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欲情のトライアングル(18)

2011 09 28
時の感覚が失われたようでした。まるで僕だけを取り残すかのように、月日は駆け足で過ぎ去り、厳しい寒さはいつの間にか過去のものとなっていました。

あの夜からいったいどれぐらいの時間が過ぎ去ったのだろう。僕は、そんなことを冷静に考えることもできず、あの濃厚な記憶に依然として囚われ続けていました。

既に浜本さんは卒業し、この寮から姿を消しています。大学側の推薦も手伝い、東京にある大手企業に就職、そこで社会人プレーヤーとして競技生活を続けることになったのです。

2年生となった僕は、相変わらずマネージャー職に日々忙しくしています。多くの新入部員とともに、この選手寮も新たな一歩を踏み出しました。でも、勿論変わらないものもあります。

「ほら、食べたらちゃんと片付ける! さっさと行動しなきゃ駄目よ、君たち!」
毎日のように寮内に響く叫び声。愛情のたっぷりこもった藍子さんの声です。

相変わらずジャージ姿で忙しくしている藍子さんの姿を見ると、僕はあの夜の記憶が時折信じられなくなります。今の藍子さんの態度からは、想像もできないのです。

しかし、あれは紛れもなく事実です。僕の記憶の底に色濃く刻み込まれ、既に半年が経過しようとしているのに、あの夜の光景は一層濃密さを増すばかりです。

「宮崎君、今夜のことは誰にも言っちゃ駄目・・・・、いいわね・・・・・・」
「藍子さん・・・・・・・」
「忘れるのよ・・・・・、こんな馬鹿みたいなこと、全部忘れちゃうの・・・・・・」

あの夜、藍子さんは乱れた服を整えながら、自分に言い聞かせるようにそう言いました。黒木さんは無言のまま既に部屋を去り、部屋には僕と藍子さんしかいませんでした。

勿論、僕には忘れることなんかできません。でも、あの日以降、藍子さんは全く自然に振る舞い、自らの言葉通り全てを忘れたかのような態度を続けています。

マネージャーである僕に仕事で声をかけることは頻繁にありますが、そこに隠された感情は何もありません。以前のまま、選手たちをどこかからかうような藍子さんがそこにいます。

藍子さんは、あの夜の記憶を完全に忘れ去ってしまったのだろうか・・・・・・

やがて梅雨の時期を迎える頃になっても、僕は、ほとんど毎夜、寮のベッドでそんなことを考え続けました。それほどに藍子さんの姿が、以前のもの、そのままだったのです。

目を閉じて、あの夜の出来事を思い返します。浜本さんとの忘年会に突然やってきた藍子さんが、僕の要求に従ってボディラインを強調するような服装に着替えてくれたこと。

その後、黒木さんが乱入するように姿を現し、藍子さんをたっぷりといじめたこと。タイトスカートを捲られ、立ったまま黒木さんを迎え入れた藍子さんの姿。

水泳で鍛えられた過去を、まだ十分に維持している熟れた肉体。ただ細いのではなく、男好きのするような柔らかな肉感をたたえた太股、ふくらはぎ。

そして、最後までブラで隠されていましたが、十分すぎるほどの膨らみを見せつけてくれた乳房。汗がうっすらと浮かんだその裸体が、いやらしくくねらされたあの光景。

黒木さんが激しく腰を突く度に、藍子さんは耐えるように唇を噛み、首を振り、そして顎をあげました。かかとを浮かせるほどに責められ、ベッドの柱にしがみつく藍子さん。

ハアハアという熱を帯びた吐息。あんっ、あんっ、という、短くとも官能的な藍子さんの喘ぎ声。

童貞の僕にとって、女性のそんな姿を生で見ることは勿論初めてでしたが、それが藍子さんという人妻であったことが、僕への衝撃を更に高めていました。

夫という存在がありながら、他の男に体を奪われてしまう。人妻として、藍子さんはそのときいったいどんなことを感じたんだろう。

当然、黒木さんへの激しい憎しみが存在したはずです。常識的で、理性を失うことのない人妻、主婦が抱く感情は、間男への憎悪に決まっています。

でも、僕はこの目で見たような気がしたんです。黒木さんのピストンを受け入れていくうちに、藍子さんのヒップが、自らの意志で後方に突き出すように動いたのを。

気のせいかもしれません。でも、僕は思います。自分から快感を求めるような行為を披露したことが、黒木さんを思いがけず追い込むきっかけになったのではないでしょうか。

黒木さんのペニスをたっぷりと濡らし、ぎゅっと締め付け、そしてくすぐるように刺激した藍子さんの秘所。それは、藍子さん自身、あの夜まで自覚していなかったはずです。

自分がそんな風に男性をいじめ、刺激することができることを知って、藍子さんは何を思ったのでしょうか。あの夜、藍子さんは明らかに意図的に黒木さんを責めていました。

そして、劣勢だった立場を完全に逆転させ、藍子さんは黒木さんを逆に屈服させたのです。それは、僕に人妻という存在が持つ魔性の魅力を教えてくれる光景でもありました。

人妻である藍子さんのヴァギナに、僕もペニスを挿入してみたい。黒木さんが翻弄されたように、僕も淫らな刺激を与えられたい。

黒木さんが腰を振る度に、くちゅくちゅと形容できるような湿った音が室内に響いていました。湧き出してくる藍子さんの熱い体液に僕のペニスが包まれ、そして何度も締め付けられる。

大人の女でありながら、藍子さんは夫である原島監督には満たされていないのだ。そんな藍子さんの秘所を僕が犯し、そして夢のような快楽へと誘ってあげる。

宮崎君・・・・・・、ああっ、気持ちいいっ・・・・・・

黒木さんと同じように立ったまま、僕は藍子さんをバックから犯す。どこまでも丸いお尻を撫で、平手で叩く。背中に舌を這わせ、首筋から耳元をしゃぶってあげる。

両肩をしっかりつかみ、更に奥までペニスを到達させる。ブラのホックを外し、遂に二つの双丘を露わにする。そして、硬くなった乳首をつまみ、指先でくすぐるようにいじめるんです。

いやんっ・・・・・・、宮崎君っ、そこはいやっ・・・・・・・

藍子さんの裸体が震え、熱を帯びてくるのがわかります。汗ばんだ互いの肉体を擦りあうように愛し合えば、藍子さんのあそこが激しく収縮し、僕のものを悦ばせてくれる。

藍子さんっ・・・・・・、ああっ、駄目っ、いっちゃうよ・・・・・・・・

皆が寝静まった深夜の選手寮。ベッドの中、僕は毎夜ペニスを握りしめ、藍子さんを夢想しながらの自慰行為に浸り続けました。

こんな日々がいったいいつまで続くのだろう。その時の僕はまだ気づいていませんでした。その先に、まさかあんなシナリオが待ち受けているなんて・・・・・。



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