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近くに住む男(19)

2011 02 21
淫らな要求を何度も繰り返しながらも、これまで本城は依子の肉体に直接襲い掛かることはなかった。男はただ、その視覚だけで楽しんでいたのだ。

だからといって、それは、男がまとまな人間であることを示すものでもなかった。彼はただ待ち続けていただけだ。人妻の全てを自分のものにする機会を。

今夜、本城は遂にそれを決行するつもりのようだった。依子の吐き飛ばした唾が、男の口の辺りを汚す。それを嬉しそうに拭いながら、男は人妻の頬を掴む。

「奥さんには怒った顔がお似合いだよ」
再び本城は体を倒し、依子の顔に口を寄せる。激しく首を振ってそれを拒もうとする依子の顔を、本城がきつく固定する。

「もっと親密になろうじゃねえか、奥さん」
男の唇がねっとりと依子のそれに押し付けられる。唇をきつく閉じ、依子は本城のキスを徹底して拒む。ばたつく依子の両腕を、2人の中年男が押さえ続ける。

「しっかり抑えてろよ。この奥さんはなかなか手強い相手だぜ」
本城が男達に指示を下す。年齢は同じ程度でも、本城は明らかに彼らの上の立場にいるような口ぶりだった。

それは、榎本に対しても同じだった。金を借り、その返済が滞って公衆の面前で喧嘩までしたはずの榎本に対して、本城は一貫して見下した態度をとっていた。

全てこの男が仕切ってるんだわ。私の存在を交渉材料にして・・・・。嫌悪感を催すほどに唇を舐められながら、依子はその男への怒りを増幅させた。

「奥さん、観念して口を開けるんだよ」
人妻の色気漂う唇をこじあけようと、本城の舌先が激しく責めて来る。依子は苦しげな息を漏らしながら、懸命にそれに耐えた。

夫以外の男にキスを要求されることなど、初めての体験だった。それは依子の息を乱し、鼓動を高鳴らせるには十分な刺激だった。

だが、依子の平静さをかき乱すものは本城の責めだけではなかった。依子にとっての初体験は他にもあった。両腕をきつく拘束している2人の男達の存在である。

大型のダブルベッドの中央に依子は組み伏せられている。そのベッド上には3人の男がいた。ただ1人の人妻をいたぶるために。

複数の男達に押さえつけられ、身動きができない。こんなシチュエーションが現実のものとなって自分に降りかかるなんて、依子は考えたこともなかった。

2人の中年男は無言だった。しかし、興奮を隠せないのか、僅かに息を荒げているようにも思える。依子の腕を押さえる2人の手が、少しずつ動き始める。

本城のキスから逃れようと、依子は脚をばたつかせ、上半身を激しく動かし続けていた。その人妻の両肩を抑えながら、二人の男の手が胸元へと伸びていく。

明らかに彼らは、ポロシャツの膨らみを狙っていた。じわじわと近づいてくる二人の手が依子に震えるような刺激を与え、やがて乳房を覆いこむ。

「ううんっ・・・・・・・」
その瞬間、依子は思わずかすかな声を漏らした。嫌悪感と同時に、その人妻の声にはどこか戸惑ったような雰囲気が漂っていた。

言葉を発することを本城に禁じられているかのように、2人の男は無言を貫いている。だが、それに反し、手の動きは活発だった。

服の上から、依子の乳房をこねるように撫でまわしてくる。男達は、依子の腕を膝で踏むように抑えこみ、邪魔することを許さない。

完全に無防備のまま、依子は熟れた胸元の丘陵を男達の手の中に提供していた。くすぐったさとともに、言いようのない妙な感覚が一気に広がり始める。

「いやっ・・・・・」
弱みを見せたくはなかったが、依子はそんな言葉を漏らさずにはいられなかった。息の乱れ始めた人妻の唇の隙間を、本城が執拗に責め続ける。

男の舌先が、依子の舌先に一瞬触れる。焦りを感じながら、依子はきつく唇を閉ざそうとする。頬から耳元を撫でながら、本城は依子の唇を強く吸う。

「ずっと吸いたかったぜ、奥さんの唇を・・・・・」
「やめて、汚らわしい・・・・・」
「後で違うところもたっぷり吸ってやるからな・・・・・」

本城の意味深な言葉が、依子の理性を巧みに揺さぶっていく。中年男達の手つきは激しさを増してくる。ポロシャツが乱れるほどに、強く乳房が揉みしだかれる。

何度も首を振って、依子はその仕打ちに耐えようとする。だが、相手は3人の男だ。依子はここから逃げることなどできないことも感じていた。

「そろそろ服の上からじゃ物足りなくなっててきたんじゃねえのか?」
本城が、両脇にいる男達に声をかける。そして、彼らにそれとなく指示を下す。無言のまま、2人の男達の手が依子のポロシャツの裾を強く掴む。

「やめてっ、卑怯者!・・・・・・」
「へへっ、卑怯者ってのはいいねえ、奥さん。俺たちがそんなに卑怯かい?」

叫び声をあげる依子の上に跨ったまま、本城がおかしそうにつぶやく。ベッド上で両脚に力を込め、依子は上に乗る男を振り落とそうと試みる。

「こんな風に集団で襲うなんて卑怯者以外の何者でもないでしょう」
「奥さん、俺たちは別に襲ってるわけじゃねえぜ。勘違いしてもらっちゃ困るなあ」

「勘違いなんかしてないわ・・・・」
「榎本の回復のために、加害者である奥さんの協力を仰いでるだけだぜ」

「・・・・・・」
「協力しなきゃいけないことぐらい、奥さんが一番わかってるだろう?」

そういい終えた本城は、言葉に詰まった依子を満足そうに見下ろし、再び男達に目配せをする。2人の腕によって、依子のポロシャツが一気に脱がされる。

「いやっ!・・・・・」
「いい胸してるねえ、奥さん。38歳の肉体か、悪くねえな」

奥ゆかしさを表現するかのような白色のブラに包まれた依子の胸元を見つめ、本城がいやらしそうに感想を述べる。

熟れきった柔らかな膨らみは、下着に覆われていても隠しようがなかった。3人の男達の視線がそこに刺すように注がれるのを、依子は確かに感じた。

「奥さん、好きにさせてもらうぜ」
本城の言葉を合図に、2人の男達の手が再び依子の胸元に伸びる。ブラのレースの感触を楽しみ、薄い生地の下にある突起部を、男達の手のひらが探り始める。

「いやっ・・・・・、ねえ、ちょっと待って・・・・・・・」
既に、その声にはかすかに艶めいた香りが漂っていた。男達は依子の訴えを無視し、ただ己の欲望を追求するように、愛撫する手を止めようとはしない。

このままでは、本城が言うとおり、この男達の好きにされてしまう。依子はそれを感じながら、何とかこの場の流れを変えなければと考える。

そんな人妻の抵抗を遮るように、男達の責めが加速していく。ブラの肩紐の下に手を滑り込ませ、そのまま手のひらを人妻の肌の上に直に滑らせていく。

「あっ・・・・・・・・」
ブラの裏側で、男の指先が依子の乳首を直接つまむ。依子は噛み締めていた唇を僅かに開き、熱い湿り気を伴った息をかすかに吐いてしまう。



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