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終着駅(21)

2012 04 06
エクスタシーへの予感を素直に告白した人妻の言葉に、嘘はなかった。彼が激しく肉棒を痙攣させた瞬間、京子もまた、悦びに裸体を震わせ、意識を遠のかせた。

全力で駆け抜けたかのような息苦しさ。汗にまみれた肢体を感じながら、京子は至福の空間を漂った。己のものを貫いたまま、真哉が背後から抱きしめてくれる。

彼の汗ばんだ裸体との密着感が、京子の興奮をどこまでも持続させる。だが、どこかに残る38歳の人妻としての恥ずかしさが、京子の瞳を閉じ続けている。

鏡の中には、彼と濃厚に結び合った私の姿が映し出されているはずだ。それを想像しながら、京子は乱れた息に包まれ、現実と夢想の間をさまよい続けてしまう。

ハアハア、という彼の熱い吐息が耳元で響く。あそこが蕩けるほどに熱を帯びているのを自覚する。彼の指が名残惜しそうに京子の乳房を包み、そっと愛撫する。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
小さな声を思わず漏らしてしまう自分がまだ何かを欲しがっていることに、京子は気づく。

どれほどの間、そのままの恰好でいただろうか。気まずさに押し切られるように、真哉がゆっくりと腰を動かし、人妻の花弁に突き刺していたものを抜き去る。

「あっ・・・・・・・・・・・・」
その刺激に、京子は再び喘いでしまう。彼にいざなわれるまま、京子は背後にあるベッドに横になる。

全裸の中倉真哉に寄り添うように、京子はぐったりと裸体を投げ出す。その腰には依然として剝ぎとられたワンピースが巻き付いている。

彼の腕にしがみつくように、京子はその横に位置し、何も話そうとはしない。いったい何を言葉にすればいいのか、京子にはわからなかった。

真哉もまた同じように見えた。しばらくの間、彼は天井を見つめたまま、黙し続けていた。だが、やがて真哉は、持ち前の明るさを取り戻したように、口を開いてくれた。

「京子さん・・・・・・・・・、何て言うか、その・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」

「今夜会ったばかりなんですが・・・・・・・・・・・」
「はい・・・・・・・・・・」

「あなたを抱けてよかったです・・・・・・・・・・・・」
真哉の真面目な口調に、京子は思わず笑い声を僅かに漏らしてしまう。

「えっ・・・・・・・、何かおかしいですか?・・・・・・・・・・」
慌てた口調で京子を見つめる真哉に、38歳の人妻は、小さく首を振る。

「ごめんなさい・・・・・・・・、ただ、私も同じことを感じていたから・・・・・・・・・・」
「同じこと、ですか?・・・・・・・・・・・・」

「今夜、真哉さんに抱かれて、本当によかったです・・・・・・・・・・」
大胆な告白に、京子は思わず鼓動を早くさせてしまう。そんな人妻に、真哉が質問を重ねる。

「どんな気分でしたか、僕にあんなことされて・・・・・・・・」
「あんな・・・・・・・・・・、あんな風になったの、私、初めてです・・・・・・・・・・」

「えっ?・・・・・・・・・・」
「初めてです、あんなに気持ちよかったの・・・・・・・・・」

いったい私は何を言っているのだろうか。どこまでも素直な告白を続けてしまう自分自身に戸惑いながらも、京子は勿論、その言葉が真実であることを疑おうとしない。

真哉が激しく腰のピストンを与えてきたとき、京子は深い快感の波に繰り返し襲われた。圧倒的なその快楽は、遠い過去に夫に抱かれたときの記憶には決してなかったものだった。

「僕もこんなに出ちゃいましたよ・・・・・・・・・・・」
京子に誘導されるかのように、真哉は言葉を漏らす。その照れたトーンとは裏腹に、彼は人妻にそれを確かめさせるように彼女の手首をつかみ、己の股間へと誘導する。

かすかなためらいの後、京子は彼のものにそっと触れる。そこには、彼が装着したものに依然として包まれたものがあった。さすがに行為前の硬さは失っている。

「8年振りですから・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」

「妻が亡くなってから、こんなこと全くしたことなかったですから・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」

「もう一生、こんなことするつもりはなかったのに・・・・・・・・・・」
真哉の言葉が意味することを考え、京子は瞳を熱くさせる。一瞬の沈黙の後、彼はそれを取り去ることを京子に要求する。

恥じらうこともなく、京子は彼のものを見つめ、細い指先を駆使し、薄いそれを取り去ってやる。彼の液体をため込んだまま、京子はそれをそっと床に落とす。

剥き出しになった真哉のものを、京子は再び指先で包み込む。粘着力のある液体を表面にのばすように、京子はその肉塊全体をゆっくりと愛撫し始める。

「京子さん・・・・・・・・・・・・・」
彼の手が、京子の乳房を強く掴む。自分たちが何を欲しがっているのか、二人は瞬時に理解しあう。あれほどに濃密だった快感の記憶が、二人が現実の世界に帰ることを許さない。

「真哉さん、今度は私にさせてください・・・・・・・・・・・・・」
それまでの人生では勿論、女として生きていく中で、そんな言葉を口にする自分を、京子は想像したことなど一度さえなかった。

体奥にそんな秘めた欲情が育まれていたことを、38年間、気付かなかった自分。京子は、しかし、もうそれを隠そうとはしない。

真哉の肉棒を握りしめ、ゆっくりとしごいてやる。夫にさえ一度も披露したことのない性技を披露しながら、京子は真哉の上半身に唇を近づける。

まだ汗が浮かんでいる彼の胸板にキスをし、ゆっくりと唇を移動させていく。彼の乳首にまで達した京子は、それを軽く舌で転がし、噛むような仕草を見せる。

「京子さんっ・・・・・・・・・・・」
苦悶する真哉の表情が、京子の興奮を煽り立てる。ぞくぞくするような刺激を感じながら、京子は彼の裸体に舌を這わせ、そして右手を妖しく動かし続ける。

瞬く間に、彼のものが硬さを回復し、頭を再び上空にもたげ始める。引き締まった彼の腹筋、わき腹を舐めながら、京子は彼の下腹部に顔を移動させていく。

瞳をうっすらと開き、彼のたくましいものを確認する。どうやっていいのか、その確かな知識もないまま、京子は牝の本能に支配されるように、顔を持ち上げる。

真哉がそれをせがむように、かすかに足を広げる。そこに生じた隙間に、京子は裸体を折り曲げて入り込む。やがて、人妻は彼のものを欲しがるように口に含んでいく。

「ああっ、京子さん・・・・・・・・・・・・」
頬や喉に達する圧迫感と、独特の男の香りが、京子を更に妖しい気分にさせる。戸惑うようにその先端をしゃぶった後、京子は本格的に顔を上下に動かし始める。

人妻の舌が、男の竿を細やかに刺激する。不器用に吸い上げる様子が、逆に彼の興奮を加速させる。真哉の両手が京子の頭を抑える様に動き、更なる行為を要求する。

「はうんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
苦しげな吐息を漏らしながら、人妻は彼のものをさらにいやらしくしゃぶり、そして腰に巻き付いていたワンピースを自ら脱ぎ去っていく。


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もっと嫌らしいセックスを期待しちゃいます

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