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抵抗の果て(35)

2014 03 07
狭いベッドだった。そもそも、二人が抱き合うようなスペースは、そこには確保されていない。この店はそんなサービスまで提供していないことを、二人は勿論知っている。

店側に知られてしまったなら、江利子さんはいったい・・・・・・。達樹は一瞬、そんな迷いを抱く。だが、目の前に横たわる人妻の肉体は、若者の理性を瞬時にかき消してしまう。

「江利子さんの裸が見たい・・・・・・・」
長年心に秘めてきた欲望を、達樹は大胆に口にした。

ベッド上に横になった江利子は、まだ店のことを気にするのか、表情に迷いを示している。だが、童貞である青年に助けを求めたのは自分自身であることに、既に人妻は気づいている。

「いいわ・・・・・・・」
横になったまま、制服のボタンを江利子はゆっくりと外していく。ベッドの傍らで、達樹は全裸のまま立っている。そして、食い入るように人妻の肢体を見つめている。

少しずつ、人妻の素肌が曝け出されていく。透き通るほどの白さを維持した女性の肌が、そこにある。薄い水色のブラに包まれた江利子の豊かな乳房が、達樹を妖しく刺激する。

「江利子さん、凄く綺麗・・・・・・・・」
「恥ずかしいわ・・・・・・・、そんな風に見ないで・・・・・・・・・」
「ねえ、触ってもいい?・・・・・・・・」

達樹の手を、江利子が優しく握る。女性の体を教えてあげるように、彼の手のひらを胸元に導く。彼の手が乳房を覆うように置かれた瞬間、江利子の表情が僅かに揺れる。

本能の赴くまま、達樹はゆっくりと手を動かし始める。弾力があり、たわわに実った人妻の乳房が、愛撫をする度に柔かな感触を達樹に伝えてくる。

「達樹君・・・・・・・、凄く上手よ・・・・・・・・・・」
勿論、お世辞なのだろう。達樹はそう感じながらも、悪い気はしなかった。人妻は瞳を閉じ、何かを想像するように唇を噛む。達樹は乳房を揉みしだき、江利子の制服を剝ぎとっていく。

人妻が抵抗することはなかった。やがて、完全に制服を奪い去られた人妻が、ブラとショーツだけで裸を隠し、ベッドに横になる。江利子の肉体を、達樹はたっぷり撫で始める。

若者の両手が乳房を愛撫し、脇腹をくすぐるよう撫で上げる。お腹の辺りで指先を動かし、太腿を強く押してやる。そして少しずつ、その指先は江利子の腿の隙間に割り込んでいく。

「達樹君・・・・・・、駄目っ、そこは・・・・・・・・・・・」
そう漏らす人妻の欲情が、まだ中途半端にしか満たされていないことを、若者は感じていた。江利子を気持ちよくさせたいという一心で、彼は両手を駆使していく。

腿肉に愛撫を加える度に、人妻の両脚の緊張が緩んでいく。ビデオでいつか見たことを思い出し、達樹は江利子の片脚の膝を曲げてベッド上に立てる。

ショーツの中心が、はっきりと見える。境界線のあたりを何度も指先で撫でると、江利子の表情が確かに歪んでくる。苦しげに唇を噛み、ベッドを掴む指先に力が籠められる。

「江利子さん、気持ちいいの?」
脚の付け根を愛撫し、もう片手でブラ越しに乳首を撫でる。江利子の肢体が敏感に反応する。

「待って、達樹君・・・・・・・・・・・」
何かを警戒するように、人妻の戸惑った声が漏れる。少し前に射精したばかりだというのに、若者のそれは瞬く間に回復し、硬く頭をもたげている。

上半身を倒し、江利子の唇を吸う。逃げることなく、人妻はそっと舌先を伸ばし、若者との戯れに同意する。達樹の指先が、やがて江利子のショーツの中心に達する。

指の腹でそこを軽く押す。過去の人生で一度も知らない、不思議さを伴った柔かな感触が、達樹に伝わる。ショーツ越しに、達樹はその窪みを更に強く、ぐいと押す。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
瞳を閉じたまま、江利子が唇を開き、かすかな息を漏らす。左手で人妻の美乳をまさぐり、右手で秘所を責める。やがて、達樹は指先の変化に気付く。

「江利子さん、濡れてる・・・・・・・・・・」
女性が濡れるという事実に戸惑うように、達樹が言葉を漏らす。ショーツをずらし、その下に指先を滑り込ませる。熱く、蕩けるような人妻の蜜が、若者の指を迎える。

「あんっ・・・・・・・・・・・」
江利子の口から、再び小さな声が漏れる。これが女性の肉体なのだ。達樹はそれが、隣家のあこがれの人妻の肉体であるという事実を思い出し、興奮を加速させる。

中指を、更に奥まで、ゆっくりと挿入していく。ううんっ、と苦しげな声を漏らしながら、江利子が裸体をねじるように動かす。達樹の体奥で更なる欲情が湧き上がってくる。

「江利子さん、裸を見せて・・・・・・・・」
最初に口にした要求を再びささやきながら、達樹は江利子の背中に指先を伸ばす。ブラをすぐに外すことができず、両手をそこに回し込む。そして、時間をかけてホックを外す。

江利子の乳房が全て露わにされる。桃色をはらんだ乳首が、柔かに突起している。細身なのに、胸は見事に突き出している。直にそれを撫でながら、達樹は江利子のショーツに手を伸ばす。

「達樹君・・・・・・・、駄目っ、お店の人に・・・・・・・・・・」
店のルールを逸脱した自分に戸惑うように、江利子がかすかな声を漏らす。だが、若者は強引にその下着を引きずりおろし、美脚から完全に抜き去る。

江利子が全裸とさせられ、ベッド上に横たわる。激しく勃起したものを感じつつ、達樹は懸命に冷静さを取戻し、再び指先を立て、江利子の美肉に伸ばしていく。

そして、初めて人妻の敏感な部分を直接見つめる。濡れ光った襞が、何かを欲しがるように重なっている。江利子がそんな卑猥なものを秘めていたことを知り、達樹は鼓動を高める。

「江利子さん、気持ちよくなって・・・・・・・・」
たっぷりと濡れた江利子の美唇に、達樹の中指がぐいと突き刺さる。

「あっ・・・・・・・・・」
全裸の江利子の背中が、僅かに浮き上がる。上半身を逸らすように反応させ、顎を上に動かす。達樹に促されるまま、その美脚は膝を曲げられ、大胆に広げられていく。

「江利子さんの全てが見える・・・・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・、そこは見ないでっ・・・・・・・・・・・・・・」

火照った人妻の蜜唇に、重ねられた達樹の指先が挿入される。ぬるぬるとした感触を味わうと同時に、女体の神秘を若者は知る。次第にそれを早く動かし、人妻の裸体を震わせていく。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・・」
声を漏らしながら、江利子は依然として瞳を閉じ続けている。人妻が何かを想像していることを、達樹は感じ取る。自分ではなく、他の男のことを。

だが、それでも構わなかった。江利子をどこまでも悦ばせたい。自分に何ができるのか、確たる自信もないまま、達樹は激しく指先を往復させ、江利子の乳首に吸い付いた。

「達樹君っ・・・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・・・・・・」
「気持ちいい、江利子さん?・・・・・・・・・・・」

人妻は小さく頷き、更に指先に力を込めて、ベッドの端を掴む。再び限界にまで硬くなったものが何かを求め始めていることを、達樹は感じる。

だが、果たして自分にそれができるのだろうか。人妻の濡れた秘所をもう一度見つめる。そこに自分のものを触れさせ、更に強く挿入するなんて、そんなこと・・・・・・。

達樹の迷いを払拭するように、江利子の指先が動き出す。若者の股間を探し、その状態を確認する。依然として瞳を閉じたまま、江利子は彼の硬くなった肉体を優しくしごき始める。

「江利子さん、我慢できない・・・・・・・」
「達樹君・・・・・・・・・」
「お願い・・・・・・・・、江利子さん、最後まで教えて・・・・・・・・・・」

返事を聞くのも待たず、達樹は江利子の裸体をベッド上方に動かす。人妻の脚付近に作られたスペースに、意を決して上がる。そして、目の前の女の両脚をM字に押し広げる。

「いいわ、達樹君・・・・・・・・」
覚悟を決めたように、人妻が官能の声を伝えてくる。伸びてきた人妻の指先に、硬くなったものの先端を握らせる。人妻に誘導されるまま、達樹は腰を推し進めていく。

そこに触れるほどに接近し、江利子の手が更なる前進を促してくる。だが、角度の調整ができないのか、達樹はなかなか挿入を果たすことができない。

「焦らなくていいわ・・・・・・・・、さあ、もう一度・・・・・・・・・・・・・」
江利子が彼を迎え入れるように、太腿を抱えるほどに広げる。人妻の裸体にのしかかるような格好で、若者は体を重ねていく。そして、先端が確かに濡れ、熱い蜜に包まれる。

「江利子さん・・・・・・、入ってる?・・・・・・・・・・・」
「まだよ・・・・・・・・・、もっと奥まで来てっ・・・・・・・・・・・・」

達樹が戸惑ったまま、更に己の棹を強く動かしていく。半ばから根元にかけて、一気に蕩けるほどの熱さが伝えられる。江利子の美尻を浮かせるほど、若者は最後にぐいと腰を突き出す。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・」
江利子の深い喘ぎ声が、達樹にその瞬間を伝える。

「江利子さん・・・・・・・、遂に一緒になれた・・・・・・・・・・」
「達樹君・・・・・・、動かないで・・・・・・・・・・」

「えっ?・・・・・・・・」
「駄目、動いちゃ・・・・・・・・、お店の人に気づかれちゃう・・・・・・・・・」

江利子の危惧していることに、達樹は気づく。だが、達樹の牡としての本能は、激しく腰を動かし快感を浴びることを欲している。達樹は鼓動を高めながらも、視線を周囲に投げる。

ベッドの枕元付近に、小さなテーブルが置いてある。そこに薄い未使用の白いタオルが、何枚かたたまれて置かれていることに、達樹は気づく。

必死に腕を伸ばし、達樹はその1枚を掴みとる。


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