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嘘のしずく(15)

2010 05 01
抵抗を放棄したなつみが、すがるような視線を送ってくる。人妻の瞳が少しずつ理性を失っていくのを感じながら、私は彼女の下着を愛撫し続けた。

「ううんっ・・・・、駄目っ、風間さん・・・・・」
「なつみちゃん・・・・、大場さんに抱かれたんだろう・・・・」

私はあの夜と同じように、人妻の名前を口にし始めた。西脇が熟睡していることはわかっていたが、その時の私は別に聞かれてもいいような気分でもあった。

彼のすぐそばでなつみをいじめることに、私は異様な興奮を覚えていた。夫では満足を得ない人妻の肉体を奪う行為は、私に強烈な優越感を与えてくれる。

「知らないっ、そんなこと・・・・・」
「だってあんなに声出してたじゃないか・・・・」

「・・・・・」
「リビングまで聞こえてきたよ、なつみちゃん・・・・」

中川と一緒に聞いた彼女の嬌声を思い出しながら、私は椅子を動かして体を寄せた。触れ合うほどの距離で、私たちは互いの乱れる息を感じあう。

「だって・・・・、どうしようもなかったから・・・・」
私の質問をついに認めたなつみが、許しを請うような口調で言葉を続ける。

「でも、私、風間さんのことを考えてたんです・・・・」
「・・・・・」
「あの人に抱かれながら、これが風間さんだったら、って、私ずっと思ってた・・・・」

なつみはそうささやくと、私を黙ったまま見つめた。私は、西脇のだらしない姿をちらりと確認してから、なつみの肩を強く抱き寄せた。

そっと唇を重ねあう。最初に舌を絡めてきたのは、なつみのほうだった。次第にキスを激しくさせながら、私は人妻のショーツの下に指先を入れた。

「駄目っ、主人がすぐそこに・・・・・」
ずっと前から興奮していたことを示すかのように、彼女の美肉はたっぷりと濡れていた。中指で湿ったひだを撫でながら、私はなつみの舌を強く吸った。

「はうっ・・・・・」
力が抜けてしまうように、なつみがこちらにもたれかかってくる。人妻の首筋に漂うかすかな香水の匂いが、妻とは違う女を抱いていることを私に思い出させる。

西脇に再度視線を投げ、そして寝室に繋がるドアを見つめる。晃子がその向こうに姿を消してもう十分な時間が過ぎている。私は熟睡する妻を確信した。

なつみの右手が再び私の股間へと伸びてくる。あの布団の中と同じように、彼女は素早くベルトを外し、私の地肌に冷たい手を接してくる。

「なつみちゃん・・・・」
一気に形勢が逆転したことを感じた私だが、どうすることもできなかった。既に、私のペニスはトランクスを突き破るほどに勃起している。

人妻にそれを握られ、私は彼女の秘所への責めを緩めてしまう。私の胸に頬を密着させながら、なつみがゆっくりと肉棒をしごき始める。

「風間さん、もうこんなになってる・・・・」
彼女が、それを欲しがっていることは明らかだった。私自身も、それ以上踏みとどまることは不可能だった。

「なつみちゃん、我慢できなくなっちゃうよ・・・・」
私の胸に顔を埋めたなつみは、なおも手の動きを止めようとしない。顔を下に向けたまま、くぐもった声でささやいてくる。

「風間さん、してください・・・・」
「ここでしちゃおっか、なつみちゃん・・・・」

私の言葉を聞いたなつみが思わずふきだした。張り詰めた空気が一瞬緩んだことで、私は頂点に近づいていた興奮を先延ばしにすることができた。

「駄目ですってば、こんなところじゃ・・・・、主人がいます・・・・」
「いいじゃない、そのほうが興奮しない?」

体を重ねるという意志を確認しあったせいか、私たちは、はしゃぐように会話を交わした。クスクスと笑いながら、なつみが私の提案から何とか逃げようとする。

「風間さんだって困るでしょう、奥様が突然部屋から出てきたら・・・・」
「そりゃそうだけど・・・・」

その恐れはまずないと言ってもよかったが、さすがに私もこのリビングでなつみを抱こうと本気で考えているわけではなかった。言葉に詰まる私に、なつみがふざけたトーンから一転した静かな口調でぽつりと漏らす。

「奥様、お綺麗な方ですね・・・・」
「・・・・・」

「嫉妬しちゃいます、風間さんに毎晩抱かれるなんて・・・・」
「なつみちゃん・・・・、俺たちは最近そんな関係じゃないんだ・・・・」

私は妻との関係が少しおかしくなっていることを、なつみに思わず告げた。そしてその人妻の手を握り、椅子から立ち上がる。

「ねえ、なつみちゃんの家でしようよ」
「えっ・・・・、でも、主人がまだ・・・・・」
「このまましばらくここで寝かせてあげればいいさ」

私と同じことを、なつみは最初から考えていたのかもしれない。彼女の迷いは一瞬のものだった。すぐに椅子から立ち、乱れたワンピースを整える。

私たちは手を繋いだまま、玄関に向かってそっと歩いた。そこからでもリビングの様子はよく見える。西脇が完全に眠っていることを見届けながら、私はドアを閉めた。

「行こうか」
二人きりになった私たちはエレベーターホールへ向かう。別の棟にあるなつみの自宅に行くには、いったん1階に下りる必要がある。

腕時計を見れば、午前零時を回っていた。ナイター設備のあるテニスコートは既に閉鎖されている時間だが、土曜の夜ということで、どこからか歓声が聞こえてくる。

静かに開いたエレベーターのドアの中に、私たちは滑り込んだ。完全な個室に閉じ込められたことに刺激されるかのように、私たちは立ったまま激しいキスを始めた。

「ああんっ・・・・・」
悩ましげな声を漏らしながら、なつみが片脚をあげて私の腰に絡めてくる。エレベーター内の鏡に、人妻の太股が露になって映し出される。

彼女の肢体をエレベーターの壁に押し付ける。レイプするかのような態度で、私はなつみの乳房を荒々しく揉みしだき、ワンピースの裾をまくりあげた。

「いやんっ・・・・」
そう言いながらも、なつみは私の下腹部に手を伸ばし、再び頭をもたげ始めたペニスをズボンの上から撫で上げてくる。

「なつみちゃん・・・・」
「欲しい・・・・、風間さんのが早く欲しいの・・・・」

乱れたワンピースの下に、ブラの肩紐が確認できる。金色のネックレスが光る首筋は驚くほどに白く、官能的に男を誘っている。

人妻の内腿を何度も撫で上げ、指先で濡れたショーツを刺激する。あんっ、と声を漏らしながら、なつみが急速に呼吸を乱していく。

「駄目っ、風間さん・・・・、こんなところじゃ・・・・」
なつみの言葉を聞きながら、私はしかし、彼女の自宅に行くことさえ我慢できそうもない自分を感じていた。

1階に到着したエレベーターから、私は降りようとはしなかった。戸惑う人妻の肢体を拘束したまま、更に下降するボタンを押す。

私は、地下駐車場に向かおうとしていた。



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