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抵抗の果て(16)

2014 01 17
服を剝ぎとられ、黒色のスカートのみを淫らに腰にまきつけた裸の妻。夫の目の前で仰向けになる人妻のスリムな体を、全裸の男が上から抑え込んでいる。

彼の硬い肉棒が、深々と妻の膣内に挿入されているのが、正則にははっきりと確認できた。遂に挿入を果たした男は、すぐに動くことなく、しばらくそのままの体勢で静止している。

「やらしいねえ、奥さん。根元まで俺のものを受け入れるなんて」
男の言葉に、江利子は答えようとしない。挿入の瞬間、僅かな声を漏らしてしまった江利子。それを後悔するように、人妻は再び唇を硬く閉ざしている。

「さっきの声をもう1回聞かせてくれよ、奥さん」
「あれは・・・・・・・、違いますから・・・・・・・・・・・・・・」

「何が違うんだい?」
「心を許したわけでもなければ、合意したわけでもありません・・・・・・・・」

正則は、江利子のその言葉に、僅かだが安堵を得た。妻はまだ、理性を失ってはいない。故意に男をここまで導き、後はただ耐えようとしているのだ。

江利子なら、きっと最後まで耐えるはずだ。無口で静かではあるが、芯の強い妻の性格を改めて想起し、正則はそう言い聞かせた。小野田もまた、やや戸惑っているように見える。

「快感に耐えきれない声に聞こえたけどねえ、俺には」
ひきつった笑いを浮かべ、小野田が江利子を見下ろす。その視線を、人妻はきつく睨み返す。

「どうか好きになさってください・・・・・・・・」
男を突き放すように、組み伏せられた人妻が言葉を発した。

「ではお言葉に甘えて、好きにさせてもらうよ、奥さん」
江利子の両肩を抑えつけるように手を置き、男がゆっくりと腰を振り始めた。

往復が始まった瞬間、江利子の顔が僅かに歪んだ。だが、すぐにそれを打ち消すように人妻は、男の顔を鋭く見つめ返す。その瞳には、強靭な意志が漂っているように見える。

男は単調なペースを維持していった。終始ゆっくりとした速度で、己のものが全て露出するほどに腰を引く。そして同じ速度でそれを逆行させ、ずぶりと奥まで貫く。

「どんどん濡れてくるぜ、奥さんのここは」
湿り気の混じった卑猥な音が室内に響く。男が深く腰を突きだす度に、江利子は唇を噛み締める。挿入時に開かれた人妻の唇に、再び悦びの声を漏らしてしまう気配はない。

男の手が、江利子の乳首をつまむ。揺れる乳房を愛撫しながら、男は腰の往復を続ける。鼻から空気を抜くような、苦しげな息遣いが江利子に垣間見えるようになる。

「素直になるんだよ、奥さん」
「・・・・・・・・・・」
「もっと激しくしてほしいんじゃないのかい?」

誘うようにささやきながら、男の指先が江利子の唇に触れる。強引にそこに侵入した指先を、人妻が卑猥に咥える。人妻の舌を指先でいじめながら、男が腰の突きに力を込める。

「ほらっ、どうだ」
男の責めがもたらす効果を否定するように、江利子は声を懸命に抑え、首を小さく左右に振る。人妻の額に汗がにじみ出している。男が更に人妻の両脚を抑えこむ。

膝裏を上から押すようにしながら、男は深々としたピストンを与えていく。そこに、終わってしまうような気配はまるでない。夫に見せつけるほどに、男は持続力を誇示している。

「ご主人、奥さんは名器の持ち主ですねえ」
「・・・・・・・」
「ぎゅっと締め付けてきますよ、僕のことを」

江利子が正則に視線を投げ、男の言葉を打ち消すように瞳を揺らす。正則もまた、男の言葉を信じようとはしない。妻に限って、そんなことあるわけがない。

「奥さん、きついぜ、そんなに締め付けちゃ」
男が満足そうにそう言いながら、腰のピッチを加速させていく。両手を江利子の顔の横に置き、激しく腰を振る。ぱんっ、ぱんっ、と二人の裸体が触れ合う音が部屋にこだまする。

江利子が我慢しきれない様子で瞳を閉じる。唇をぎゅっと噛み締め、カーペットを握りしめるような仕草を繰り返す。豊満な乳房の先端に、人妻の乳首が硬く隆起している。

男の背中にも汗が吹き出し、それが下にいる江利子の裸体に滴り落ちる。男の肉棒が往復する秘所のあたりにも、漏れ出す人妻の蜜がいやらしく濡れ光っていく。

「ほらっ、いいんだろう、奥さん」
フィニッシュを思わせるほどの勢いで、男が激しく腰を振る。一瞬、江利子の唇が、僅かだが開き、そしてすぐにそれが閉ざされる。そんな光景が繰り返されていく。

「奥まで入れてやる・・・・・、ほらっ・・・・・・・・・・・・」
とどめを刺すように、男が深々とした腰の突きを与える。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
江利子の喉奥から、かすかな吐息が漏れる。

「ほらっ・・・・・・・・、もっとだ・・・・・・・・・・・・・・・」
「ううっ・・・・・・・・・・・・・・」

激しい男の責めに、それ以上声を抑えこむことができないように、人妻は唇を開いてしまう。だが、すぐにそれを閉じ、何かに集中するように、顔に強固な意志を取り戻す。

結合を果たしたまま、小野田が上半身を前傾させる。そして、江利子の唇をたっぷりと吸い始める。それを拒む余裕がないのか、人妻は男に舌先を奪われてしまう。

「奥さんのこんな姿を客が見たら、何て言うだろうなあ」
「・・・・・・・・・・・」
「みんな奥さんとこんな風になることを想像して、オナニーしてるんだぜ」

男はそう言いながら、ゆっくりと棹を引き抜いた。安堵するように、江利子が深い息を吐く。そんな人妻の裸体を、男は強引に反転させ、うつぶせの状態にした。

「旦那はこんな恰好で愛してくれないだろう?」
江利子の腰のくびれを掴み、男はそれを強く引き寄せる。自然に両脚を曲げ、人妻は男にヒップを突き出すような格好にさせられる。

「いい尻してるねえ、奥さん」
スカートをまくりあげ、露わになった人妻の美尻を男が撫でる。

両腕を前に投げ出し、江利子は上半身をぐったりとカーペットに密着させている。男の巨大なものを、正則は改めて見つめる。夫の目の前で、それが妻に再度近づいていく。

「いやっ・・・・・・・・・・・」
江利子が初めて拒絶の言葉を示す。しかし、男は構うことなく、一気に肉塊を挿入する。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・・」
小さな声を漏らす江利子。男の手が、人妻の両肩に伸びる。後方に強く引かれた人妻の裸体が持ち上がる。前方に突き出された人妻の形のいい胸を、男の手のひらが包み込んだ。

小刻みなピストンを男が開始する。両手で乳房を揉みしだき、先端のグミ状の乳首をつまむ。指先でそれをくすぐりながら、後方から細かな突きを与え続ける。

人妻の裸体が弾むように震え始める。次第に、江利子が顎を上方にあげていく。閉ざされていた唇が僅かに開き、もはやそれは閉ざされようとしない。男の指が執拗に乳首をいじめる。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・」
江利子が苦しげな声を伝える。両膝で立った人妻の裸体が、後方の男の肉体と密着するほどに反らされていく。

「もう離さないぜ、奥さん」
背後から抱きしめた人妻の耳元で男がささやく。男と結合した下半身をいやらしく後方に突き出しながら、人妻は両手を背後に伸ばし、男の体を突き放そうとする。

その人妻の腕を男が掴み、逆に拘束する。指先を絡めあい、二人は手を握り合うような格好になる。男が腰を振る度に、江利子の指先に力が注がれ、小野田の手をきつく握る。

男の舌が人妻のうなじを這う。二人の裸体は汗と体液でたっぷりと濡れている。江利子はただ瞳を閉じ、小野田の手を握りしめている。

「こっちを向いて、奥さん」
小野田が優しげなトーンで江利子にささやく。促されるまま、江利子が顔を横に向け、男と唇を吸いあう。再び、男が腰の振りを激しくさせていく。

「ああっ・・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・、もう我慢できないだろう・・・・・・・・・・・・・・」
「別に・・・・・・・・、感じてなんか・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・」

江利子が懸命に声を絞り出し、男に抵抗を示す。男の手が、人妻の髪に伸びる。ポニーテールに束ねていた髪紐を、男がほどく。江利子の美しい黒髪が、初めて解き放たれる。

正則には、そんな妻の姿が、これ以上なく奔放に見えてしまう。男が強靭な腰の振りを何度も人妻に与える。男の手を振り払った江利子は、両手を床に置かれたテーブルに突く。

「いくぞ、奥さん・・・・・・・・・・」
男の強暴な責めに、江利子はテーブルの端をきつく握る。斜め上方を向き、唇を開く。声を抑え込もうとしても、乱れる息遣いはもはやごまかしようもない。

ハアハアハア・・・・・・・・・・

全身に汗を滲ませ、江利子は艶めいた息遣いを披露してしまう。正則は、そんな妻の姿を、ただ沈黙して見つめている。夫の感情の乱れを、男が的確に見透かす。

「奥さんが犯されてるのを見て、ご主人は興奮してるぜ」
「あなた・・・・・・・・・・、お願い、見ないでっ・・・・・・・・・・・・・」

男の行為に溺れ始めている。正則には、妻の言葉がそれを告白しているように聞こえてしまう。


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Comment
連続更新ありがとうございます
なるほど。
今後に目が離せません。
No title
今後、小野田と江利子そしてご主人の3Pになる可能性がありますね。

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