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終着駅(38)

2012 08 09
濡れた秘所が剥き出しにされる。足首に絡んでいたショーツを奪われ、京子は恥ずかしい箇所に男の欲深い視線がが注がれていることを感じる。

「奥さん、いやらしいですな。濡れ光ってますよ」
「いやっ・・・・・・・・、見ないでくださいっ・・・・・・・・・・」
「たっぷり吸わせてもらいましょうか」

男の顔が人妻のヒップの隙間に割り込んでくる。伸ばした舌が、京子の敏感なスポットを的確にとらえる。肢体を震わせながら、京子は懸命にその責めに耐えようとする。

「はうっ・・・・・・・・・・・」
全身に力を込めることができない。真鍋の舌先に支配されていることを京子は感じる。男の望むまま、人妻は下半身をくねらせ、更に後方に突き出してしまう。

両腕を布団上に投げ出し、顔を埋める。何度も男の腕が人妻の腰を強く掴み、拘束を伝えてくる。唸るような息遣いで、男が牝の蜜を激しく吸い上げる。

「おいしいですよ、奥さんのここは」
「ううんっ・・・・・・・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

中倉真哉の姿が、京子の脳裏をよぎる。決して自分自身を失ってはいけない。あの人への愛を最後まで貫き通すためにも・・・・・・。

「奥さん、どれぐらい中が濡れてきたか、確かめますよ」
真鍋の重ねた指が、京子の膣内に唐突にねじ込まれる。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・」
背中をわずかに反らし、京子が声を漏らす。男の腕が激しく前後に動き始める。布団を噛み、京子は乱れる息遣いを必死に抑えようとする。

「どうですか、奥さん・・・・・・・、たまらないでしょう・・・・・・・・・・・」
「ううんっ、いやっ・・・・・・・・・、やめてっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「あの夜、彼にされたのを思い出してきましたか」

真哉のことを愚弄するような真鍋の言葉に、京子は怒りを覚える。肉体の反応は、しかし人妻のそんな理性の抵抗をあざ笑うように、急速にスロープを転げ落ちていく。

体奥で切り替えられたスイッチが、もはや元に戻ろうとはしない。京子は、ただ真哉のことだけを想い、押し寄せてくる快楽の気配を無視しようとする。

指先での刺激を続けながら、男のもう一方の手が人妻の裸体をくすぐるように這い回る。やがて、自分が口に含もうとした男の硬いものがヒップに触れることを、京子は感じる。

「奥さんにあれだけ刺激されましたからな。もう我慢できませんよ」
「・・・・・・・・・」

「早く入れて欲しいんでしょう、奥さん」
「ふざけないで・・・・・・・・・・・、そんなわけないです・・・・・・・・・・・」

「入れてください、ってお願いするんですよ、奥さん」
「・・・・・・・・・・」

「さあ、早く・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・、そんなこと絶対言いませんから、私・・・・・・・・・」

手放しそうな理性の残り火を頼りに、京子はそう声を絞り出す。抵抗の意志だけを示しながらも、真鍋を早く導くという自らの使命を京子はどこかで思い出す。

この男を最後まで導くためには、私の肉体の全てを差し出すしかないのかもしれない。そうすることで、解放の瞬間が少しでも近づくとしたら・・・・・・・。

男の要求を受け入れようとしている自分に、京子は戸惑いを感じる。混乱した感情を抱いたまま、京子は蕩けるほどに熱を帯びた下腹部をどうすることもできない。

「最後まで強情ですな、奥さん」
「言ったはずです・・・・・・・・・、そんなに軽い女じゃないって・・・・・・・・・」
「奥さん、それは私も望むところですよ」

意味深な言葉をつぶやきながら、男が笑みを浮かべる。彼が全く追い込まれていないことを、人妻は初めて知る。その瞬間がすぐそこに迫っていることを、京子ははっきりと感じる。

許して、真哉さん・・・・・・・・、もう私、逃げられない・・・・・・・・・

真鍋の両手が京子のヒップを強く掴む。腰の角度を変えるように動かしながら、ゆっくりとそれを前進させていく。その先端が人妻の泉に触れ、そして一気に奥まで突き進んでくる。

「ああんっ!・・・・・・・・・・・・・」
後方から挿入された男の巨大な肉棒の存在とともに、京子は遂に一線を越えてしまったことを知る。腰を振り始めた男が、人妻の両肩を背後から掴み、強く引く。

深々とした密着度が更に増していく。上品な和室の布団上で四つん這いの恰好で犯されている自分の姿を想像し、京子は男が早く果てることを祈る。

「奥さん、裸になってください」
最後まで人妻の肢体を隠し続けていたブラを、真鍋は強引に剥ぎ取る。露わにされた京子の乳房を、背後から伸ばした両手で覆うようにしながら、男が激しく腰を突き出す。

「どうですか・・・・・・・・、奥さん・・・・・・・・・・・」
「ああっ・・・・・・・・・・・・・」

「まだ感じてないとでもおっしゃるんですか・・・・・・・」
「別によくなんかないです・・・・・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・・・・」

「いい声を出しているじゃないですか・・・・・・・、もっと聞かせてくださいよ・・・・・・」
京子の乳首を指先でつまみ、首筋に舌を這わせていく。それを妨げるように後方に伸ばした京子の腕が男に掴まれ、更に強く引き寄せられる。

「いやっ・・・・・・・・・・・・・」
ハアハアという熱い息遣いが室内に漂い始める。一定のペースで男は腰を突いていく。膝で立つような恰好で激しく首を振りながら、人妻は漏れだす声を懸命に抑え込む。

一切の会話が途絶え、ただ激しく牝に襲い掛かる獣の息吹だけがそこを支配する。男の手が人妻の熟れた胸を揉みしだき、それに堪えるように京子は肢体をくねらせる。

弛緩した男の肉体に汗が噴き出していく。人妻の白い素肌にもまた、滴が浮かび上がる。互いの欲情の高まりを確認しあうように、二人の肉体が濃厚に密着する。

男のピストンが激しさを増していく。瞳を閉じた人妻の表情が、苦悶のそれに転化していく。噛みしめる唇が時折開き、あっ、あっ、という甘い息がかすかに漏れ出す。

男に果てる気配は一切ない。この時間が永遠に続いてしまうことを想像しながら、京子は自分自身がどこにいて、誰に何をされているのか、その自覚を失っていく。

圧倒的な男の責めに、ただ肉体だけが敏感に反応し続ける。淫蜜を溢れさせ、無意識のうちに膣壁を収縮させる。あの夜に知った快楽の気配が、いつしか京子を包んでいく。

38歳の女として、素直に肉体の欲望に従っていく。あの夜からずっと夢想していた性の快感に浸りながら、淫らな熱で全身を濡らしていく。

ハアハアハア・・・・・・・。男女の妖しい息遣いがどこまでも続いていく。牝の肢体が震え、妖しく揺れる度に、男の獰猛な攻撃が加速していく。

後方に伸ばした人妻の手が、男の腰に巻きつく。首筋に吸い付いてくる男の舌から、もはや逃げようとはしない。伸ばされた男の指先を、拒むことなく口内でいやらしくしゃぶる。

全身に汗を浮かべながら、京子は次第にその腰を自分からくねらせ始める。嫌悪しているはずの男に犯される自らの姿を想い描き、人妻は濃厚に濡れていく。

京子の唇が、耐えきれないように何度も開く。喉奥から、艶めいた吐息が繰り返し漏れ出す。背後から人妻の裸体を両手で抱きしめながら、男は狂ったように腰を振る。

「あっ・・・・・・・・・・、ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・」
遂に、京子の口からはっきりとした声が漏れる。観念したような人妻の耳元で男がささやく。

「奥さん・・・・・・・・・、さあ、イって・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・・、壊れそうっ・・・・・・・・・・・・・」
「いいんですよ、どうなっても・・・・・・・・、お体に正直になって・・・・・・・・・・」

人妻の濡れた裸体が、痙攣するように震える。男の肉棒を迎え入れるように、京子は腰を何度も後方に突き出す。振り向くことを強要する男に屈し、激しく口づけを交わす。

視界がまぶしく光る。最上の快感のステージに、京子は達しようとする。その瞬間、中倉真哉の姿が再び京子の脳裏によぎる。

許してっ・・・・・・・・・・・・・、わたし、もう・・・・・・・・・・・・・・

「奥さん・・・・・・・・、ほらっ、どうだ・・・・・・・・・・・・・・」
「ああっ・・・・・・・・・・・・・、ううんっ、無理っ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「さあ・・・・・・・・・・・、奥さん、イって・・・・・・・・・・・・・・・」
「あああっ・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、もうっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

とどめをさすように、真鍋が激しくその腰を押し出す。京子の全身が激しく震え、顎を天井に向けるほどに肢体を反らす。抵抗の感情を全て捨て去り、人妻は遂に歓びの嬌声を披露する。

「ああんっ!・・・・・・・・・・・・・・」
その瞬間、京子の全身が前方の布団に倒れこむ。背後の男に満たされた気配は依然ない。



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