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続・波涛の彼方(11)

2010 09 06
その海の家は簡素な造りだった。柱が何本かあるだけで、外の空間を遮断するような壁は存在せず、深夜の冷えた空気を存分に室内にも漂わせている。

しかし、今、そこには密室のような濃密さが存在していた。息を乱し、欲情を満たそうとするかのように激しく抱き合う男女の姿が、そうさせているのだ。

千佳子の口から強気な言葉が発せられることはもうなかった。妹のその変化が、何を理由としているのか、見つめ続ける朋子に確信はなかった。

仰向けに寝かされた若者は、上から責めてくる官能的な女の姿を見つめながら、時折苦しげに顔を歪めている。彼の手は彼女の乳房を執拗に愛撫し続けている。

それでも千佳子が言葉を口にすることはなかった。胸を揉んでくる男の腕を掴みつつ、彼女は一定のペースで腰を滑らせていく。

男の腹を太腿で挟みつけるようにしながら、ペニスとの結合を一層密接なものにする。腰を突き出し、下腹部に力を込め、肉棒を膣壁で締め付けてやる。

「ああっ、おばさん・・・・・・・・・」
苦しそうに何度も声を漏らす男の顔を、千佳子は見つめ続けている。しかし、妹の瞳に挑発するような色が漂っていないことに、朋子は気づく。

男と視線を絡ませあいながら、千佳子が更に情熱的に腰をくねらせていく。そこにあるのは、その若者を追い込もうという意志だけではないようだった。

ハアハアという汗ばんだ吐息が、小さく開いた千佳子の口からいつしか漏れ始めている。男の腕を抱きしめ、千佳子の腰を揺するペースが加速していく。

拘束された腕の指先を、男は千佳子の口に押し込もうとする。何本かの指が、彼女の舌を犯すように口内でうごめく。されるがまま、千佳子は男の指先を口に含む。

「ううんっ・・・・・・・・・」
男にペースを握られようとしていることに、千佳子は気づいたようだった。彼の手を払いのけると、千佳子は若者の胸の辺りに両手を突いた。

裸体を前傾させ、互いの顔が接近する。若者の顔をうっとりとした表情で見つめながらも、千佳子は失いかけていた憎悪を何とか取り戻そうとする。

「早く・・・・・・、早く出しなさいよ・・・・・・・・・」
先の二人とは違い、なかなか射精にまで導かれないこの男に、千佳子は明らかに苛立ち、同時に戸惑ってもいるようだった。

若者の両肩を押さえつけるように手を突きながら、千佳子は腰を淫らに揺する。美尻を後ろに突き出すような仕草で、男のペニスを何度も刺激する。

「おばさん、ああっ、気持ちいいよ・・・・・・」
それは、確かに男の本音だった。しかし、屈するかのようなそんな言葉とは裏腹に、男の腕がすぐそこにある千佳子の後頭部に力強く巻かれる。

「ねえ、待って・・・・・・・」
抵抗も無視され、千佳子の唇が若者のそれに素早く奪われる。唇を吸われる刺激に酔うかのように、千佳子の腰のくねりが止まるほどに緩慢なものになる。

「おばさん、今度は俺が動くよ・・・・・・」
そのままの格好で、男は千佳子のヒップを両手で掴む。爪を立てるほどにその柔らかな膨らみを強く揉みながら、男は下方から激しく腰を動かし始める。

「はんっ・・・・・・・・・」
若者の意外な反撃に、千佳子は冷静さを失ったかのような声を漏らす。上半身をべったりと倒し、男と抱き合うような格好で、千佳子は花芯を更に責められる。

「ああっ・・・・・・・・・」
完全に自分が主導権を握り、若者を頂点に導くまであと一歩のはずだった。男の思いがけない攻撃は、千佳子のそんなシナリオをあっけなく打ち砕くかのようだった。

「どうだ、おばさん・・・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・・」

「いいんだろう・・・・・・・・、ねえ、素直になってよ・・・・・・・」
「自惚れないで・・・・・・・・、いいわけないでしょう・・・・・・・」

耳元でささやきながら、千佳子は彼の乳首を舐めるような仕草を見せる。しかし、あまりに激しい腰の突き上げに、すぐにそれを止め、男の胸に顔を埋めてしまう。

「おばさん、ずぶずぶ入ってるよ・・・・・・・」
「ああんっ・・・・・・・・」

それ以上の声が漏れるのを防ぐかのように、千佳子は自分から若者とのキスを求めた。舌を吸いあいながら、千佳子の両手が畳の上に下りていく。

男の顔の横辺りの畳をかきむしるかのように、千佳子の爪が動き回る。千佳子の口から首筋を吸い、若者の舌先が更に移動していく。

それを受け入れるかのように、千佳子は上半身を動かす。男の口の辺りに、千佳子の乳房が接近する。勃起した千佳子の胸の頂きを、下にいる男が口に含む。

「あんっ・・・・・・・・・」
声を漏らす千佳子の瞳は、既に閉じられている。快感に耐えるように、千佳子は自らの唇をかすかに舐める。

男に乳房を吸われている千佳子のヴァギナから、いつしかペニスが引き抜かれている。しばらく乳首をしゃぶり続けた後、若者が無言のまま立ち上がる。

千佳子もまた、声を発しようとしない。幼いはずのその男がいったいどんな責めを見せてくれるのか、千佳子の表情に戸惑いと待望の色が浮かんでいる。

広間の中央に、太い一本の柱がある。背中から若者に押されながら、千佳子はそこに誘導される。男に指示されるまま、その柱を両手で掴む。

下半身をいやらしく突き出すよう、若者が千佳子に強要する。男の足が、千佳子の両脚の間に入る。その間隔を広げるよう、男は足で千佳子の美脚を蹴る。

千佳子、言いなりになっちゃ駄目・・・・・・・・

抵抗の態度を見せようとしない妹に、朋子は体奥でそう叫んだ。妹は、故意に男の好きなようにさせているだけなのだろうか。その姉に、妹の本心は掴めなかった。

依然として虚空を向いてそそり立つ若者のペニスが見える。腰を落とし、男がそれを千佳子のあそこにバックから近づけていく。

男の指先が、千佳子自身の湿り具合を確かめるように泉の中をかき回す。びくっと背を反らした千佳子の裸体を、若者は己のもので一気に貫いてやる。

「ああんっ!・・・・・・・・・・」
かかとを浮かせながら、千佳子は男のものを迎え入れた。ゆっくりと腰を振り始める若者に対し、千佳子は言葉を発することなく、柱にただ強くしがみつくだけだ。



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Comment
結局、欲望に負けるみたいな設定になるなら、ホンマないわ~


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