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終着駅(24)

2012 04 23
激しく、情熱的に、彼が腰を突いてくる。腕を折り曲げ、京子は再びシーツに顔を埋めてしまう。純白の布地を噛みしめ、押し寄せる快感に懸命に耐える。

細くしなやかな指先を震わせ、シーツをきつく握りしめる。彼に促されるまま、更にヒップを高く上に向け、後方にいやらしく突き出す。

ぬるぬるに蕩ける私のあそこを、彼がはっきりと見つめている。その美唇に彼の太く、硬直したものが何度も挿入されるのを想像し、京子は更に肢体を熱くさせる。

いやっ・・・・・・・・、こんな恰好で・・・・・・・・・・・・・・・

彼がしっかりと腰のくびれを掴む。もう逃げることができない自分。いや、逃げるつもりなんかない。もっと激しく、大胆に私を犯してほしい・・・・・・・・・・。

「京子さん、凄く・・・・・・、凄く綺麗だ・・・・・・・・・」
背後から人妻を見つめながら、真哉が感極まったようにそうささやいてくる。己のものを最奥にまで到達させたまま、京子の美尻を撫で、腰を回すように動かす。

「はうんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
シーツを噛み締めたまま、京子は深い吐息を漏らす。彼の動きに呼応させるように、淫らな雰囲気で京子は腰を欲深くくねらせてしまう。

彼のものが奥深く到達しているのを感じる。彼の指先が下方に回り込み、ヘアの周辺を撫でてくる。腹部から腰の曲線に何度も指を往復され、やがて乳房を包み込まれる。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・」
胸の膨らみを愛撫されると同時に、腰をぐいぐいと押し付けられる。たまらない快感に溺れながら、京子は埋めた顔を何度も振るような仕草を見せる。

夫からは何年も前に見放された裸体が、別の男に激しく愛される悦びに敏感すぎるほどに反応していく。乳首をつままれ、京子の声が更に官能の気配を増していく。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・」
真哉の両腕にその意志が込められていく。後方から伸ばした手で乳房を揉みしだきながら、彼は人妻の前屈している上半身を力強く起こしあげていく。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
両手をベッドに突く間もなく、京子の肢体が弓状に後方に反らされる。顔を完全にあげ、京子の背中が彼の裸体に接近していく。

真哉の両手が京子の乳房、そして鎖骨の辺りを後方から掴む。秘所の密着度を高めたまま、彼の腰の小刻みなピストンが再開される。

「ああっ・・・・・・・・・・、ああんっ・・・・・・・・・・・・・・」
顔を天井に向けるほどに、人妻が悶え始める。二人の裸体が交わり、悦びを求めあう度にベッドが軋み、音を立てる。

人妻の両肩を彼が両手でがっちりと拘束する。これ以上できないほどに、京子の上半身が後方に曲線を描く。前方に人妻の形のいい乳房が突き出され、妖しく揺れる。

首筋に彼の舌先が這ってくる。全身を快楽の震えが走り抜ける。無意識のうちに京子は顔を横に向ける。彼と激しく唇を吸いあい、舌を求めあう。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・」
これ以上されたら自分がどうなってしまうのか。想像もできない不安に包まれながら、それを遥かに上回る好奇と欲情が自分を支配していることを、京子は認めてしまう。

「京子さん、声を・・・・・・・、声を聞かせてくださいっ・・・・・・・・・」
己の腰を人妻のヒップに密着させたまま、真哉がそれを求めてくる。少しでもその角度が変化するだけで、京子を新たな刺激が襲う。

「ああっ、いいっ・・・・・・・・・・、気持ちいいっ・・・・・・・・・・・・」
「嬉しいです・・・・・・・、京子さんにそう言ってもらえて・・・・・・・・・・」

どこまでも控えめで理性を失っていない様子の真哉に、京子はどこかおかしさを感じながらも、もはや二人の間にはいかなる距離も存在しないことを知る。

乳房をまさぐられ、首筋から背中に何度もキスを浴びせられる。膣奥に届いた彼のものが人妻の限界を確かめるように、何度もそこを突いてくる。

「あっ・・・・・・・・・・・・・、ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
「京子さん、凄い・・・・・・・・・・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・・・・・・・、ああっ、駄目っ、そこは・・・・・・・・・・・・・」

思わず、そんな言葉を漏らしてしまう。密園の内側で、彼のものが直に刺激してくる。それを強く締め付けられながら、彼は小刻みな腰の震えを止めようとはしない。

「真哉さんっ・・・・・・・・・・・・、駄目っ、そんな風にされたら・・・・・・・・・・・・」
「京子さん・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「駄目っ・・・・・・・・・・・・・、ああんっ、またどうにかなりそう・・・・・・・・・・・・・・」

先刻の行為で味わった最上の感覚は果たして真のエクスタシーだったのだろうか。それ以上の場所に真哉が連れて行ってくれることを、今の京子は確信している。

だが、まだ終わりたくはない。蕩けるほどの快感を与えられているのに、京子はそんな気分をどこかに抱いていた。永遠に彼と繋がっていたい。京子は今、強くそう願っている。

彼が果ててしまったとき、二人に別離の瞬間が訪れるのではないだろうか。これほどに劇的な出会いをしたにもかかわらず、京子は彼と二度と会えない自分を未来に想像していた。

夫との破壊された結婚生活。だが、それはまだ終焉を迎えたわけではない。夫は果たしてそれを選択してくれるだろうか。或いは今のまま、私を永久に苦しめ続けるつもりなのか。

「京子さん、いいんですよ、何も我慢する必要なんかない・・・・・・・・・・」
真哉の優しげなささやき声が、京子の乱れた心を癒す。余計な雑念は振り払い、ただ一途に彼に愛されたい。京子は強くそう願う。

「真哉さん・・・・・・・・・・・・、私を好きにしてくださいっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
どこか追い詰められたようにそう懇願する人妻の姿に、真哉はこれ以上ないほどの興奮を覚える。乳房を愛していた両手を再び人妻の腰のくびれに運び、ゆっくり往復運動を開始する。

「あっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・」
上半身が前に倒れ、京子は両手をベッド上に置く。再び動物のような体位で交わりあいながら、二人は息遣いを気急速に激しいものに転化していく。

ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、という卑猥な音が室内に響く。彼のピストンが一気に高速化していく。四つん這いになったまま、京子は何度も顎をあげる。

「あっ!・・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・・・・」
自分がどんな嬌声をあげているかの自覚が、次第に不確かなものになっていく。瞳を閉じているのか、或いは開けているのか、それさえもわからなくなる。

ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・、壊れちゃう・・・・・・・・・・・・・・・

38年間生き続けてきた中で、初めて見る光景が眼前に広がっていく。眩しすぎるほどの白い光と同時に、花園のような激しい色遣いの空間がそこにある。

唸るような彼の声を聞いたような気がする。ベッドが壊れるほどに軋み、彼の肉塊が人妻の肉体を限界にまで追い込む。全身に汗を浮かべ、京子は声をあげる。

「あああっ・・・・・・・・・・・・・、ああっ、もう駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・」
「京子さん、いいですよ・・・・・・・・・、さあ、イって・・・・・・・・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・・・・・・、ああっ、真哉さんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

人妻の太腿を掴むようにしながら、真哉はとどめを与えるように力強い腰の振りを披露する。人妻の肢体が痙攣したように反応し、震える声が絶頂にいざなわれたことを彼に伝える。

「イクっ・・・・・・・・・・・、ああっ、イクっ・・・・・・・・・・・・・・」
その瞬間、真哉は深々と貫いたものを、再び最奥にまで到達させた。だが、彼自身はまだ頂点にまでたどり着いてはいなかった。

彼もまた、人妻と同じ理由で、それを先延ばしにしようとしていた。


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