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欲情のトライアングル(22)

2011 10 14
「もうこんなになってるの、宮崎君?・・・・・」
からかうような藍子さんの口調は、しかし、僕の興奮を冷ますことはありませんでした。トランクスの中に滑りこんだ藍子さんの指先は、既に僕のペニスの根元をしっかり握っているのです。

「私の体に触るだけで興奮したのかしら・・・・・・」
「藍子さん、そこはやめてよ・・・・・・・」
「すぐにいい気持ちにさせてあげるから・・・・・・」

聞こえないほどのささやき声とは裏腹に、藍子さんは大胆にその右手を動かし始めました。全ての指先が自在に動き回り、僕のあそこをいやらしく刺激してきます。

「駄目だって・・・・・・・、藍子さん、駄目だよ、そこは・・・・・・・・・」
「もう我慢できないんでしょう、宮崎君・・・・・・・・」

くすぐったさと心地よさが入り混じったかのような、妙な快感が僕の下腹部を包み込んでいきます。僕のペニスを激しくしごきあげる藍子さんの指先を、僕は思わず掴みます。

想像以上に、藍子さんの手が冷たいことに僕は気づきます。そこにある手が僕のではなく、藍子さんのものであることを感じつつ、僕は自らもその運動に加担していきます。

「宮崎君・・・・・、凄く大きいのね・・・・・・・・」
藍子さんが、つい本音を漏らすような口調でそうささやきます。

僕自身、恥ずかしながらペニスのサイズにはそれなりの自信がありました。人妻である藍子さんがそれを認めてくれたことを知り、僕の興奮は一気に加速していきます。

先端から漏れ出す液体の存在に、藍子さんは確かに気づいています。湿ったその感触を棒全体に延ばすようにしながら、先端の裏側をくすぐります。

5本の指できつく握り、上下に動かします。人差し指で亀頭部を繊細にいじめ、優しく刺激します。その行為に、藍子さん自身が興奮していることを、僕は確信します。

「藍子さん・・・・・・、ねえ、こんなエッチなこと、監督にもするの?・・・・・・」
「いけないかしら・・・・・・、だって夫婦なのよ、私達・・・・・・・・」

恥ずかしげもなく、藍子さんはそう告白します。監督のペニスを握り、激しく手でしごきあげる藍子さんの姿を想像するだけで、僕は限界を感じ始めます。

「藍子さん・・・・・・・、そんな風にされたら出ちゃうよ・・・・・・・」
「早いのね、やっぱり・・・・・・」

その言葉には、人妻としてのおごりの色が漂っていました。監督と比較されていることを感じ、強烈な劣等感に包まれつつ、僕はもう退行することさえできません。

「だって・・・・・・、もう、我慢できないよ、藍子さん・・・・・・」
「いいわよ、宮崎君・・・・・・・、ほら、いっぱい出して・・・・・・・・」

「手が汚れちゃうよ、藍子さん・・・・・・・・・」
「馬鹿ね・・・・・、いいのよ、そんなこと気にしないで・・・・・・」

「・・・・・・・・」
「さあ・・・・・・、宮崎君ので私の手をいっぱい汚して・・・・・・・・・」

藍子さんの手が、これ以上ないほどに激しい往復を披露します。どくどくという痙攣を感じながら、僕は藍子さんの肢体を強く引き寄せます。

「藍子さん、キスして・・・・・・・」
僕のわがままな要求に抵抗もせず、藍子さんはたっぷりと舌を絡めてきてくれます。

片手を藍子さんの乳房に伸ばし、再びその丘陵を愛撫します。藍子さんの肢体が、先刻とは比較にならないほどに敏感に反応するような気がします。

柔らかな胸を下方から揉みあげる度に、藍子さんはかすかに首を振るような仕草を見せます。唇を重ねると、藍子さんは我慢できない様子で舌を吸ってきます。

「はんっ・・・・・・・・・」
その喘ぐような吐息が、僕には藍子さんの演技とは思えませんでした。

藍子さんは僕のペニスを握り締めながら、確かな快感に溺れ始めている。そう感じながらも、僕にはもう、踏みとどまることができませんでした。

「藍子さんっ・・・・・・、ああっ、もう駄目だよ・・・・・・・」
「いいわっ・・・・・・・、我慢しなくていいわよ、宮崎君・・・・・・・・・」

藍子さんの冷たく、細い手の感触を味わいながら、僕はやがて頂点にまで導かれました。

「ああっ、出すよ、藍子さん・・・・・・・・・」
「早くっ・・・・・・、早くきてっ、宮崎君・・・・・・・・・・」

「藍子さんっ・・・・・・・・、ああっ、いくよ・・・・・・・・・・・」
「いいわ・・・・・・・、ねえ、早くっ・・・・・・・・・・・・」

「ああっ・・・・・・・、ああっ、出るっ・・・・・・・・・・・」
「出してっ・・・・・・、いっぱい出して、宮崎君っ・・・・・・・・・」

どくどくどくっ、という激しい衝動とともに、僕は大量の液体を放出したことを感じました。それは、藍子さんの右手、そしてネイビー色のジャージを淫らに汚しました。

至福の状態にまで導かれたペニスにはもう無用とでも言うように、藍子さんはすぐに手を離し、ポケットから取り出したハンカチで僕の精液を丁寧に拭い去りました。

「ほら、誰か来たらどうするの。早く隠しなさい、それを・・・・・・」
依然として硬く勃起したままの僕のペニスを見つめながら、藍子さんがそう言い放ちます。そして、自らの服装の乱れを直しながら、言葉を続けます。

「約束は守ってもらうわよ、宮崎君・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「あの夜のことは、今後一切口にしないこと。わかったわね・・・・・・・」

それだけを言い残すと、藍子さんは足早にその場を立ち去りました。僅かでも分かち合ったはずの快感が嘘であったかのように、藍子さんの態度はあまりにクールなものでした。

闇の中、僕は背後の壁にもたれたまま、行き場を失った感情の乱れを感じていました。

しばらくそこに呆然と立ちすくみながらも、やがて、僕は1つの考えにたどりつきました。ぼんやりとしながらも確かな思い、それはこんなものでした。

藍子さんがあんな風に僕を一気に追い込もうとしたのは、あの勝負に自分が負けてしまうことをどこかで恐れていたからじゃないのだろうか・・・・。

この考えが正しいことを、いつの日か確かめなくてはいけない。僕は、そのときそう決意しました。そして、その機会は意外な形で僕に与えられることになったのです。



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毎回楽しみにしてます
23が待ちどうしいです

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