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続・波涛の彼方(16)

2010 09 13
「いけません、三原さん・・・・・・・」
背後に積まれた布団にもたれかかるように肢体が倒れていく。上から体重をかけ、濃厚なキスをせがんでくる老人に、朋子は戸惑ったようにささやいた。

「奥さん、やっぱりご迷惑かな・・・・・・」
申し訳なさそうなその口調に、女を力ずくで犯そうという男の意志はない。叱られるような行為をしたことを悔いるように、三原は朋子から手を引いた。

「いえ・・・・、ただ、ちょっと・・・・・・・」
再びその老人への憐憫の情が朋子の心に湧いてくる。村岡のような悪人ではないだけに、強く突き放すことが朋子にはできなかった。

「もう、三原さん・・・・・、最初から私とこんなことしたかったんでしょう?・・・・・」
妙な雰囲気を消し去ろうと、朋子は意図的にからかうような口調で言った。

「いや、奥さんにそう言われてしまうと、わしの立場もないですなあ」
「亡くなった奥さんに叱られますよ、三原さん」
「いや、いいんじゃよ。女房はわしの女癖の悪さはいつも笑って許してくれたもんじゃ」

いたずらっ子のような老人の態度に、朋子も少し笑ってみせる。僅かに乱れたシャツを直し、朋子は再び座布団の上で姿勢を正す。

妻を亡くし、子供達にも去られた1人暮らしの老人の気持ちを、朋子は推し量ってみる。些細ないたずらだけが、老いた男に残された唯一の楽しみなのだろうか。

「じゃあ三原さん、もう少しだけですからね」
「ええのかい、奥さん?」
「ええ。でもおさわりだけです。約束ですよ」

舌を絡めあうようなキスまでも許すわけではない。朋子は言外にそんな意志を伝えながら、老人のあと少しのわがままを許してやることにした。

ためらいがちな様子で、三原の手の運動が再び始まった。言葉を発することなく、朋子の太腿を揉み、丸みを確かめるようにヒップを撫で回してくる。

じっとしたまま、朋子は動こうとはしない。スカート越しに、内腿の隙間を老人の指先が突いてくる。きつく美脚を閉じつつ、朋子はその手を退けようとはしない。

三原の体が再びぴたりと密着してくる。約束どおり、彼はおさわりの一線を越えようとはしない。朋子の下半身を中心に、彼はゆっくりと撫で続けてくる。

老人の鼻先が、朋子の首筋に接近する。その息遣いが、微妙に荒いものになっていることに朋子は気づく。彼の手が、再び朋子の乳房の膨らみを覆う。

「三原さんってば・・・・・・」
「奥さん、おさわりだけじゃよ」

いつの間にか、三原の両手が背後から朋子の両脇の下に入り込んでいる。白いシャツの下で見事に膨らんだものを、老人は後方から双の手で揉み始める。

積まれた布団ではなく、今度は三原自身にもたれかかるような姿勢になっていく。老人の手が動くたびに、妖しい音色が朋子の体奥で響いていく。

老人の手は、豊富な経験を示すように、巧みなものだった。人差し指の腹で朋子の乳房を撫でながら、シャツ越しにその先端の突起を確実に捉えてくる。

「うっ・・・・・・・・」
まるで直に触れられているかのような感覚が朋子を襲う。くすぐったさだけのはずが、そこに背徳の匂いを伴った快感の気配が漂い始める。

「三原さん、もう、おさわりじゃないです、こんなの・・・・・・」
背後にいる老人に、朋子はふざけた風を装って訴える。その声が予想した以上になまめかしいことに、朋子は少し戸惑ってしまう。

「何を言っとるんじゃ、奥さん。わしはおさわりしかしとらんぞ」
三原の言葉もまた、笑いが含まれた緊張感のないものだった。二人のそんな態度が、室内の妙な空気をかえって濃密なものに変えていく。

老人の両手が乳房から下腹部への往復を繰り返す。細身ながら意外に肉感的な朋子のラインを堪能するように、三原の熱い手がシャツの上を這い回る。

服を脱がそうとはしない。ただ、体を触りまくってくるだけだ。確かにそれは、約束に反したものではない。だが、朋子は自らの迂闊さに気づき始める。

三原の与えてくる責めは、想像していた以上に性的な意味合いが込められたものだった。朋子は、今更ながら、三原の手を掴み、それを止めようとする。

「三原さん、もうご満足されたんじゃないですか?」
「奥さん、もう少しじゃよ・・・・・・」

背後から伸びてくる三原の手が、今度は朋子の膝の隙間に入り込む。微妙な空間が生じていた朋子の隙を突き、それはタイトスカートの中に大胆に侵入する。

「柔らかいのお、奥さんの生脚は・・・・・」
パンストにも包まれず、朋子の両脚は剥き出しのものだった。黒いスカートの裾を少し捲り上げ、三原の手が朋子の内腿を直に愛撫する。

「三原さん、ねえ、やっぱりやめましょう・・・・・」
自らの提案を反故にしようと、朋子が少し焦った調子で言った。

「奥さん、今更止めるわけにはいかん。おさわりならいいと言ったのは奥さんじゃぞ」
三原の手が更に奥に伸びていく。朋子の姿勢が完全に崩され、老人の懐にもたれかかる。スカートを大きくめくられ、朋子の眩しい両脚が剥き出しになる。

最奥部に隠された朋子の白いショーツは、まだ三原の目には捉えられていない。しかし、彼の指先は、もうすぐそこに到達しようとしている。

撫でながらも、細やかな愛撫を与えてくる。次第に両脚に込められた緊張が弱まっていく。老人の手を迎え入れるように、朋子の脚が開く頻度が増えていく。

「ねえ、三原さん、駄目っ、もうよしましょう、こんなお遊び・・・・・・」
「奥さん、もう少しの辛抱じゃ・・・・・・・」

大きな声をあげて抵抗をするわけにはいかなかった。隣室には千佳子がいる。朋子は、三原を悪人に仕立て上げたくはなかった。

彼は我々の味方であり、ただの孤独な老人なのだ。朋子は、三原がこの部屋で今繰り広げているような一面を持つという事実を、千佳子に気づかれたくはなかった。

三原の指先がじわじわとあそこに近づいてくるのがわかる。黙ったまま、朋子はそれを待つしかなかった。やがて、それが花芯に触れた。

「あっ・・・・・・・・」
三原の両手の中で、朋子は思わず小さな声を漏らした。それに構うことなく、老人の指先は小刻みに動き、ショーツの中央を責め始めた。

「駄目っ、そこはいけませんっ・・・・・・」
「奥さん、これもおさわりじゃよ・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・・・、駄目ですっ、三原さん・・・・・・・・」

片手でスカートの奥を、もう片手でシャツの下の乳房を同時にいじめられる。恥ずかしさで、朋子はやがて瞳を閉じる。老人は、それを合意のサインだと受け止める。



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