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終着駅(25)

2012 05 09
自分がいったいどこにいて、何をされているのか。人妻、久丘京子にはそんなはっきりとした感覚さえ失われていた。

しかし、牝としての本能は十分に理解している。私は今、卑猥な体位を求められ、最上の男に激しく、そして濃密に愛され続けていることを。

バックから彼のものを何度も与えられ、京子は一気に頂点へと昇り詰めた。それは、この夜、立位で愛された際に感じた極上のステージとはまるで違うものだった。

浮遊するような感覚が永遠に続いている。蕩けるほどの官能の熱と、溢れ出る蜜の欲情。38歳の人妻の裸体は、たっぷりと満たされ、それでいてなおも欲しがっている。

時間の感覚など勿論ない。無意識の彼方で、京子は願望し続けている。今夜、この瞬間が果てしなく続き、彼と共に交わっていることができたなら、と。

自らの限界を懸命に先延ばししている男もまた、同じ感情に包まれていた。中倉真哉は、形のいいヒップをこちらに向けたまま、ぐったりと上半身をベッドに埋めている人妻の裸体を見つめる。

淫らに広げられた彼女の陰唇に、それをずぶりと貫いている。依然として猛々しさは失っていない。しかし、かすかな痙攣の予感を漂わせているそれは、確実に放出を欲している。

「京子さん、イってしまったんですね・・・・・・」
癒すような口調で、真哉が背後からそうささやく。人妻はハアハアと息を乱すだけで、言葉を返すことはない。真哉は勃起したものをゆっくりと引き抜く。

「あんっ・・・・・・・・・・・」
かすかな声が、京子の濡れた唇から漏れる。汗と体液を浮かべた人妻の裸体を反転させ、男は再び彼女の見事なボディラインを見つめる。

40歳前後の人妻だけが持ち合わせているような、妖しい魅力がそこにある。熟れた肉付ながら、腰のくびれ、そして愛撫を欲しがるような乳房の形は、若い女にはないものだ。

もっとも、真哉に女性の体を語るほどの経験などない。8年前に亡くした妻の体しか彼は知らないのだ。しかし今、真哉は亡き妻に対しても抱いたことのない興奮を感じていた。

激しいピストンを与え、この人妻と全てを共有したい。肉欲に支配された感情が彼を衝き動かす。荒々しい様子で、真哉が京子の太腿を強く押し広げる。

「いやっ・・・・・・・・・・・・」
無意識のまま、京子がそんな声を漏らす。真哉の興奮が更に加速する。

「京子さん、あなたの全てが欲しいんだ・・・・・・・・・・」
再びそんな言葉をささやきながら、硬直した肉棒の先端を泉に接触させる。ぬるりとした感触が真哉を刺激する。そこには、妨げるものは何も装着されていない。

「いくよ・・・・・・・・・・・」
京子の膝裏を押すように広げながら、真哉が腰を進めていく。先端から半ば、そして根元まで、彼が力強くそれで人妻の肉体を貫く。

「はうっ・・・・・・・・・・・・・」
覚醒したように、京子が生々しい喘ぎ声を吐く。もはや我慢できない様子で、男が最初から高速で腰を振り始める。

「あっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・」
シーツをかきむしるように指先を動かしながら、京子が再び快感に悶え始める。真哉の腰の振りは単調だった。だが、その一定のペースが逆に人妻の体を酷く悦ばせた。

「あっ・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・・・・」
次第に背中をベッドから浮かせるように上半身を反らし、京子は左手の指を口に運ぶ。快楽に耐えるようにそれを噛みながら、右手を真哉の背中に伸ばしていく。

「ああっ、凄いっ・・・・・・・・・・・・・ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
快楽の波間を漂う人妻の乳房を、男が激しく揉みしだく。彼女の肉体全てを征服したいという欲情が募っていく。腰の突きを、真哉は更に高めていく。

「京子さん・・・・・・・、ああっ、いいよ・・・・・・・・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、早くっ・・・・・・・・・・・・・・・」

ねだるような声で、京子がその瞬間を欲する。両手をしっかりと彼の背中にまわし、自分から強く引き寄せる。二人の唇が重なり、激しく舌を絡めあう。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
首を振るような仕草とともに、京子が両脚に力をこめる。男の裸体を人妻の長く、熟れた脚がきつく挟み込む。真哉は膣内で濃厚に締め付けられる己のものを感じる。

「京子さん・・・・・・・・、ああっ、もう我慢できない・・・・・・・・・・」
真哉が遂にそれを告白する。そして、ベッドが激しく軋むほどに乱暴なピストンを与えていく。

「ああっ、真哉さんっ・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・、ああんっ!・・・・・・・・」
上から襲い掛かってくる男の裸体を感じる。性の深遠さを今夜、初めて理解したことを人妻は悟る。彼のヒップに両手をまわし、京子はそれを強く自分自身に密着させる。

「京子さんっ・・・・・・・、いくよ・・・・・・・・、このまま・・・・・・・・・・・・」
彼が何を伝えようとしているのか、京子にははっきりと認識できた。この行為の最中、どこかの瞬間で、京子もまた彼にそうされることを望んでいた。

閉じていた瞳をうっすらと開き、京子は小さく、しかし確かにうなずいた。

「京子さん、好きだ・・・・・・・・・・・・・」
今夜会ったばかりの人妻に、真哉は何の照れもなくそうささやいた。そして最後の腰の突きだしを彼女に与えた。

「ああっ、真哉さんっ・・・・・・・・・・、駄目っ、イっちゃう・・・・・・・・・・・・・」
「一緒に・・・・・・・・・、一緒にいこう、京子さん・・・・・・・・・・」

「イクっ・・・・・・・・・・・、ああっ、もう・・・・・・・・・・・・・・・」
「京子さんっ・・・・・・・・・・・・、ああっ、いくよ・・・・・・・・・・・・・・」

彼の腰が激しく往復し、湿った音が室内に響く。京子が何度も首を振る。顎をあげて、唇をいやらしく開ける。夢想するかのように、人妻が官能的な声を漏らす。

「イクっ・・・・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・、ああっ、いやっ・・・・・・・・」
「京子さんっ、好きだ・・・・・・・・・、ああっ、京子さんっ・・・・・・・・・・・」

「ああっ、真哉さんっ・・・・・・・・・・・・・、ああっ、イクっ!・・・・・・・・・・・・・」
京子の最後の叫びと同時に、真哉はその瞬間を迎えた。

人妻の要求に従うように、彼は深々とそれを沈めたまま、どくどくという濃密な痙攣の感覚に支配された。放たれた液体が人妻の体奥に到達することを、彼は感じた。

後悔はまるでなかった。息を激しく乱しながらも、満たされた表情を浮かべる人妻を見つめながら、彼はいつまでも挿入を続けた。

きつく抱き合い、互いの濡れた肉体を感じながら、やがて二人は深い眠りに陥った。


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Comment
人妻の性の目覚め
この人妻には、家庭の事情はさておき不倫願望は元々あったと思う。その場の成り行きとはいえ、ラブホへは中々いけない。はじめのエッチでこの男性に好意のような安心感をいだいたのだと。そして二度目のエッチでは文中にもあるとおり中出しを望んだのだが・・、あまりの気持いいセックス実拒む気持も薄れたのだろうか?私も同じように一度目はスキン。二度目は生で中出し経験あり。
展開的にこの後が楽しみですね

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