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近くに住む男(29)

2011 03 10
2度も絶頂へと導かれ、膣内での射精まで与えられた人妻を、3人の男が再び拘束する。その様子を見つめながら、ベッド上の男は服を脱ぎ始めた。

この場所にいるのが不似合いなほどに、その男だけはまっとうな雰囲気を漂わせている。紳士然とした穏やかな表情は、別の3人とは明らかに異質なものだった。

少し戸惑ったような様子を見せながらも、榎本がゆっくりと服を脱いでいく。シャツやスーツを丁寧にたたみ、床に置く。瞬く間に彼は、全裸となる。

3人の男に抱えられた依子に彼を見る余裕はない。しかし、榎本が全てを脱ぎ捨てた気配は確かに感じた。依子は少し、裏切られたような気がした。

この男だけは私の味方かもしれない。依子はどこかで、そう信じてきた。そんな彼が今、ベッド上で服を脱ぎ去り、私のことを待っているのだ。

「奥さん、榎本を興奮させなきゃ、旦那が待つお家にいつまでも帰れないぜ」
本城が耳元でそうささやきながら、ゆっくりと依子の裸体を運んでいく。中年男たちは人妻の両脚を開くように抱え上げている。

これ以上ない、恥辱的なポーズだった。ベッドで仰向けに寝る榎本に、秘所をさらけ出すような格好である。下からの視線を、依子ははっきり感じてしまう。

いやっ・・・・・・、いやっ、こんな格好は・・・・・・・・・・

「そろそろ座ってもらおうかな、奥さん」
本城の言葉にあわせるように、ゆっくりと依子の肉体が下ろされていく。その下に何があるのか、依子は自分の目で確かめ、そして激しく抵抗する。

「いやっ!・・・・・・・、やめてっ!・・・・・・・」
「俺にされたより気持ちよくなるかもしれないぜ、奥さん」

依子の叫びをあざ笑うかのように、本城がつぶやく。更に下降した依子の裏腿に別の男の手が触れる。榎本の手が真下から伸びてきているのだ。

アパートの部屋での衝動的な行動とは裏腹に、彼の手つきはどこか遠慮がちで、上品なものだった。それが逆に、依子に妙な感覚を与えた。

「奥さん、あそこがよく見えますよ・・・・・」
榎本の声が、依子の耳にはっきりと届く。彼の指先が、腿からヒップの辺りをなぞるように動くのを感じる。蕩けるような羞恥心に依子は包まれる。

「いやですっ・・・・・・・、見ないでくださいっ・・・・・・・・」
肢体をくねらせ、依子は激しく抵抗する。屈強な3人組は人妻のそんな態度に、何の譲歩も見せない。下にいる榎本の息遣いが、あそこに届き始める。

「いやっ・・・・・・、いやっ、こんなの・・・・・・・」
本城のペニスにたっぷりと犯されたヴァギナのすぐ下に何があるのか、依子には容易に想像できた。強く脚を開かれたまま、もう逃げることができない。

蜜園の周辺を、榎本の指先が繊細なタッチで這い回る。それが、ぐいと壷の中に挿入される瞬間を依子は想像する。だが、彼の責めはそうではなかった。

突然、依子はそれを感じた。指先ではない。榎本の濡れた舌が、陰唇の割れ目に入り込むように伸びてきた。くすぐるように、男の舌先が動き始める。

「ああんっ・・・・・・」
全身から緊張の力を緩めるほどに、依子は官能的な声を漏らしてしまう。3人の男たちは、人妻の肉体を完全にそこに座らせる。

「ううんっ・・・・・・・、やだっ・・・・・・・・・」
本城の責めに対しても披露しなかったような甘えた声が、依子の喉奥から漏れる。下からの榎本の手が人妻の太腿をしっかりと拘束する。

榎本の息苦しいような声が漏れると同時に、それが依子の秘所への刺激となって伝わる。男の呼吸を助けるかのように、依子は自分から少し腰を浮かす。

「奥さん、いいんですよ、ぺたんと座ってください、僕の顔の上に・・・・・」
直接的な表現でそれを求めながら、榎本が激しく依子の美唇に吸い付き、濃厚なキスを与えてくる。先刻まで浸っていた強烈な快感が一気に蘇ってくる。

「榎本さんっ・・・・・、ううんっ、いやですっ・・・・・・・」
「奥さんの全てが見たいんです、僕は・・・・・」

顔を左右に振るようにしながら、榎本は真下から依子のヴァギナを責める。溢れてくる気持ちよさとともに、依子の肢体から抵抗の力が消えていく。

いつしか、3人の男達の腕はそこにはなかった。バランスをとるようにベッドのヘッドボードを掴み、依子は自分自身の意志でそこに座っていた。

腰を少し浮かせ、そして刺激を求めるように大胆に沈める。ペニスで挿入されるのとは全く異質の感覚が、依子に麻薬のような魅力を与えていく。

止めることができない。自らの秘部を男の顔面に押し付けているという強烈な恥辱心が、人妻の理性を奪い、裏腹の誘惑心を与えてくる。

下にいる男に従属しているような気分、同時に、全く対極にある気分が依子の心の中で芽生えてくる。初めて知る感覚。男を自分が支配しているような気分だ。

湿った音を伴いながら、榎本の口にあそこを繰り返し吸われる。交錯する気分を感じつつ、榎本の手に促されるまま、依子はやがて、小さく腰を振り始める。

「あんっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・」
「奥さん、いい匂いがしますよ・・・・・・」
「いやんっ・・・・・・・・、そんなこと言わないでっ・・・・・・・・・・」

言葉とは裏腹に、依子はヘッドボードを握り締めたまま、淫らな腰使いを止めようとはしない。榎本の手が更に上に伸び、依子の敏感な乳房を愛撫する。

「ああっ、そこは触らないでっ・・・・・・・・・」
激しく乳房を揉みしだかれ、依子は顎をあげて悶えていく。乱れていく自分の表情を、榎本に下からはっきり見られていることを、依子は感じる。

男の両耳を挟むように、依子の太腿が動く。榎本の息が依子のあそこに繰り返し侵入し、それはやがて、卑猥な音とともに、膣を何度も震わせる。

「いやっ・・・・・・・、聞かないでっ・・・・・・・」
自らのヴァギナの反応に戸惑いながら、依子は熱い蜜が漏れ出してくるのを感じる。そこには、本城が放出したスペルマも混入しているはずだ。

榎本は無論、それを承知しているに違いない。狂宴とも形容できそうな行為の中心に自分がいることを感じ、依子は興奮を更に高めていく。

黒く繁るヘアに榎本の鼻が触れてくる。唇を噛みながらも、依子は自分から腰を突き出す。濡れた貝肉を男に吸わせ、彼の指先に乳首を差し出していく。

「どんな気分ですか、奥さん・・・・・、恥ずかしいでしょう・・・・・・」
榎本の言葉に、依子は素直にうなずいてしまう。人妻を誘導し、本音を手繰り寄せるように、男は巧みに言葉を続ける。

「ご主人にも要求されたことのないポーズですよね、こんなのは・・・・」
「あんっ・・・・・・・、ありません、一度だって・・・・・・」
「ご自分で腰を使ってるじゃないですか、奥さん。気持ちいいんでしょう?」

瞳を閉じたまま、依子は小さくうなずいた。自らの快楽を素直に表現し始めた人妻の片手をとり、男は自らの下腹部に導いていく。

依子の左手が榎本のペニスに触れる。後方にあるそれを直接見ることはできない。しかし、依子にはわかった。限界にまで、その性器が勃起していることに。

本城の言葉を信じるならば、これで義務は果たし終えたはずだった。榎本の男としての機能が回復したならば、私はこの部屋から解放されるべきなのだ。

しかし、依子は本城にそれを訴えようとはしなかった。硬いペニスに再び触れてしまった人妻は、ここで行為を終えるのではなく、全く別なことを望んだ。

かすかに瞳を開き、依子は初めて榎本の顔を見下ろす。妖しい視線で、男に自らの意志を伝える。38歳の人妻が、初めて本当の牝になった瞬間だった。



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Comment
いつ再開するの?
No title
これで完結ですか?

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