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抵抗の果て(17)

2014 01 20
妻の声に変化が生じている。いや、声だけではない。バックから男に貫かれ、腰を突きだされる度に妖しく揺れる妻の横顔。そこに漂う確かな変化を、正則は感じていた。

完璧に抵抗してきた妻の緊張が、少しずつ緩み始めている。張り詰めた抵抗の合間に、妻は溺れるような気配を僅かに漂わせ始めている。

全てを放棄して、この男の激流に身を委ねてしまいたい。妻の火照った横顔、そして艶めいた声は、夫である自分に、そんな欲情を吐露しているようであった。

「奥さん、たまらないだろう」
床に置かれたテーブルを掴み、膝で立つ江利子。ほどかれた髪がなまめかしく背中で乱れている。男は人妻の見事にくびれた腰の曲線を掴み、力強く腰を振っている。

「うっ・・・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
男にそれを挿入される度、江利子の喉から苦悶の声が漏らされるようになる。

汗が滲む人妻の背中を男が撫でまわす。男の両手が江利子の両肩を掴む。もはや逃げられないことを察したかのように、江利子の表情に追い込まれた雰囲気が漂う。

「まだまだ始まったばかりだ、奥さん」
人妻の肢体を引き付け、結合を強めながら、小野田が激しく腰を振る。

「ううっ・・・・・・・・・・・・」
首を何度も振って、江利子がその責めに抵抗を示す。

形のいい妻の乳房が、前方に突き出すように揺れている。細く長い腕でテーブルにしがみつく。屈曲した美脚が、苦しげに床を動く。淫らにあげた顎、そして開かれた唇。

男の責めに溺れ始めている。正則はそう確信し始める。江利子、こんな男にどうして・・・・・・。正則はそう感じながら、同時に別の感情の渦にも翻弄され始めていた。

小野田に抱かれ、次第に抵抗を弱めていく妻の姿に、正則はいつしか激しく興奮していた。小野田が口にした言葉は、正則の本音を鋭く突いたものだった。

そんな夫に見せつけるように、男の手が妻の乳房を後方から愛撫する。腰を振りながら、指先を妻の唇に挿入する。角度を変えたピストンを与え、妻のヒップを繰り返し叩く。

「声を出していいんだぜ、奥さん」
「うっ・・・・・・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・・・・・・・」

「ますます締め付けてくるじゃないか。興奮してるんだろう、奥さん」
「何も・・・・・・・・・・、感じてなんかいません・・・・・・・・・・・」

「そうだよな。ここにいるのは俺たちだけじゃない」
「主人の前でそんな風になんか・・・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

唇を懸命に噛み、声を抑えこもうとしている。そんな人妻への責めを小休止させ、男は挿入を続けたまま、手を前方に伸ばし、テーブルに置かれたワイングラスを手にする。

なみなみと白ワインが注がれたグラスを手に、男はゆっくりと飲む。半分程度それを飲んだ後、男の手が人妻の口元に伸びる。

「奥さん、さあ、飲むんだ」
「結構です・・・・・・・・・・」
「そう言わず、ほら、命令だ。飲むんだよ」

男に従うことを思い出したように、江利子が僅かに唇を開ける。注がれる黄金色のアルコールを、顎をあげた人妻が官能的な表情で飲む。ごくごくと喉が動き、その液体が体内に注ぎ込まれる。

「はんっ・・・・・・・・・・・」
最後まで飲み干した江利子が、耐えきれず声をあげる。

「酔いがまわってきただろう、奥さん。もっと気持ちよくさせてやろうか」
小野田が江利子の腰を掴んだまま、その裸体を強引に後方に引きずっていく。

「いやっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
そこに留まろうとする江利子の美唇から、男のものが引き抜かれる。構うことなく男は江利子を背後から拘束したまま、ソファの場所にまで誘導する。

「奥さん、上に乗るんだ」
男の指示に、激しく戸惑った様子で江利子が首を振る。夫との営みでは、そんな体位を経験したことがない。江利子の困惑には、そんな告白が滲み出ている。

「ほら、来るんだよ、奥さん」
先にソファに座った男の股間に、黒々しい肉棒がそそり立っている。妻の体液でそれは、いやらしく濡れ光っている。背中から、江利子は男の裸体に接近していってしまう。

「全裸にしてやるよ、奥さん」
江利子に最後まで絡みついていた黒色のタイトスカートを、男が背後から引きずりおろす。全てを剝ぎとられた人妻の裸体が、夫の正面にある。

正則に対する形で、江利子が小野田に引き寄せられていく。大胆に腿を持ち上げられ、男の腰にまたがる。位置を調整するように腰を浮かされた人妻が、やがてゆっくりと裸体を沈めていく。

「はうっ・・・・・・・・・・・・・・」
深い吐息を漏らした妻の陰部に男のものがぶすりと差し込まれているのが、正則にはっきりとわかる。人妻の背後で、男が満足そうに笑う。

「どうだ、旦那の前で別の男に跨る気分は」
「・・・・・・・・・」
「旦那に全部丸見えだぜ、奥さん」

江利子がうっすらと瞳を開け、目の前に座る夫の姿を見つめる。かすかに口を動かし、見ないでっ、というメッセージを伝えようとする。そして、両腕を交差させ、乳房を隠そうとする。

「全部見せるんだよ、奥さん」
背後から伸びた男の手が、人妻の両手を強く開かせる。

「いやっ・・・・・・・・・・・・・・」
「お楽しみといこうか、奥さん」

男の腰が、ソファの上でゆっくり前後に動き始める。江利子がたまらずに唇を開く。男は巧みに足を動かし、人妻の両脚を淫らに開かせる。結合する陰部が、正則の視界にとらえられる。

「ご主人、見えるかい。やらしいねえ、奥さんのここは。ずぶすぶ入ってるだろう」
小野田の表現は誇張ではなかった。江利子の濡れた淫唇は、男の恐ろしく太い怒張を欲しがるように呑み込み、締め付けるほどの反応を披露しているようだった。

「あなた・・・・・・・・・・、駄目っ、見ないでくださいっ・・・・・・・・・・・・・・」
か細い声でそう懇願しながら、江利子は観念したように目を閉じる。男に背後から乳首をつままれ、再び唇を開ける。バランスをとるように、江利子が両手を男の膝の上に置く。

ハアハアハア・・・・・・・・・・

「奥さん、ああ、よく締まるぜ」
小野田がそうささやきながら、腰を今度は突きあげるように動かす。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
持ち上がった裸体が男の上に落下した瞬間、江利子は声を漏らしてしまう。それを抑える様に、江利子は片手を口に運び、自分から塞ごうとする。

「もっと弾ませてやるよ、奥さん」
小野田が何度も腰を突き上げ、江利子の裸体が妖しく弾む。抑え込んだ手のひらの裏側から、人妻の我慢できないような声が何度も漏れてくる。

「うっ・・・・・・・・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
交わりあう陰部に、男の指先が背後から伸びる。人差し指が、江利子の妖しく光る蜜園をいじる。

「やめてくださいっ・・・・・・・・・・・・・・、そこは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
激しく困惑する江利子を、男が指先で更に責める。肉棒を挿入しながら、指先で犯す。腰を小刻みに突き上げ、裸体を跳ねあげる。背中から肩のあたりを、唇で吸い付くように舐めまわす。

「ああっ・・・・・・・・・・・・・、あなたっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
正則の助けを請うような言葉を、江利子が漏らす。

「イかせてやろうか、旦那の前で」
とどめを刺すように、小野田が江利子の両肩を背後から拘束する。そして、腰のピストンを一気に加速する。ソファが激しく軋み、開かれた人妻の唇が、何かを求めるように動く。

「ああっ・・・・・・・・・・・・・、ああっ、お願いっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
限界にまで追い込まれた様子の江利子の姿に、正則が思わず声をあげる。

「小野田さん、もう十分だろう。これ以上はやめてくれ!」
自らの本音が相反するものであることを感じながら、正則はそう叫ばずにはいられなかった。しかし、小野田は冷静な口調で人妻の夫に言葉を返す。

「奥さんが拒否した場合だけ私も止めるという約束でしたよ、ご主人」
「だから・・・・・・、実際に妻はいやがってるじゃないか・・・・・・・・」
「そうでしょうか、ご主人」

腰の動きをいったん止めた後、小野田が強い突き上げを再び江利子に与えた。その瞬間、顎をあげた江利子の喉奥から、これまで以上に官能的な声が漏れる。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
妻の声には悦びの色が混在している。男のそんな主張を、正則は否定することができない。


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Comment
ますます
目が離せませんね。
この先が楽しみです。

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