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闇の奥からの誘惑(35)

2013 11 13
藤原の突きは、しかし、まだ完遂はしていなかった。妻の腰をがっちりと掴み、更に前方へと己の太いものを前進させていく。妻の膣壁の反応に溺れるように、男の声が漏れる。

「ああっ、麻由美さん・・・・・・・・・、よく締まる・・・・・・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、動かないでっ・・・・・・・・・・・・・・・」

最後にぐいと腰を押し出し、男は妻のヒップと自らの腰とを完全に密着させる。とどめを刺すように、男が妻の下半身を強くひきつけ、根元までを妻の密園に埋める。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
満たされたことを男に教えるように、妻の色っぽい声が響く。やや斜め後方から覗き見するようなポジションにいる私は、限界までに硬くなった下腹部のものを握りしめている。

結合する部分はスカートに隠され、私には確認することができなかった。服を身に着けたままの交わりが、猥褻さを激しく増幅させ、二人の興奮を高めているように見える。

「麻由美さん・・・・・・・・、やっと一緒になれましたね・・・・・・・・・・・・・」
男の言葉に、妻はしかし、すぐに答えを発することはない。再び枕に顔を埋めるような格好をしながら、曲げた両腕を耳元の辺りに置いている。

「ずっとこうなることを想像してました、麻由美さん・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「初めて会ったあの夜から、ずっと・・・・・・・・・・・・・・・・・」

藤原の腰がゆっくりと動き始める。妻への愛情を確かめるように、ゆっくりとしたペースでの突きを与えていく。ベッドが僅かに軋む音が聞こえ始める。

男の下半身が前に動く度に、妻の裸体がかすかに震え始める。声が漏れることを再び防ごうとするように、妻がきつく唇を噛みしめている雰囲気が伝わってくる。

妻は腕をまっすぐに伸ばし、手にしたシーツをきつく握る。男はそれに構うことなく、一定のペースでのピストンを続ける。次第に、その動きには力がこめられていく。

「麻由美さん・・・・・・・・・、さっきみたいに声を出してください・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

顔を反対側に向け、妻は懸命に声を出すことをこらえている。だが、次第に切れ切れの吐息のような音が私の耳に届き始める。男は更に強く、深々と己のものを挿入する。

「麻由美さん・・・・・・・・・・・・、ほらっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「どんどん濡れてくる・・・・・・・・・、こうやって動かしているだけで・・・・・・・・・・・」
「あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

短い声を発し始めた妻の両肩に、男の手が伸びる。それを後方に引き寄せるようにしながら、男は少しずつ腰の往復のペースを加速させていく。

「いやっ・・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・」
妻の声には、明らかな悦びの色が隠されている。男に後方に引っ張られた妻の上半身が完全に起き上がり、乳房が前方に突き出すように露わにされる。

男の指先が妻の美乳を覆う。指先で先端の突起をいじめながら、丘陵全体をやさしげに愛撫する。その行為と対比させるように、腰の動きには更に激しさを加えていく。

「麻由美さん・・・・・・・・・・・、乳首も興奮してますよ・・・・・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もっと速く動かしますよ・・・・・・・・・、いいですね・・・・・・・・・・・・・・・」
「駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、しないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

宣言通り、男の腰の突きが一気に激しいものへと転化していく。全身を震わせながら、膝で立つ妻の全裸が薄闇の中に妖しく映し出される。妻の美乳を揉みながら、男が腰を動かす。

「あああっ、いやっ・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、藤原さんっ・・・・・・・・・・・・・・」
「気持ちいいでしょう、麻由美さん・・・・・・・・・・・・」
「ううんっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男の上半身と妻の背中が接するほどに近づく。男の両手が妻の乳房を愛撫し、そして裸体を這いまわる。顎先に動いた指先が妻の唇に到達する。妻はいざなわれるままにそれを咥える。

男の重ねられた指をしゃぶりながら、妻はいやらしく下半身を後方に突き出している。私は気づく。男の腰の動きと呼応するように、妻の腰もまたくねり始めていることを。

「麻由美さん・・・・・・・・、欲しいんでしょう・・・・・・・・・・・・」
「聞かないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「自分でもっと動かしてください・・・・・・・・・・・・・・・・」

自らの腰の動きを停止させ、男が妻の耳元をしゃぶる。そして妻の顔を後方に振り向かせ、唇を吸う。舌を弄ばれながらも、妻はその下半身をいやらしく後方に押し出すように動かす。

夫以外の男の硬く、太いものを、妻の蜜唇が欲しがっている。どこまでも快楽を追い求めるように、妻は自分で腰を振り、男の棹が与える刺激を貪り尽くそうとしている。

淫らにくねらされる妻のヒップを、男の手がスカートの上から撫でまわす。何度もキスを交わしながら、男は再び腰を揺らし、妻の濡れた熟唇を責めていく。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
達してしまったような雰囲気で妻が声を漏らす。男の更なる行為を探すように、妻の腕が後方に伸び、男の背中にからみつく。

男の手が妻の下腹部からゆっくりと上昇していく。素肌の上を滑り、男の指先は妻のわき腹、腹部、乳房、首筋を経由し、髪を後方からかきあげる。同時に激しく腰を突き出す。

「あんっ!・・・・・・・・・・・・・・」
妻の両肩を掴んだ男の手が、やがて腕に伸びていく。両腕を後方から掴まれ、妻の上半身が前傾する。逃がさないことを示すような体位で、男が凶暴なピストンを与える。

「麻由美さんっ・・・・・・・・・・・、ああっ、いいよ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ああっ・・・・・・・・・・・・・・、藤原さんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ああっ、麻由美さん・・・・・・・・・・・・、好きだっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「しないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、壊れちゃう・・・・・・・・・・・・・・」

男が妻の両手を解放する。ベッド上に投げ出した両手を立て、妻は牝犬のように四つん這いの格好になる。男が片膝を立て、やや違う角度で後方からの刺激を加えていく。

再び、男の責めがリズミカルなものに転化する。男の腰が動く度に、妻の首が上方に跳ねるように動く。唇が開き、短くも、濃厚な妻の喘ぎ声が、繰り返し部屋に響く。

「あっ・・・・・・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・・・・」
「ご主人にもそんな声を聞かせてあげてるんですか、麻由美さん・・・・・・・・・・・・」

藤原の問いかけを否定するように、妻の首が僅かに左右に振られる。夫である私が目撃していることを知っているように、藤原が一気にスパートをかけていく。

「麻由美さん・・・・・・・・・・・・、このままイキましょうか・・・・・・・・・・・・・・・」
「ああっ、藤原さんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「麻由美さんが望むのなら、いいですよ、このままイっても・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、藤原さんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

妻の言葉には、確かな意志がこめられている。それを見逃すことがなかった男は、腰の責めを停止させ、妻の背中を撫でる。そして、本音を探るように再び声をかける。

「どうして欲しいですか、麻由美さん・・・・・・・・・、このままイクことだって・・・・・・・・・・・」
「もっと・・・・・・・・・・・・・・、もっとしてくださいっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
「いいんですね、もっと時間をかけても・・・・・・・・・・・・・・・・・」

その男の問いかけに対し、妻の首がはっきりと頷くように動いたことを、私は確かに目撃した。それは、私自身のものを頂点にまで導くのに十分な光景だった。

男がゆっくりと腰を後方に動かし、挿入していたものを引き抜く。あんっ、と声を漏らす妻の裸体を見つめながら、男が新たな要求を口にする。

「僕の上に乗ってください、麻由美さん・・・・・・・・・・・・・」
仰向けになった男の腰のものを、私ははっきりと見つめる。たくましく、巨大な肉棒の影が、私の理性を揺らす。横になる男を見つめながら、妻が恥ずかしげに言葉を返す。

「わかりました・・・・・・・・・・・・・・」
妻はしかし、すぐに行動に出ることはなかった。うっとりした視線で男を見下ろしながら、自らの腰に手を伸ばす。ホックを外し、スカートを自分で脱ぎ始める。

ストリップを鑑賞するように、藤原が満足げにそれを見つめる。大胆にスカートを脱ぎ去り、遂に全裸になった妻の陰部に男の手が伸びる。それを制するように、妻の手が重なる。

「駄目っ・・・・・・・・・・・・・」
自分からいやらしく脚を広げ、妻は男の腰に跨っていく。腰を浮かせた妻のあそこに、男の指先が大胆に差し込まれる。妻が思わず、肢体の動きを止める。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「早くここに入れてください、僕のものを・・・・・・・・・・・・・」

妻の手が、そそり立つ男の淫棒に添えられる。その角度をあわせながら、自らの下腹部を動かす。先端を強引に導き、接触させ、そして、すとん、と一気に腰を沈める。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
深々と声を漏らしながら、妻は両手を男の胸に置く。下から見上げながら、男が妻にささやく。

「麻由美さん、また一緒になれた・・・・・・・・・・、どんな気分ですか・・・・・・・・・・・・・・」
男が妻の腰のくびれを掴み、僅かに前後に揺らす。そして、腰を軽く突き上げる。

「いやっ・・・・・・・・・・・・、まだしないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうですか、こんな風に下からされて・・・・・・・・・・、気持ちいいでしょう・・・・・・・・・・・・・」
「あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ああっ、いいっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

体奥に隠し続けてきた言葉を、妻が遂に吐露してしまう。


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Comment
ありがとうございます。
このペースで連続更新していただけるとありがたいです。
この章は特にじっくり楽しませていただきます。
小説としての先々への大きな流れも同時に期待しています。
次回も楽しみです
麻由美さんへの藤原さんの情熱的な気持ちが伝わってきます。
理性を失くしてないよね!このまま中出ししそうな雰囲気ですよ。二人のベットを最後まで見守ります。 

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