「あの高校生としてるところを想像してるんだろう、奥さん?」

その瞬間、志織は確信した。メールの送信者がやはり赤木であることを・・・・。




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