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近くに住む男(32)

2011 03 31
しばらくの後、榎本は上半身を起こし、座ったまま依子と抱き合うような格好を望んだ。キスを交わしながら、男の手が人妻の美尻を掴み、欲情を覚醒させるように揉みしだく。

「あんっ・・・・・・・・・・・」
再び依子の喉奥から甘い息が漏れる。女として生まれた意味を、依子はこの男に初めて教えてもらったような気分に包まれる。

この快感を知るために、これまで生きてきたとさえ感じてしまう。貪るように舌を吸ってくる榎本の細身の腰を、依子はもっとねだるように太腿できつく挟む。

「奥さん、イッたんでしょう?」
榎本の問いに、依子は黙ったまま恥ずかしそうに小さく頷く。男のペニスが膣壁を更に圧迫してくるような気がする。榎本の口が依子の乳首に下りていく。

薄桃色の人妻の左右の突起を、男は交互に吸い、時間をかけてしゃぶる。汗だくの男の背中を、依子は両手できつく抱擁する。更なる刺激をねだるように、人妻の腰が動き出す。

汗と漏れ出す精液、淫蜜で2人の裸体は淫らに濡れている。ベッド上での愛の行為の激しさを、シーツの乱れが示している。本能に従うように依子は弧を描くように腰を動かす。

「あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」
「ああっ、いいですよ、奥さん・・・・・・・・・」
「私も・・・・・・・・・・・・・、私も凄くいいっ・・・・・・・・・・・・・・」

榎本の両手が依子の膝下に挿入される。人妻の全身を持ち上げるほどの力強さを、華奢な男が見せつける。勃起したペニスが半ばまで引き抜かれ、そして再び依子の腰がそこに沈み込む。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
男にしがみつくことしかできない。榎本の首に両手をまわし、依子は繰り返し落下する度に官能の嬌声をあげる。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・・」
本城、そして2人の中年男達はどうしているのだろうか。こんな自分の姿を見て、屈折した興奮を感じているのかもしれない。一瞬、依子はそんな考えを心の中に巡らせる。

目の前の家に住む生意気な人妻が、遂に陥落した姿を、本城はさぞ堪能しているに違いない。あの男の精液が自分の子宮に達するほどの勢いで放出されたことを、依子は思い出す。

複数の男達が、私の裸体を貪り尽くそうとしている。そんな妄想を私は以前からどこかで抱き、それが現実となるのを欲していたのかもしれない。依子に別の声が届き始める。

今度は四つん這いで犯してやろうか・・・・・・、奥さん、どんな格好がお望みなんだい?・・・・・・

男達の声が幻聴となって依子の心で響く。膣が何度も収縮し、蜜が更に溢れ出すのを感じる。榎本の肉棒の上に繰り返し腰を沈ませ、依子は懇願するように声を漏らす。

「ああんっ・・・・・・・・・、榎本さんっ、もう変になりそう・・・・・・・・・・・・・・」
「またイきそうなんですか、奥さん・・・・・・・・」
「早くっ・・・・・・・・・、早く一緒にイってくださいっ・・・・・・・・・・」

現実と妄想が交錯し始めたのを感じながら、依子は早く榎本が達することを願った。男はようやくその体位での責めをやめ、長時間挿入したペニスを引き抜いた。

ぐったりとした依子の裸体を仰向けにし、いたぶった美肉の濡れ具合を確認するように両脚を広げる。まだ勃起しているものを、男は人妻に握らせる。

「奥さん、誘導してください、これを・・・・・・、一緒にイきましょう・・・・・・・・・・・・」
榎本のペニスを握り締め、依子は自分のあそこに引き寄せる。湿った肉塊同士が触れあい、結合を深めていく。根元まで、男のものが人妻の割れ目に侵入する。

「ああっ、いいっ・・・・・・・・・・・・」
瞳を閉じたまま、依子が小さな声を漏らす。人妻の太腿を揃え、それを屈曲させるように前に押し倒す。放出を決意した男が激しく腰を振り始める。

「あっ!・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・」
シーツをかきむしり、依子が限界にまで乱れていく。上から汗の滴を落としながら、榎本が依子に瞳を開くように促してくる。

淫らに喘ぎながらも、依子がゆっくりと目を開く。終着点が近いことを示すような榎本の苦しげな表情がそこにある。しかし、それだけではなかった。

ベッドの脇に、あの中年男2人が立っている。依子の顔に届くほどの距離にペニスを接近させ、右手で激しくしごいている。醜い彼らの顔もまた、異様な興奮を示していた。

「いやっ・・・・・・・・・・・・・・・、いやっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何かを拒絶するように、依子が叫ぶ。榎本が構うことなく、腰を更に加速させていく。ベッドが波打つほどに2人の秘所が交わりあい、依子の表情がうっとりとしたものに転化していく。

「ああっ、榎本さんっ・・・・・・・・・、ああんっ、早くっ・・・・・・・・・・・・」
中年男達の存在を忘れたかのように、依子が甘い声を震わせる。ラストスパートを感じさせるほどに狂暴に腰を振り、男が人妻の肩を押さえつける。

「奥さんっ・・・・・、ずっとこうしたかったんですよ、あなたを・・・・・・・・」
「ううんっ、榎本さんっ・・・・・・、ああっ・・・・・・・、ああっ、壊れちゃう・・・・・・・・」

ベッドが軋む音と人妻の途切れる声が混ざり合う。依子は首を何度も振り、そして背中を浮かせるほどに肢体を反らす。シーツをぎゅっと握り、榎本と視線を交錯させる。

先刻感じたばかりの白い熱を帯びた快感が、依子を襲う。牝としての悦びが、依子の体奥から拡散していく。本能に導かれ、依子は嬌声をあげる。

「榎本さんっ・・・・・・・・、ああっ、イきそう・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・・・・、出しますよ・・・・・・・・・・・・」
「早くっ・・・・・・・・・・・・・・、早く来てっ!・・・・・・・・・・」
「ああっ、奥さん・・・・・・・・・・・、奥さんっ!・・・・・・・・・・・・・・」
「ううんっ、早く・・・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・、ああっ、イクっ!・・・・・・・・・」

榎本の腰が依子の秘部に強く密着する。宙を漂うような感覚の中、男のペニスが膣内で何度もどくどくと痙攣しているのを依子は感じる。

「ああっ、最高・・・・・・・・・・、最高ですよ、奥さん・・・・・・・・・・・」
まるで子供のように、榎本は素直な言葉を投げてくる。ぼんやりとそれを聞く依子の唇に、何かが唐突に触れる。

「奥さん・・・・・・・・、ああっ、いくぜっ・・・・・・・・・・・・」
「ああっ、俺もだ・・・・・・・・・、ほらっ、奥さん、目を開けろ・・・・・・・・・・・・」

2人の中年男の声が聞こえたかと思うと、粘り気のある液体が依子の唇や頬に勢いよく降りかかった。依子は手を拘束され、それを避けることを拒絶された。

「あんっ・・・・・・・・・」
屈辱的なそんな仕打ちも、しかし、絶頂に導かれた依子の興奮を加速させるだけだった。隷属的な自らの立場を認めるように、依子は男達の液体を指先で撫で広げ、そして、舌先で舐めた。



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