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終着駅(17)

2012 03 12
どれほどの間、彼に唇を吸われ、乳房を愛撫されたのだろうか。京子にその自覚はなかった。人妻はただ、かつてそうだったように1人の女性に戻り、快感の渦に巻き込まれていた。

ワンピースを腰まで引き摺り下ろされ、上半身の裸体を隠しているのはブラだけである。にもかかわらず、京子はたまらなく熱かった。

蕩けるほどの妖しい熱が下腹部から全身に拡がってくるのを感じる。

瞳を閉じ続け、京子は彼のなすがままに翻弄されていた。背後の鏡にべったりと背中をつけ、座ったままの格好で両脚を淫らに開き、そして彼を強く引き寄せる。

中倉真哉もまた激しく興奮していることに、京子は気づかないでいた。彼が行為を急くようにネクタイをほどき、シャツを、全ての服を脱ぎ去ったとき、京子は再び彼の声を聞いた。

「京子さん・・・・・・・・」
それは極めて自然な風なささやきだった。ほんの数時間前、奇跡のようなアクシデントをきっかけに遭遇したばかりの2人とは、とても思えなかった。

今夜、私達はこうなる運命だったのだ。そんな陳腐なフレーズが、今の京子には何の恥ずかしげもなく口にすることができた。

だが一方で、会ったばかりであることを示すように、京子は全裸の真哉に恥ずかしさを感じる。それをごまかすように、人妻は両手を前に伸ばし、彼の背中に指を這わせる。

「京子さん・・・・・・・・」
「真哉さん・・・・・・・・」

京子もまた、彼の名前を初めて口にする。唇をねっとりと吸いあい、京子は下腹部を突き出すように腰をくねらせる。人妻の無意識なその動きに、彼の興奮は更に加速する。

京子を座らせたまま、真哉は人妻の首筋に舌を這わせていく。ブラ越しに片手で乳房を優しく愛撫し、もう片手で京子の太腿をさする。

男のくすぐるような繊細な手つきが、人妻の内腿に進んでいく。ワンピースを淫らに捲り上げられ、京子は自分が猥褻な仕打ちを強要されている自分を想像してしまう。

真哉の裸体がすぐそこにある。彼の腰から背中に指先を往復させながら、京子はその肉体にたまらない欲情を抱く。再び人妻は、日常の全てを忘れ去ることを求める。

「真哉さん・・・・・・・、もっと・・・・・・・、もっと激しくしてくださいっ・・・・・・・・」
こんな淫らな言葉を繰り返したことなんて、過去の人生で一度もない。だが、彼、中倉真哉には、京子は何のためらいもなく伝えることができてしまう。

狂ってしまうほどに大胆に、激しくこの男に抱いて欲しい。ショーツを妖しく湿らせている秘所に、早く彼の指先を伸ばして欲しい。

そこに指先を挿入され、乱暴にかき回される自分を、京子は密かに夢想する。それを伝えるように、京子は彼のヒップに指先を到達させ、愛撫するように動かす。

「京子さん・・・・・・・・、焦らないで・・・・・・・・・・」
全裸になりながらも、真哉はまだ冷静さを失っていないようだった。京子の戸惑いを楽しむように、彼は唇を人妻の鎖骨から胸元に這わせ、そしてブラの膨らみの頂きにキスをする。

「はんっ・・・・・・・・・・・・」
ブラの上からだというのに、京子は全身に痺れるような刺激を感じてしまう。ブラを唾液で濡らしながら、真哉が人妻の硬くなった桃色の乳首を激しく吸う。

「いやんっ・・・・・・・・・・・・」
早くブラを剥ぎ取って欲しい。だが、真哉は時間をかけた。片方の乳房を愛撫しながら、もう片方の膨らみの頂点をブラの上から噛み、舌で責める。そんな行為をたっぷりと続ける。

「ううんっ・・・・・・・・・・・、真哉さんっ・・・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・・・・・」
「京子さん・・・・・・・・・・・・・・」
「早くっ・・・・・・・・・・、早くしてっ・・・・・・・・・・・・・」

依然として彼には妙な遠慮があるのだろうか。京子はそんなことを感じ、思わず真哉を急かすような言葉をささやきかける。彼はしかし、人妻の下着をまだ剥ごうとはしない。

その責めを続けながら、真哉の指先が再び京子の内腿に伸びていく。撫で上げ、愛撫し、そしてスポットを探すように腿肉を指先で押してくる。京子は声を漏らさずにはいられない。

「あっ・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・」
「京子さん、もう少し脚を開いてください・・・・・・・・」

彼の裸体をきつく挟み込むように、京子の両脚にはいつしか妙な力が込められていた。真哉の優しげなささやきは、人妻のそんな緊張をゆっくり解きほぐしていく。

瞳を開き、真哉の顔をうっとりと見つめる。そのまま、京子は自分から大胆に両脚を広げていく。

「いいんですね、京子さん・・・・・・・・・」
彼の問いかけに、人妻は小さくうなずく。

彼の手が更に奥に伸びてくる。捲られたワンピースが、京子の大切な部分を僅かに隠し続けている。真哉の指は、ためらうことなくその中に侵入していく。

駄目っ、そこは駄目っ・・・・・・・・・・・

欲情とは相反する言葉を体奥で漏らしながら、京子は汗ばむほどの熱に包まれていく。やがて降伏したように、京子は再び両手を背後の鏡に密着させ、そっと瞳を閉じる。

駄目っ・・・・・・・・・・、それ以上は駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・

真哉の指先がかすかにショーツに触れる。ただそれだけの刺激で、京子は僅かに肢体を震わせてしまう。ブラを責めたのと同じように、下着越しに男の指が動き始める。

「はんっ・・・・・・・・・・・・」
指の腹で、京子はあそこをゆっくり撫でられていく。時折力が込められる真哉の指先が、ショーツに確かに食い込む。ねっとりとした湿り気とともに、京子は官能的な息を漏らす。

「あんっ・・・・・・・・・・・・」
どれほどにあそこが濡れているのか、京子は想像さえできなかった。それほどに敏感ではなかったはずの自分が、今、夫以外の男にいじめられ、こんなに反応してしまっている。

一瞬、京子は夫が浮気相手の若い女と裸で抱き合っている姿を想像する。しかし、その光景はもはや、京子の心を乱すことはなかった。

中倉真哉との出会いを果たした京子にとって、それはもはや、関心ごとでさえなかった。

真哉の指先は、なかなか激しさを披露しようとはしなかった。人妻の大切な箇所をぎりぎりまで焦らすように、じっくりとショーツの上から撫で続けるだけだ。

もっと・・・・・・・・・・、もっと欲しいっ・・・・・・・・・・・・・

息を乱し始めながら、京子は性の欲情に支配されていく。瞳を閉じたまま、京子は彼のヒップに爪を立てる。そしてその手を無意識に前にまわし、彼自身をそっと握る。

「京子さんっ・・・・・・・・・・・」
人妻の大胆な行為に戸惑うように、真哉が声を漏らす。

「ああっ、凄いっ・・・・・・・・・・・・・・」
怖いほどに、彼の肉塊は硬く、長大なものに変貌していた。冷静さを装う真哉の秘めた興奮に気づき、京子は鼓動を更に高めていく。

「京子さん、あなたが欲しい・・・・・・・・・・・」
勃起した肉棒を人妻に握られたまま、真哉は素直にそう告白する。彼の指先が、その言葉に呼応するように大胆に、そして乱暴に動き始める。

ショーツの裾を力強く持ち上げ、その裏側に潜り込み、指を伸ばす。人妻に腰を浮かせることを強要するような仕草を見せながら、中指の先端を蜜壷の中心にあてがう。

「あんっ・・・・・・・・・・・・」
「京子さん・・・・・・・・、こんなに濡れてますよ・・・・・・・・・・・・」

ゆっくりと指先が侵入していく。溢れ出す人妻の蜜がそれを迎えいれ、そして真哉は我慢できないように、京子の膣奥にまで指を力強く突きたてる。

「ああんっ!・・・・・・・・・・・」
室内に嬌声を響かせながら、京子は座ったまま顎をあげ、全身をびくっと跳ね上げる。


(↑なかなか更新できず申し訳ないです。クリック、凄く嬉しいです)
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