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抵抗の果て(25)

2014 02 05
人妻の裸体の前でひざまずき、そのそそるような下半身を眼前にする。ショーツの裏側に滑り込ませた指先を、江利子の蕩ける泉に挿入しながら、宮地は過去の記憶を想起する。

あの時も、ここまではたどりついたのだ・・・・・・

人妻がまだ、20代半ばの頃だ。両親が経営する理髪店でアシスタントとして働き始めたその若い女の肉体を、彼は今夜と同じように、この無人の店内で拘束した。

自分のことを毛嫌いするように敬遠を続けた隣家の若い女性の肉体は、男の欲情をたまらなく刺激していた。そして、限界を超えた興奮は、罪を犯す意志を彼に与えた。

だが、彼の目的は最後まで達せられることはなかった。まだ小学生だった一人息子、達樹が、父の姿を探して、偶然ここにやってきたのだ。

江利子を救い出したのは、達樹だった・・・・・。

「今夜は誰も助けに来ないぜ、奥さん」
宮地は、自らの過去の記憶を想起しながら、人妻の足元でそうささやく。何かを求めるように、江利子は懸命にカーテンに閉ざされたドアの向こう側を見ていた。

「あいにく、息子は就職活動で出かけてるんだよ」
「・・・・・・・・・」
「10年分の我慢を一気に解消させてもらうよ、奥さん」

人妻への責めをいったん停止し、宮地は自らも上半身裸になった。がっちりとした体躯の彼には、年相応の贅肉がほとんど付着していなかった。

「写真を返して・・・・・」
茫然とした様子で棚にもたれたまま、江利子が声を漏らす。

人妻がそんな風に本音で話しかけてきた記憶が、宮地にはほとんどなかった。よほど追い込まれているに違いない。、宮地は自らの興奮を高めずにはいられなかった。

「それはできないぜ。せっかくあの男が送ってくれたんだからなあ」
「いったい、どうして・・・・・・・・」

「俺も不思議だよ。頼んだわけでもねえのになあ。そもそもあいつとろくに話したこともない」
「・・・・・・・・・・・・」

「プリントアウトされた写真が何枚か、速達で送られてきた」
「・・・・・・・・・・・・」

「早速写真を見ながら、楽しませてもらったよ。いい表情だからねえ、何度も抜けたよ」
「宮地さん、やはりあなたって人は・・・・・・・・・」

「小野田は恐らく瞬時に気付いたんだろうな」
「・・・・・・・・・・・・」

「俺が奥さんを狙っているってことを。だからあの写真を送りつけてきた。嫉妬をあおるようにな」
いつしかズボンも脱ぎ去り、宮地はトランクスだけの姿になっている。勝ち誇った笑みを浮かべながら、再び中指を人妻の下着の裏に潜り込ませ、濡れた蜜唇をぐいと突く。

「うっ・・・・・・・・・・・」
「写真を客にばらまかれたくなかったら、素直に言うことを聞くんだ」

いつもの気楽な中年の男の姿はそこにはない。息を荒げ、目の前の女の肉体を強く欲している、狂った獣だけが、そこにいる。男が激しく手首を上下に動かす。

「はうっ・・・・・・・・・・・」
江利子は何とかそこに立ちながら、男の責めに耐えようとする。男の脅迫に屈したのではない。こんな男の技巧に溺れるはずがないからだ。人妻の裸体は、そう叫んでいるようだった。

「すぐに気持ちよくさせてやるよ、奥さん」
「甘く見ないでください・・・・・・・・・」

「奥さんらしいセリフだけど、さて、どこまで我慢できるか」
「気持ちまで許すことは、死んだってないですから・・・・・・・・・」

男を挑発するように、江利子が鋭い視線で男を見下ろした。それは、夫さえも知らぬ、隣人に対してずっと抱え続けてきた激しい怒りの視線だった。

長い脚で再び足元の男を強く蹴り上げれば、恐らくこの場から逃げることができるのだろう。だが、江利子がそれを選択することはなかった。

この男には、私を満足させることなどできない。そんな強い意志とともに、人妻はそこに立ち続けているようだった。男はそんな態度の人妻に、興奮を加速させるだけだ。

「死ぬほど気持ちよくさせてやるさ、奥さん」
宮地の両手が江利子のベージュ色のショーツを掴む。力強くそれをずりおろし、人妻の肢体から一気に剝ぎとる。全裸にされた江利子の表情には、しかし、弱気の色はない。

「見せてくれよ、奥さん」
江利子の太腿を再び強く広げ、宮地はそこに口を接近させる。顔を振るように人妻の隙間に割り込み、舌を伸ばす。その先端が、人妻の敏感な箇所に触れる。

「うっ・・・・・・・・・・・」
ショーツ越しではなく直接の責めに戸惑うように、江利子が声を漏らす。宮地が飢えた野獣のように、人妻の泉を吸い始める。じゅるじゅるという、卑猥な音が奏でられる。

「こんなに濡れてるのに、気持ちよくないっていうのかい、奥さん」
男の鼻が、人妻の陰唇にこすりつけられる。足元にうずくまる男を上から見つめ、江利子は背後の棚をきつく掴む。何かに集中するように、やがて瞳を閉じる。

江利子のヴァギナを口で犯しながら、宮地は両手でヒップをいやらしく愛撫する。柔かで吸い付いてくるような肌を備えた人妻の美尻は、どれだけいじめても飽きることがない。

長年の夢が現実となりつつあるのだ。興奮を隠しきれない様子で、宮地はやがて、江利子のくびれた腰に抱きつく。人妻の片脚を持ち上げ、蜜園をより大胆に露出させる。

口でいじめながら、指先を同時に挿入する。口を自らの手で塞ぎ、江利子は懸命に声を抑える。溢れ出てくる人妻の蜜を堪能しながら、宮地は激しく指を動かす。

「どうだ、奥さん・・・・・、声出していいんだぜ・・・・・・・・・」
宮地がゆっくりと立ち上がり、江利子のすべやかな腹部に舌を這わせていく。強く後方の棚に人妻の裸体を押し付けながら、目の前に盛り上がる乳房をしゃぶる。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
そこが江利子の弱点らしいことに、男は気づく。丹念に人妻の乳首をいじめながら、なおもヒップを揉み続ける。そして、立てた中指を秘所に何度も挿入する。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
江利子の表情に、僅かな隙が浮かんだような気がする。宮地はそれを信じながら、時間をかけて乳房を舐め、指先を運動させた。そして、下腹部を人妻の裸体に押し付ける。

「わかるだろう、奥さん。こんなになってるよ、もう」
江利子の右手を己のものに誘導する。しかし、人妻はそれを頑なに拒絶し、腕を遠ざける。構うことなく、男はトランクスを脱ぎ去り、全裸になる。

宮地は小野田とは違った。彼には、10年以上もの長期間をかけて累積した、人妻の肉体への強烈な欲情があった。ここから更に時間をかけることが、宮地にはできなかった。

「奥さん、もう我慢できないぜ」
完全に立ち上がった彼は、江利子の裸体を強引に抱きしめる。キスを要求するが、江利子は唇を閉ざしたまま、首を振って逃げる。人妻の頬を、宮地が片手で拘束する。

「おとなしくするんだよ、奥さん」
理性をかなぐり捨て、欲情に狂った男だけがそこにいる。強引に口づけを与えながら、なおも満足できない様子で、宮地はすぐに江利子の裸体を反転させる。

「立ったまま犯してやる」
力強い男に屈するように、江利子が背中を向けて裸体を屈曲される。たまらずに前方の洗髪スペースを掴んだ江利子の下半身を、男が力強く引っ張る。

「いやっ!・・・・・・・」
江利子が激しく裸体を動かし、男の行為から懸命に逃げようとする。そのときだった。二人の耳に、誰かがドアをたたくような気配が伝わった。

「達樹君、助けて!」
江利子がそう叫んだ瞬間、宮地が素早く人妻の口を塞いだ。そのまま裸体を拘束し、店の奥に引きずるように連れて行く。そして、二人の姿が居間の奥に消えていく。

「江利子さん・・・・・・・、ねえ、いないの?・・・・・・・・・・・」
ドアの向こうから、若者の声が無人の店内に響く。だがその気配もすぐに消え去り、闇と静寂が舞い戻る。しばらくの間、物音ひとつ存在せず、完全なまでの静けさがそこを支配した。

脱ぎ捨てられた男女の衣服、そして下着が床に散乱している。静寂。ただそれだけがそこにあり、何かを隠そうとするように、空気さえも動こうとはしない。

そして、10分ほどの時間が経過する。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
居間の奥から、怒りと悦びが入り混じったような人妻の声が、かすかに漏れ聞こえ始める。


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Comment
頼むぞ、おっさん
このおっさん、下手だ。

江利子さん、さっさとあしらって
次へいきましょう。
(--;)
江利子さん…弱いなぁ…

達樹君とも…かなぁ?

次に期待しております。
頑張って下さいね♪
しばらくあきましたが
面白いです。
いつも次は次はとお待ちしています。

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