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近くに住む男(28)

2011 03 09
再び意識が覚醒するまでに、いったいどれほどの時間が経過したのか、依子には想像できなかった。数分かもしれないし、長い時が過ぎ去ったような気もする。

気がついたとき、依子はベッド脇のフローリングの上にいた。うつ伏せの格好で、小さなクッションを両腕で抱えこんでいる。

長い脚を折り曲げ、ヒップを斜め後方に突き出すような卑猥なポーズだ。だが、羞恥心はそこにはない。押し寄せる快楽の波だけが依子を包んでいた。

「あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・」
クッションに顔を埋めながらも、体奥からの素直な声をあげている自分に依子は気づく。本城がバックから激しくペニスを往復させているのだ。

「たまらねえ体だな、奥さん・・・・・・」
男の息遣いは先刻よりも乱れていた。どうやら彼もまた、フィニッシュを望んでいるらしい。それを知ることで依子は再び興奮を思い出してしまう。

私はこの男に抱かれ、絶頂にまで導かれたのだ。夫にさえ教えられなかった未知の世界に、まさかこの憎悪すべき男にいざなわれるなんて・・・・。

いくら理性がそう糾弾しても、38歳の人妻の肉体は今、深く満たされていた。遂に知ってしまった女の悦びを、牝の本能が更に欲しがっている。

絶頂に達した衝撃で意識を失っている間、いったい自分がどんな風な反応を示し、言葉を口にしてしまったのだろうか。依子はそれを想像するのが怖かった。

湿った音を伴いながら、男のペニスが何度も膣奥にまで貫いてくるのを感じる。もう抵抗などできない。依子はただ声をあげ、裸体を震わせることしかできなかった。

「はうっ・・・・・・・・、ああんっ・・・・・・・・・」
「意識が戻ったようだな、奥さん・・・・、ほらっ、こんな風に激しくしてやろうか・・・・」

「あっ・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・」
「もっと欲しいんだろう・・・・、素直に言ってみろよ・・・・・・・・」

「ああっ、駄目っ・・・・・、いやっ・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・」
汗で濡れた人妻の背中を撫でながら、男は深々としたピストンを繰り返した。椅子の上と同じように、再び依子の両腕を掴み、後ろに強く引っ張る。

クッションに埋まっていた依子の顔が上がる。隠れていた乳房がはっきりと見えてくる。荒々しい男の腰の突きで、その胸の丘陵が官能的に揺れる。

「あああっ・・・・・・・・、ううんっ、駄目っ・・・・・・・・・・」
依子の紅く火照った表情は、完全に男に屈した色を浮かべていた。首を左右に振り、唇を噛み締めながらも、人妻は明らかに快感に浸っていた。

ああっ、駄目っ・・・・・・・・、早く終わって・・・・・・・・

依子は、再び遠のいていく意識を感じながら、懇願するように心の中で叫んだ。何度かの深い挿入を与えられ、依子の裸体が震えと静止を繰り返す。

「あの旦那にはもったいねえな、奥さんのおま○こは・・・・・・」
卑猥な収縮を繰り返し、ペニスに特別な刺激を与え続けてくる依子の秘所を、本城はそんな言葉で賞賛する。そして、ゆっくりと肉棒を引き抜く。

「最後は奥さんの顔を眺めていかせてもらうぜ・・・・・」
床の上で、依子の肢体を反転させる。仰向けにした人妻の両脚を押し開き、太腿を強く抑えこむ。ぎらぎらと濡れ光るペニスが、依子の視線に捉えられる。

「旦那以外の男にされるところをちゃんと見るんだぜ、奥さん・・・・」
男の言葉に支配されるように、依子は視線を逃がすことができない。本城の勃起した性器が、自分の大切な部分を犯してくる様を、依子直接見てしまう。

「もう、入れないでっ・・・・・・・、ああんっ!・・・・・・・・・」
声をあげた依子は、男に降伏するように再び天井を向く。瞳を閉じ、ただそれを待つ人妻に対し、男は激しすぎるほどの腰の振りを与えていく。

「あっ・・・・・・、あっ・・・・・・、あっ・・・・・・・」
床の上で何かを探すように両手を動かしながら、依子が短い声を繰り返す。狂ったように腰を振る男の手が、人妻の乳房を強く揉みしだく。

「はんっ・・・・・・・」
一度達してしまったはずなのに、依子の乳房は敏感に反応してしまう。男の圧倒的なピストンに対し、依子は無意識のうちに両腕を彼の背中に回す。

男のたくましさに溺れるように、依子の手が本城の背中を掴み、爪を立てる。唸り声を上げながら、本城が最後のスパートをかけていく。

「ほらっ、奥さん・・・・・・、どうだっ・・・・・・・・・」
「あああっ・・・・・・・・・・、ううんっ、いやっ・・・・・・・・・・」

「いいだろう・・・・・・・・、いいんだろう、奥さん・・・・・・・・」
「ううんっ、早く・・・・・・・・、ああっ、早くしてっ・・・・・・・・・・・」

「いくぞっ、奥さん・・・・・・、一緒にイきたいんだろう・・・・・・・・」
苦しそうな男の科白に、依子はもう言葉を口にする余裕もない。

うっすらと瞳を開き、上にいる男を見つめる。本城が同じ質問を繰り返す。絶頂を再び望むように、依子は小さく、しかし何度もうなずいてみせる。

あれほどに強気な態度を貫いてきた人妻が、遂に見せた崩壊の仕草に、本城の興奮は一気に昇り詰めた。全ての糸を断ち切り、男は放出を己に許した。

「出すぞ・・・・・・、奥さん、中で出すぜ・・・・・・・」
先刻の仕草とは裏腹に、依子が激しく首を左右に振る。しかし、男が許すはずはなかった。これほどに想い続けた相手には、そうしないわけにはいかなかった。

「いくぜ・・・・・・、奥さん、中で出してやるっ・・・・・・・」
「ううんっ、駄目っ・・・・・・・・・・、駄目っ!・・・・・・・・・・」

「ああっ、出るっ・・・・・・、いくぞっ!・・・・・・・」
「駄目っ・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・、ああっ、無理っ・・・・・・・・」

「奥さんっ・・・・・・・・、ああっ、奥さんっ!・・・・・・・」
「ああっ、いやっ・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・、ああんっ!・・・・・・・・」

全身に痺れるような衝撃が走った。痙攣するような感覚と一緒に、依子は再び頂点に達した。だが、今回はぼんやりとした意識を持ち続けていた。

本城のものが根元まで密着したまま、ヴァギナの中で脈打っているのを感じる。彼の液体が膣奥に向かって、信じられないほどの勢いで放出されていることも・・・・。

依子はきつく本城の背中を抱きしめていた。2人の全身の汗が混じりあい、猥褻な熱気が漂っている。ハアハアという動物のような息遣いだけがそこにある。

「よかったぜ、奥さん・・・・・・、あんたも最高だっただろう・・・・・・」
男の言葉に対し、依子はただ息を乱し続けている。本城は挿入をしたままの格好で、かなりの時間動こうとはしなかった。

「ねえ・・・・・、もういいでしょう・・・・・、早く離れて・・・・・・・」
少しずつ理性を取り戻した依子は、何とかそんな言葉を男に吐いた。

「奥さん、俺は満足したが、今夜のテーマを忘れたわけじゃねえだろうな」
依子は思い出す。自分が2度も昇り詰めた姿を、榎本が鑑賞していたことを。

椅子に座っているはずの榎本がいない。本城から解放された依子は、榎本がいつしかベッドに仰向けで寝ていることに気づく。

スーツの上着を脱いだだけの格好でベッドに横になる彼のものが、いったいどんな状態なのか、それは依子に想像もできなかった。

「ここまで見せてやったのに、榎本のあれはまだ勃起してねえみたいだな」
本城がほくそ笑みながら、そうつぶやく。そして依子の裸体を再び拘束する。

「奥さん、望みを叶えてやるよ。自分でやりますって言ってたよな、さっき」
伸びてくる手は本城のものだけではなかった。二人の中年男の手が、依子に逃げる隙を与えない。

嫌がる人妻の裸体が軽々と抱えあげられ、ベッド上に運ばれる。そして依子は、想像もしなかった箇所に座ることを強要される。



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