FC2ブログ

誘われた妻~香奈の秘め事(7)

2010 11 02
それは妖しい気配を伴った静けさでした。衝立のこちら側にしゃがみこんだまま、私は息を潜めつつ、二人の姿を想像せずにはいられませんでした。

水口は「昨日の夜の続き」と言いました。昨夜、ここでいったい何があったのでしょう。こんな風に彼は、妻に接近を図ったのでしょうか。

恐らくそうに違いありません。娘の検診に訪れただけでなく、彼は同僚にも内緒で再びこの部屋にやってきたのです。こんな深夜の時間帯に。

妻と並んでソファに座り、たっぷりと会話を交わしたのでしょう。巧みに話題を誘導し、例えば恋愛に関しての話で盛り上がったのかもしれません。

そんな流れを利用して彼は妻の脚を褒め、手を伸ばしたのでしょうか。娘が世話になっている医師のそんな要求に、妻は少しは応えてあげたのかもしれません。

ふざけた調子で若い男のいたずらを受け止めながら、しかし、恐らくはすぐにそれを制止したのでしょう。そして、彼もまた、とりあえずは手を撤退させた。

ただ、その代わり、彼は妻に翌日はタイトスカートを履くようにさりげなく要求したのです。僕は奥さんの脚が見たいんです、と。

そして、妻はそれを素直に受け入れた・・・・・。

そんな二人が、今、2日目の夜を迎えているのです。昨夜の行為が更にエスカレートすることを、二人は暗黙のうちに合意しているのかもしれません。

香奈がどういうつもりで水口の戯れに付き合っているのか、私には理解できませんでした。娘を助けてもらっていることに恩義を感じているのか、或いは、この年下の男に密かな好意を抱いてしまったのか。

結婚して6年間、妻はずっと家庭にいました。その間、妻の周辺に私以外の男性の気配を感じたことは一度もありませんでした。

元々、妻は軽いタイプではないのです。結婚前、その持ち前の明るいキャラで、男性社員達からよく声をかけられてはいましたが、それは恋愛の対象としてではなく、いじられている、という表現のほうが適切なものでした。

妻はそんな状況を楽しみながらも、私以外の男性社員と距離を縮めることはありませんでした。興味を示すことさえなかったのです。

そんな妻が、今沈黙をしたまま、すぐそこに座っています。医師の手がその美脚に触れているに違いありません。私は、ペニスが硬くなってくるのを感じました。

娘の寝息とは別の息遣いが、私の耳に届き始めます。それは妻のものです。乱れてはいませんが、平静を保とうと努めているような雰囲気が感じられます。

沈黙はなおも続きます。水口の手は妻の脚のどこに触れているのでしょうか。スカートから覗く膝を撫で、腿の上を往復しているのかもしれません。

隣に座る妻の肢体に、彼は少しずつ接近しているのでしょう。暗闇で目を閉じたまま、妻は細い体をソファに沈め、男のいたずらに身を任せているのでしょうか。

「そこから先は駄目ですからね・・・・」
沈黙を破る妻のささやき声が聞こえました。そこに戸惑いの色はありません。相変わらず、冗談めいた口調です。

「もう少し中までいいじゃないですか」
「だあめ」

「あと少しだけ、ね、奥さん」
「もう・・・・、痴漢みたいですね、先生・・・・・」

「じゃあ、痴漢されてると想像してください。興奮しますよ」
「ふふっ、いやです、そんなの」

他愛もない会話の一言一言が、私の中の何かを刺激します。再び二人の言葉が止み、静寂が戻ってきます。先刻よりも濃厚な官能の気配を含んだ静けさです。

水口は妻の両脚の隙間に指先をこじ入れ、スカートの中に潜り込ませている。私はそんな確信を抱きつつ、二人の姿を脳裏に想像しました。

妻の熟れた腿肉を優しげに愛撫しながら、医師の指先がゆっくりと奥に向かいます。脚を閉じつつも、誘惑するように妻は、その力を緩めているのかもしれません。

性的なそんな戯れは、私ともほとんどしたことがありません。結婚前も、そして子作りに励んだ結婚後も、夜の営みは常に私の一方的なものだったのです。

別の男を一切知らない妻は、私の未熟なテクニックにも不満を感じることはなかったはず。そう思い込んでいた私が、まさか間違っていたのでしょうか。

妻の表情の揺れを見つめながら、医師がゆっくりと指先をスカートの奥に進めていく様子が感じ取れます。男の言葉どおり、妻は痴漢にそうされている自分を想像しているのかもしれません。

勃起したペニスを、私はどうすることもできません。別の男にいたずらされている妻の様子を観察しながら、私は異様な興奮に襲われているのです。

妻が深く息を吸い込み、そして吐き出す気配が感じられました。革張りのソファの上で、二人の体が僅かに移動する音が聞こえてきます。

「先生、そろそろおしまいにしてください・・・・」
水口の耳元でささやくような妻の細い声が聞こえます。先程までのどこかふざけたトーンは退行し、妻の声はかすかに艶めいているようです。

「奥さん、私は痴漢です。ここでやめるわけにはいきませんよ」
医師の声にも、興奮の色が浮かんでいます。戸惑う妻の姿に、彼が更なる欲情を感じ取り、強引に指先を奥に進めるのがわかります。

「駄目っ、そんなところまで・・・・・・・・」
「やっと奥までたどり着きましたよ、奥さん・・・・・」
「もう、ほんとに痴漢みたい、先生ったら・・・・・」

再び余裕を取り戻したかのように、妻が笑いを堪えながら彼にささやきます。しかし、男の指先は、妻のタイトスカートの中の最奥部を責め始めたようです。

「あんっ・・・・・・・・」
その妻の短い声を、私が聞き逃すことはありませんでした。

「もっと痴漢に責められたいんじゃないですか、奥さん?」
「そこは駄目っ・・・・・、主人に叱られちゃう・・・・・・・」

「大丈夫ですよ、ご主人は今頃自宅でぐっすり眠ってます。奥さんがこんなことされてるとは夢にも知らずに・・・・」

勝ち誇ったようにつぶやきながら、水口は行為を更に大胆なものにしていくようです。ううんっ、という妻のどこか甘えたような声が聞こえてきます。

「奥さん、キスしてください・・・・・・」
水口の言葉に、妻が答えを返すことはありませんでした。それが何を意味するのか、私にわからないはずはありません。

ちゅっ、ちゅっ、という軽く触れ合うような何度かの短い音に続き、猥褻さを伴った湿った音色が聞こえてきます。妻は、水口に唇を吸われているのです。



(↑クリック、凄く嬉しいです)


エルシーコスメ&ラブグッズ体験談

Comment

管理者のみに表示