FC2ブログ

近くに住む男(25)

2011 03 02
依子は感じていた。本城の両手が膝に置かれ、羞恥な気分に浸らせるように、そこを強く押し広げてくることを。そして、男の肉塊が接近してくることも。

「いやっ・・・・・・、これ以上はしないでっ・・・・・・」
瞳を閉じたまま、依子は本城に懇願するようにささやいた。

この男と一線を越えてしまうような関係になどなりたくない。そう思うと同時に、それをされてしまった自分がどんな風になってしまうか、依子はそれが怖かった。

「奥さん、ほら、先っちょを入れるぜ・・・・」
「ああっ・・・・・、ああっ、よして・・・・・・・・」
「吸い付いてくるぜ、奥さんのあそこが・・・・・」

長い間夢想し続けてきた人妻を、遂にものにできる喜びに浸るように、男はゆっくりと、しかし確実に己の腰のものを進めていく。

圧倒的なサイズのものが、ヴァギナの壁を突き抜けるように侵入してくるのを感じる。言葉にできないほどの濃厚な刺激が、依子を襲う。

「はうっ・・・・・・・」
「奥まで入れてやろうか・・・・・、ほらっ・・・・・・・」
「ああんっ!・・・・・・・」

ヒップが浮くほどに、依子の肢体は折り曲げられた。本城は全体重をかけるように依子の肉体に乗り、両脚を強く抑え込んでいく。

「ううんっ・・・・・・・・・・」
激しく首を振りながら、依子はうっすらと瞳を開く。

上からのしかかってくる本城と視線を交錯させる。抵抗の言葉を吐く余裕はない。怒りをぶつけるような鋭い視線を送りながらも、依子は唇を開いてしまう。

「ああっ・・・・・・・」
人妻の表情が変化するのを楽しみように、本城が軽く腰を動かしてくるのだ。その度に、依子はたまらずに口を開き、色っぽい声を漏らしてしまう。

「きついねえ、奥さんのおま○こは・・・・。すげえ締め付けてくるぜ・・・・・」
男の言葉が事実なのかどうか、依子に確信はなかった。しかし、自らのあそこが、かつてないほどの敏感さを披露していることは、依子も自覚していた。

本城はまだ本格的な動きを見せていない。それなのに、下腹部から広がる熱さはどうしようもないほどで、依子の全身を汗と心地よさで包んでいく。

教えられたことのない刺激をもっと知りたい。肉体のどこかで、女としてのそんな本音がうごめいているような気がする。依子はそんな気分を懸命に押さえ込む。

自制心、そして理性を取り戻そうと、依子は夫のことを思い出そうとする。すぐそこにある自宅の寝室で、夫は何も知らずに眠っているのだ。

自分の妻が深夜、密かに家を脱け出し、近所の男の家の寝室で、複数の男達と淫らに戯れている。夫はそんなことを夢にも思っていないに違いない。

しかし、私は夫のことをいったいどれだけ知っているというのだろう。ここ何ヶ月の間、妻を抱こうともせず、毎晩酒の匂いと共に帰宅する夫。

見知らぬ女性の裸体を抱く夫の姿が、依子の脳裏を不意によぎる。それは妙になまめかしく、リアルなイメージとなって依子を戸惑わせた。

依子、俺に抱かれるよりいいんだろう? そんな夫のささやき声が聞こえてくるような気がする。その幻聴を振り払おうとしたとき、本城のピストンが開始される。

「奥さん、早く素直になったほうが楽だぜ・・・・・」
依子の肢体を上から組み伏せたまま、本城はペニスの出し入れを始めた。一瞬の安堵とそれを凌駕する衝撃が、波となって依子を襲う。

「あっ・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・」
「いいんだろう、奥さん・・・・・・」

「よくなんかないわ・・・・・・、あっ・・・・・・・・・」
「もう声が抑えられねえみたいだな・・・・・」

白色のブラだけが、人妻の裸体に依然として絡み付いていた。その下着を身につけていることで、依子は日常の中で男に犯されているような気分にされた。

細い腕を何度もベッド上で動かし、苦しげに指先を噛む。男を拒絶するように首を振りながらも、顎をあげ、悦楽の吐息を喉奥から漏らす。

「あっ・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・・・」
「大量だぜ、奥さんのやらしい蜜は・・・・・」
「駄目っ・・・・・・、ねえ、動かさないでってば・・・・・・・」

ささやくようなかすかな声を、依子は男に投げる。男のものが膣奥にまで届く度に、声が漏れ出てしまう。それが快感の声だと、依子は認めたくはなかった。

激しい衝撃が肉体を覆い尽くしているのは事実だった。動物の姿に回帰するように、息を淫らに乱し、素肌に汗を浮かべている。

気持ちよくなんかない・・・・、この男を欲しがってなんかいないわ・・・・

依子は、そんな叫びを心の中で繰り返した。快感を認めてしまうような科白を漏らしてはいけない。依子は、この男には決して屈したくはなかった。

「奥さん、そろそろ白状しろよ・・・・、どんな気分なんだ?・・・・・」
「知らないわっ・・・・・・・・」

「気持ちいいんだろう?・・・・、ここで止めてもいいのかい?・・・・・」
「別に・・・・・・・・、好きにすればいいわ・・・・・・・・」

誘導するような男の言葉に、依子は何とか強い態度を見せた。本城が腰の動きを止め、いったんペニスを引き抜く。そして依子の肢体を引き起こす。

「止めないでください、もっとしてくださいって言ってみろよ、奥さん・・・・」
依子をベッド上から強引に下ろし、窓際へと誘導していく。椅子に座ったままの榎本の姿が、ちらりと依子の目に捉えられる。

「奥さん、ほら、ここで立てよ・・・・・」
本城は掴んだ依子の手を、窓にべったりとつかせる。そして、人妻の腰のくびれを掴み、見事な曲線を描くヒップを平手で叩く。

「あんっ!・・・・・・・」
「脚を広げろ・・・・、旦那に見せてやるんだよ、奥さんの犯される姿を・・・・」

本城の言葉に、依子は瞳を再び開く。窓の外に、自宅の寝室がはっきりと見える。闇に包まれたその部屋に、夫が眠っているのだ。

「立ったままやられるのも感じるぜ、奥さん・・・・」
ブラの上から依子の乳房を愛撫しながら、本城が勃起したペニスを後方から力強く突き出す。一気に美肉にそれを迎え入れ、依子の肢体が弓形に反り返る。

「ああんっ!・・・・・・・」
「お望みどおり、今度は激しく腰を振ってやるぜ、奥さん・・・・・・・」

「あっ・・・・、あっ・・・・・、あんっ!・・・・・・」
「自分の家を見つめながら犯されるのはどんな気分だい、奥さん・・・・・」

瞳を閉じることができない。依子は、自らの背徳心を償うように、自宅を見つめ続けた。そして、ベッド上とは比較にならないほどに、激しく乱れ始めた。



(↑クリック、凄く嬉しいです)
Comment

管理者のみに表示