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欲情のトライアングル(16)

2011 09 16
一度果てたはずなのに、僕のものは戸惑うほどに硬直したままです。精液で汚れたそれを握り締めた右手を、僕は狂ったように高速で往復させます。

ドアの向こうの2人の様子を僕は想像します。藍子さんは遂に黒木さんに犯されたのです。立ったまま、バックから男を迎え入れるという卑猥な体位で。

「あっ・・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・・」
藍子さんの声は、懸命に我慢していることを示すように、くぐもった小さな声です。しかし、それは間隔を置きながらも、確実に漏れていきます。

「ううっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・」
小さく、抑えられた声であっても、それがどんな気分から発せられたものなのか、僕には想像できます。困惑しながらも、藍子さんは確かな快感を与えられているのです。

黒木さんはしばらく言葉を口にすることはありませんでした。ゆっくりとした腰の振りにただ集中し、遂に手中に収めた牝鹿がどんな風に乱れていくか、観察しているようです。

ハアハアと形容できるほどの熱い吐息が、隣室を満たしていきます。黒木さんと藍子さんが濃密に絡み合っていくことがわかります。夫以外の男に、藍子さんが溺れ始めています。

「はんっ・・・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・・・、やんっ・・・・・・・・・・」
藍子さんの声に、甘い香りが漂い始めます。黒木さんは時間をかけて、たっぷりと責めていきます。それに屈していくように、藍子さんは抵抗の綱を手放そうとしています。

「どうだ、奥さん・・・・・・、素直な声になってきたじゃないか・・・・・・・・」
挿入後、何分も経過した頃、黒木さんがようやくそんな言葉をささやきかけます。

「黒木さんっ・・・・・・・、お願い、もう堪忍してくださいっ・・・・・・・・」
「奥さん、体は悦んでいるみたいだぜ・・・・・・・、旦那よりも気持ちいいですってな・・・・・」

「そんなことありませんっ・・・・・、いやっ・・・・・・、駄目っ、動かさないで・・・・・・・・」
「もっと早く腰振ってやろうか、奥さん・・・・・、旦那は激しくしてくれないだろう・・・・・・」

「ううっ、いやっ・・・・・・・・、あああっ・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・・」
「すげえ締まるぜ、奥さん・・・・・・・、おおっ、きついねえ・・・・・・・・・」

黒木さんは、その言葉通り、腰の振りのピッチを一気に加速させたようです。ぱんっ、ぱんっ、と黒木さんの腰と藍子さんのヒップが触れ合う卑猥な音が、はっきり聞こえてきます。

藍子さんはやはり二段ベッドを掴んでいるのでしょうか。ぎいぎいとベッド全体が揺れるような音とともに、藍子さんの高音の喘ぎ声がこちらの部屋の空気まで震わせます。

「あっ・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・」
「こんな風に犯されたかったんだろう、奥さん・・・・・・」

「いやっ・・・・・・・、ううんっ、いやっ・・・・・・、そんなにしないでっ・・・・・・・」
「何度でも奥まで入れてやるよ・・・・・・・、ほら、どうだ、奥さん・・・・・・・・」

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・、駄目っ、そこは・・・・・・・・・・」
「どんどん汁が溢れてくるぜ、奥さん・・・・・、興奮してるんだろう・・・・・・・・・・・」

藍子さんのあそこから、エッチな蜜が蕩け出していることを僕は想像します。黒木さんのペニスを熱く迎え入れ、ぎゅっと締め付けているのです。

女の人の喘ぎ声を実際に聞くなんて、勿論僕には初めてのことでした。僕はもう夢中でした。座ったまま両足を強く投げ出し、ペニスを曝け出そうとします。

そのときでした。伸ばした足がテーブルに触れ、ビールの空き缶やコップがフローリングの上に落下したのです。それは確かな不協和音を室内に響かせました。

「奥さん・・・・・・、俺は勘違いしてたみたいだな・・・・・・・・・」
腰の運動を停止し、どこか楽しげな様子で黒木さんがつぶやきます。僕は激しい動揺に包まれ、鼓動を早くしたまま、身動きさえ出来ません。

「お隣さんにはまだ誰かいるようだな・・・・、そうか出て行ったのは浜本だけか・・・・・」
怖いほどに、黒木さんはこちらの部屋の状況を言い当てます。ここにはもう誰もいないと思っていたはずの藍子さんの心の揺れが、僕には容易に想像できます。

「あの1年生マネージャーか・・・・・・、おい、宮崎、そこにいるんだろう!・・・・・・」
黒木さんの叫び声に、しかし、僕は勿論返事などできません。

「ずっと聞いていたのか、憧れの藍子さんが乱れる声を・・・・、へへっ、そうだろう・・・・・・」
黒木さんがドアを開ければ、ペニスを曝け出した僕の姿が藍子さんに見られてしまいます。僕は最悪の展開を想像しながらも、そこから動くことができません。

しかし、黒木さんがドアを開けることはありませんでした。それとは対極にある行動を、黒木さんは選択しました。ドアを別の人物に開けさせようとしたのです。

「宮崎、遠慮することはない。ドアを開けるんだ。奥さんの本当の姿が見たいだろう?」
僕にとってまさに悪魔からの誘い言葉でした。僕の体奥で激しい葛藤が始まります。

「宮崎君!・・・・・、ねえ、宮崎君なの、そこにいるのは!?・・・・・・」
藍子さんが声を振り絞り、そう叫びます。僕は、思わずそれに応えます。

「藍子さん!・・・・・・・・・・・」
「宮崎君、駄目っ!・・・・・・・、いいから早く出て行きなさい!・・・・・・・・」

藍子さんは自分の淫らな姿を僕に見られたくはないんだ。当然過ぎる藍子さんのそんな感情を、僕はしかし素直に受け入れることができませんでした。

先ほどまで繰り返されていた藍子さんの喘ぎ声が、僕の脳裏を駆け巡ります。そこには確かな快感と、満たされた悦びの予感が漂っていました。

どういうわけか、僕は藍子さんが卑怯者に思えてしまいました。学生達のいない場所で、夫以外の男に体を許し、遂には受け入れてしまう、そんな行為が、僕には許せなかったのです。

「宮崎!・・・・、ドアを開けていいぜ!・・・・・、ほらっ、奥さん、また始めるぜ・・・・・・」
「駄目っ、宮崎君、見ないでっ!・・・・・・・、ううんっ、いやっ・・・・・・・・・」

黒木さんのピストンが再開されたようです。前よりも激しさを増し、荒々しい様子で藍子さんをいじめていきます。僕は感情の乱れをもう抑えることができませんでした。

戸惑いと怒り、そして激しすぎる興奮。複雑に入り混じった心の揺れを解決する方法はただ1つでした。黒木さんの誘いに、素直に従うことです。

ドアのノブに手を伸ばし、ゆっくりとそこを回します。音がするわけでもないのに、僕の行動は部屋の中の2人に伝わったようです。

「駄目っ!・・・・・・・、見ちゃ、いやっ!・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・、さあ、宮崎に見せてやれ、このエッチな体を・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・、ああんっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・」

全裸の黒木さんの後姿が僕の目に捉えられます。その向こう側に、藍子さんが両脚を広げて立ち、桃のようなヒップを黒木さんの腰に突き出しています。

引き摺り下ろされたショーツが、藍子さんの右足首に絡みついています。下半身には依然としてタイトスカートが絡みつき、腰の辺りまで大胆に捲り上げられています。

豊満な乳房を、ブラがまだ隠しています。下着とスカートを身につけたまま、藍子さんは二段ベッドの柱にすがるようにしがみつき、苦しげに首を振っています。

後方にいる僕の姿は、藍子さんには見えません。しかし、はっきりと感じているようです。夫以外の男とセックスしている自分の姿を、学生に見られていることを。

「そうだ、奥さん・・・・・・、凄くいいぜ・・・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・・・、ああっ、いやっ・・・・・・・・・」

「もっと腰を突き出せよ・・・・・・・・、こんな風にぐるぐる動かしてやろうか・・・・・・・」
「はんっ・・・・・・・・、ああっ、駄目っ・・・・・・・・、ああんっ・・・・・・・・」

顎をあげるように動かし、藍子さんは再び濃厚な吐息を漏らします。僕は確信します。僕に見られることで、藍子さんが更なる興奮を感じ始めたことを・・・・。


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Comment
No title
早く藍子のイクところをみたいです。
期待しています。
犯ってしまえ
今迄の作品の中でも、卑怯だぁ、と思える女たち、たくさんいました、そのモヤモヤを
代弁してくれるかのような、宮崎君の思い。
さあ、君も卑怯者を犯ってしまえ。
スッキリさせて欲しいです。
No title
続きを是非お願いします。

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