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抵抗の果て(26)

2014 02 07
隣家の店がどのような構造になっているのか、男は勿論熟知していた。外部からの余計な干渉を避けるように、彼は人妻の口を塞ぎながら、店の奥へと引きずり込んだ。

ドアを開け、夫婦の居住スペースである質素な居間に侵入する。秘め事が露見することを恐れるように、宮地は灯りを消したままにした。息を荒げながら、人妻の裸体を畳に組み伏せる。

「危なかったよ、奥さん」
「・・・・・・・・」
「またせがれに邪魔されるところだったぜ」

自分の上にのしかかってくる男を闇の中で見つめたまま、江利子は最後の望みを失ったように茫然としている。激しく抵抗することもなく、ただ、男を軽蔑するように見つめている。

「奥さん、あの写真を俺が持っていることを忘れるんじゃないからな」
隣家の人妻を限界までよがらせたい、という強烈な欲情が、50代の男を完全に狂わせている。

「10年以上も我慢してきたんだ、奥さん。あんたを抱くことを毎晩想像して」
江利子の太腿を強引に広げ、男は自らの腰を割り込ませる。

人妻は黙ったまま、両脚に力を入れて男に抵抗する。宮地が凶暴なまでにそこをこじ開け、江利子の美脚をM字に押し広げる。唇を噛んだ人妻が、かすかに首を振る。

「入れるぜ、奥さん・・・・・・・・」
男を軽蔑するように、人妻がきつい視線を注ぎ続ける。宮地は上から江利子を見つめたまま、はち切れるほどの興奮を感じていた。

遂に江利子をものにするのだ・・・・・。見事にくびれた腰、形よく盛り上がった乳房。勝気な視線に、美しく束ねられた髪。そんな人妻の裸体を見つめ、男は腰を進ませていく。

先端が触れた瞬間、江利子がかすかに唇を開ける。しかし、声を漏らすことはない。宮地は快感に顔を歪ませながら、更に腰を前進させ、そして人妻の泉を激しく突いた。

「うっ・・・・・・・・・・・」
江利子の喉奥からかすかな声が漏れ出す。

「やっと一緒になれたな、奥さん・・・・」
人妻の顔の横に手をつき、宮地は満足感に浸るようにしばらく静止する。根元まで己のものを埋めたまま、人妻にキスを要求する。無言のまま、江利子が顔を背け、男から逃げる。

「どこまでも抵抗するつもりかい、奥さん」
宮地がゆっくりと腰を振り始める。闇が支配する畳敷きの居間で、二人の男女が交接を開始した。興奮を自制するように、宮地はゆっくりとしたペースを維持して、腰を丁寧に突いていく。

江利子は瞳を閉じ続ける。表情を歪めることもなく、何かに集中するようにクールな雰囲気を維持している。両手は畳の上に投げ出したまま、男の裸体には触れようともしない。

腰を振るたびに人妻の乳房が揺れ、蕩ける蜜の感触が襲ってくる。宮地は次第に息を荒げながら、片手で江利子の美乳を強く揉みしだいた。

嫌がるように江利子が小さく首を振り、顔を横に向ける。人妻の噛み締めた唇から、声が漏れだすことはない。嵐が過ぎ去るのを待つように、ただじっと身を固くし、耐え忍んでいる。

だが、秘所だけは敏感に反応してくるようだった。往復する男の肉棒を迎え入れるように、たっぷりとした蜜が更に濃厚に溢れ出し、卑猥に湿った音が居間に響いてくる。

「気持ちいいんだろう、奥さん。どんどん濡れてくるじゃないか」
自らが江利子の肉体を濡らしているという事実に、宮地は興奮を抑えることができない。だが、江利子はそれでもなお、息の乱れを隠し、男を無視し続けている。

隠し続ける本音を吐露するように、人妻の膣壁が己のものを時折きつく締め付けてくるのを宮地は感じる。次第に腰のピッチを加速しながら、男は両手で人妻の乳房を愛撫する。

揉みしだくほどに、人妻の裸体から抵抗の力が失せていくような気がする。強く腰を押しつつ、宮地は江利子の裸体を撫でまわす。乳首に手が触れた瞬間、江利子の頬がかすかに歪む。

宮地がそれを見逃すことはなかった。執拗に人妻の乳首を指先でいじめながら、小刻みに腰を振る。江利子の首を振る回数が僅かに増え、畳の上の指先が動き始める。

全身で江利子の両脚を押しながら、宮地は更に激しいピストンを与え始めた。時折耐えきれないように表情を歪めながら、江利子はその指先で畳の上を掻くような仕草を見せる。

ハアハアという宮地の息遣いが、二人の熱を高めていく。宮地は再び深く前傾し、江利子の唇を求める。逃げるのが一瞬遅れた人妻は、男に強く口を吸われてしまう。

江利子の舌を探しながら、宮地は時間をかけて乳房の先端を撫で続ける。やがて人妻の舌を拘束し、強い吸引を与える。同時に腰を突き、棹の先端を江利子の膣奥に何度も届かせる。

人妻が拳を握りしめ、畳を叩くように動かす。その直後、指を解放し、近くにあった座布団の端をきつく握りしめる。キスを交わす人妻の息が、次第に乱れてくる。

汗ばんだ上半身を密着させるように、宮地は江利子と重なる。腰だけをいやらしく動かし、人妻の息の乱れを加速させていく。男の耳元で、江利子のかすかな声が漏れ始める。

「うっ・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
男に強く突かれると同時に、人妻の唇が僅かに開く。江利子の裸体を抱きしめながら、宮地は下腹部の興奮に浸っていく。人妻の首筋を舐め、形のいい耳を強く吸う。

頑なに瞳を閉じ続けている江利子。その表情には、自分への怒りの色と同時に、何かを求めるような猥褻な気配が漂っている。腰を振りながら、宮地はやがて、人妻の本心を予想する。

「奥さん・・・・・・、あんた何か想像してるんだろう・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「俺にされながら、別の男のことを・・・・・、ご主人を、いや、違うな・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「まさか・・・・・、奥さん、小野田のことを思い出してるんじゃないだろうな・・・・・・・・」

宮地のその言葉と同時に、江利子がうっすらと瞳を開く。

人妻が僅かに笑ったように男は感じた。なめやがって・・・・・・。挑発するような江利子の言葉が、宮地の狂暴さに火をつけた。

江利子の裸体を強く組み伏せたまま、男は激しく腰を突き始めた。人妻の肩を押さえつけ、乳房を荒々しくいじめる。唸り声と共に犯してくる男の裸体を、江利子は両腕で突き放そうとする。

だが、男の力は圧倒的だった。一気にフィニッシュを目指すほどの勢いで腰を振り、人妻に呼吸の余裕さえ与えようとしない。たまらずに江利子の唇が開き、短い声を漏らし始める。

「うっ・・・・・・・・・・、うっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・」
声と同時に、人妻の表情に僅かな悦びの色が浮かぶ。それをたっぷりと確認してから、宮地はピストンの速度を落し、やがて静止した。

男の汗の滴が、人妻の裸体を濡らす。二人は共に、ハアハアと息を乱している。無言で肉棒を引き抜いた宮地は、江利子の裸体を強引にその場に立たせる。

居間の片隅に、固定電話が置かれた台がある。それに気づいた宮地は、何かを思い出したように江利子から離れ、理髪店スペースに消えた。だが、彼はすぐに戻ってきた。

立ったままの江利子を背後から拘束し、宮地は手にしたものに視線を投げる。彼は自らの携帯電話を握りしめていた。そして、登録されたある番号を表示し、固定電話の受話器をあげた。

「組合の慰安旅行だから、まだ宴会が続いているだろうなあ」
ねっとりとした口調でそう言いながら、宮地は固定電話のダイヤルを押し始める。

「やめてくださいっ!」
男の意志を察知した江利子が、激しく狼狽して叫ぶ。だが、宮地は素早くその番号を押し終わると、受話器を強引に江利子に握らせた。そして背後から抱きしめ、乳房を愛撫する。

人妻の片手を電話台に誘導し、下半身を後方に突き出させる。受話器を置こうとする人妻の抵抗を、男は巧みに妨害する。やがて、かすかな音が、受話器の向こうから届く。

「・・・・・・・・」
何かにためらうように、江利子は反応することができない。男がこのような仕打ちを用意していたことを全く想定していなかったかのように、人妻は狼狽を隠すことができない。

「何かしゃべったほうがいいぜ、奥さん。自宅からだってわかってるはずだ、ご主人は」
江利子の耳元でそっとささやくと同時に、前に伸ばした指先で、人妻の濡れた秘所をいじめる。肢体をくねらせながら、江利子が懸命に冷静な声を絞り出す。

「あ、あなた・・・・・・・、私です・・・・・・・・・・・」
「どうした、江利子。何かあったのか?」

人妻の夫の声が、宮地の耳にまで届いた。背後で笑みを浮かべながら、宮地は更に猥褻に指先を動かした。首を激しく振りながら、江利子が後方の男の裸体を突き放そうとする。

江利子の腰の曲線を宮地が掴む。男に強要されるがまま、人妻は下半身をいやらしく後方に突き出す。受話器を片手で持ち、もう片手で電話の置かれた台の端にしがみつく。

「大丈夫です・・・・・、こちらは無事に営業も終わりましたから・・・・・・・・」
宮地が江利子の足首を蹴るようにして、美脚を広げていく。唾で濡らした指先で潤いを確認した後、男は先刻以上に勃起した己のものを、濡れ光る人妻の陰唇に狂暴に突き刺した。

「はんっ・・・・・・・・・・・」
その瞬間、あれほどに強気だった人妻の喉奥から、官能の色濃い声が漏れ出す。

「江利子・・・・・・、おい、大丈夫なのかい?・・・・・・・・」
夫の声が、人妻の耳に届く。何とか言葉を返そうとする江利子の美尻を愛撫しながら、宮地がバックから激しく犯し始める。

唇を噛み締め、江利子は手にしていた受話器を必死に遠ざける。


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Comment
今度は、電話越しに夫に聞かれ・・・
コテージでは、夫の目の前で、痴態を披露してしまった江利子さん。今度は、夫婦の生活の場で、宮地によって、絶頂へと導かれて行く様を、電話越しに、夫へ披露してしまうのか。
No title
江利子の硬さに魅かれています。
この硬さと惑溺とが、最後まで並立してくれると
嬉しいです。

硬さの由来も、やがて明かされるのでしょうか。
店の存続への想い、少女時代からの近隣への視線、
それらを象徴する話も読んでみたいです。

いいですね
追い込み展開が素晴らしい。
この先の進展が楽しみです。

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