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終着駅(22)

2012 04 10
彼に奉仕したい。彼がそう望むのなら、どれだけ淫らな行為であろうと、ためらうことなく披露してあげたい。京子の背徳的な欲情が、舌を動かすごとに募っていく。

ちゅぱ、ちゅぱ、という妖しく湿った音が耳に届く。それが、今夜会ったばかりの男のものを自分がしゃぶっている音であることを知り、人妻は裸体を熱く濡らしていく。

絡んでいたワンピースを自分から脱ぎ去り、京子は全裸となった。肢体を屈曲させ、彼のものに吸い付く。もはや完全に硬さを回復したその肉塊を丸めた唇で包み込む。

「京子さんっ・・・・・・・・・・・・・・」
ベッド上に仰向けになりながら、真哉は苦しげな、しかし恍惚の声を漏らす。両手に更に力を込め、人妻の後頭部を己の股間に押し付ける。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・・・」
それを喉奥にまで呑むことを強要され、京子が戸惑いの喘ぎを漏らす。真哉はこの人妻の乱れる様をもっと見たいと感じる。

「京子さん、こっちを見てください・・・・・・・・・・・」
真哉は顔を持ち上げ、欲深く男のものをしゃぶる人妻の瞳を求める。

その要求を待ち望んでいたかのように、京子は閉じていた瞳を開き、うっとりとした視線を彼に投げかける。そして、改めて自らが置かれた事実を認識する。

私は今、夫以外の男と愛し合っているのだ。夫、繁樹の浮気、そして暴力に抗うように、別の男と一夜を共にすることを自らの権利として訴えた自分。

そのときの私は、しかし、まさかこんな展開が今夜待ち受けてるとは想像もしていなかった。こんな自分の姿を見たら、果たして夫は何を感じるのだろうか。

妻の裏切りに怒りを覚えるのか。自分にさえしてくれたことのないような行為を別の男に惜しげもなく披露している妻に、激しく心を乱されるのだろうか。

夫も知らない妻の本当の姿。それを見せつけることに屈折した昂ぶりを感じながらも、やがて京子はベッド上にいるこの男に心を奪われていく。視線を絡めるだけで、彼との運命を感じてしまう。

「京子さん、こんなことをご主人にもしてあげたことがあるんですか?」
瞳を絡ませながら、舌技を捧げてくる人妻に、真哉は思わずそんな質問を投げかける。そしてすぐに、自分が場違いな言葉を吐いてしまったことを悟る。

「すいません・・・・・・・・、変なことを聞いてしまって・・・・・・・・・・・」
彼の困惑とは裏腹に、人妻の心に揺れる気配はない。たっぷりと時間をかけて含んでいた彼のものからそっと唇を話し、小さな、しかし確かな意志を感じさせる口調で話しかける。

「いいんです・・・・・・・・・、あの、信じていただけないかもしれませんが・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」

「こんなエッチなこと、主人にはしたことなんかありません・・・・・・・・・・」
「京子さん・・・・・・・・・・・・・」

「私、今夜は、自分でもどうしちゃったのか・・・・・・・・・・」
そう告白する人妻の裸体を、真哉は優しげに抱き寄せる。

「京子さん、キスしてください・・・・・・・・・」
真哉の裸体の上を、京子はゆっくりと体を移動させ、やがて、真上から彼を見下ろすような位置にまで達する。

唇を重ね、激しく舌を絡めあう。音が出るほどに互いの口内を刺激しあい、そこに存在する愛の深さを確認する。真哉の両手が京子のヒップにまわり、強く愛撫する。

「あんっ・・・・・・・・・・・・」
声を漏らす人妻の両脚に、男は強く開くことを要請する。真哉の腰にまたがるように、京子はいやらしく両脚を開き、下腹部を思わず自分から寄せてしまう。

真哉の指先が人妻のヒップの割れ目をくすぐるように動き、そして後方から陰唇へと達していく。僅かに触れた指の腹が、驚くほどに濡れた人妻の泉の中央に簡単に沈む。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・」
頭を持ち上げるようにして、京子が快感を惜しげもなく伝える。人妻の首筋から胸元へと移動しようとする男の舌先に、京子は自分から乳房の先端を与えてやる。

上に乗る人妻の太腿を淫らに広げ、指先を密壺に挿入する。同時に、彼女の硬く突起した乳首を口に含み、時折噛むようにいじめてやる。

「いやんっ・・・・・・・・・・・・」
首を振る人妻の髪が揺れる様が、男の興奮を加速させる。この熟れた肉体を、俺は密かに夫から奪おうとしている。真哉の股間が、限界にまで硬くなる。

「京子さん、もう一度あなたが欲しい・・・・・・・・・・・」
人妻の両脚を更に大胆に広げ、真哉は腰の位置をずらす。かすかに持ち上げれば、その先端が濡れた粘膜に触れる。京子がたまらない様子で声漏らす。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・」
今度はそれを装着していないことに、人妻は抵抗しているのだろうか。真哉は一瞬それを感じながらも、このまま彼女の全てを奪うという行為が持つ誘惑に支配される。

「いいですね、京子さん・・・・・・・・・・・・・」
どこまでも優しさを示すように、真哉はそうささやきかける。京子は瞳を開き、彼と視線を交わしたまま、小さくうなずく。

真哉が腰を持ち上げるようにして密着度を高めていく。腰を突き出すようにしながら、京子が上からそれを欲しがる。ずぶずぶと、彼の剥き出しのものが人妻の裸体を貫いていく。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・」
これ以上ないほどの官能的な声を、京子が漏らす。前に倒れこんでいた裸体をそっと持ち上げ、京子は背筋を伸ばすような格好で彼の上に座ろうとする。

その瞬間、下方からの深く濃厚な快感が人妻の全身を走り抜ける。

「ああんっ!・・・・・・・・・・・・・」
衝撃で後方に倒れかかろうとする京子の背中に手を添え、真哉はそのままの密着感を要求する。互いに動かぬまま、二人は感じあう。遂に二人の肉体が直接繋がれたことを。

動く必要などない。京子はそう感じた。こうして彼のものに深々と下から挿入されているだけで、京子は蕩けるほどの心地よさに包まれ、戸惑うほどに濡れるあそこを感じた。

だが、それは怖いからでもあった。こうしているだけでこんなに気持ちがいいのに、互いに腰をくねらせ、快楽を貪りあったなら、いったい自分はどこに連れて行かれてしまうのか。

先刻の立位での交わりで達してしまったはずの自らの感覚を、京子は信じることができなくなる。あの瞬間に感じたステージは、まだ絶頂ではなかったのかもしれない。

「京子さん、さあ、どうして欲しいですか?・・・・・・・・・・・」
彼の声が下から届く。自分の裸体が彼に見つめられていることを感じ、京子は今さらながら羞恥心に包まれる。瞳を閉じて戸惑いを示す人妻の腰のくびれを、彼が強く掴む。

「京子さん、動かしてごらん・・・・・・・・・・」
彼の声に促され、京子は僅かに腰をスライドさせる。震えるような快感に、京子は指を噛んで耐えようとする。真哉が軽く、腰を突き上げるような刺激を与える。

「はんっ!・・・・・・・・・・・・・・」
彼の腰の上に小さく落下し、人妻は指を咥えたまま、嬌声を披露してしまう。


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