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抵抗の果て(42)

2014 03 24
2本の腕、そして2本の脚が、湯の中で男たちに拘束されている。身動きすることさえままならない状態でもなお、江利子は首を強く振って、男の口づけを避けた。

男はすぐにそれを求めることはなかった。笑みを浮かべながら、再び人妻の乳房をゆっくりと愛撫してくる。左右の胸の膨らみ、そして、腿裏がくすぐるような手つきで責められる。

こみあげてくる熱さを抑えることができない。群がり寄る男たちは、憎らしいほどの余裕を漂わせていた。まるで、時間ならばたっぷりとある、と主張するように。

美脚を撫でる男の手が、人妻のヒップの辺りを集中して責め始める。閉じようと動かしても、二人の男がそれを許さない。湯の中で、男たちは強く人妻の脚を広げ、あそこを露出させる。

男の指先が、人妻の腿裏から美尻にかけて往復する。左右の男が呼応するように、同時に同じ風に指を動かす。下腹部に集中させた神経の裏をかくように、別の男が人妻の乳首を弾く。

「あっ・・・・・・・・・」
熱さに耐えられないように、人妻の喉奥から小さな吐息が漏れる。

「熱いでしょう、奥さん・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「無理しなくたっていい。ほら、こんなに汗をかいている」

男の手が人妻の額をそっと撫で、そして頬に触れる。顎先を掴み、再びこちらに向かせる。きつい視線を注ぐ江利子の唇を、男が改めて吸い上げる。

「やめてくださいっ・・・・・・」
丁寧な、しかし確かな強い意志を伴った言葉で、人妻は抵抗を示す。だが、今度は男は許そうとしない。人妻の唇をこじあけるように舌先を伸ばし、運動を始める。

湯の中の男たちの手が、人妻の敏感な部分に接近していく。柔かな乳首をくすぐられ、ヒップの辺りを這いまわる複数の指先の存在を感じる。その1本が、やがて人妻の泉に向かう。

挿入はしない。ただ、湯で濡れた表面を確認するように、江利子の秘所をやさしく撫でる。二人の男の人差し指の腹が同時に、人妻の蜜泉に触れ、上下に動く。

男に唇を吸われたまま、江利子は顔を苦しげに歪める。懸命に閉ざされた人妻の唇は、男の舌先の侵入をまだ許してはいない。だが、その息遣いには明らかな変化が生じ始めている。

強烈な喉の渇き。秘所を撫でてくる男たちの指腹。そして、たまらない熱の予感。快適だった露天風呂の湯が、どこまでも熱く感じられてしまう。江利子は、追い込まれた自分を感じる。

「奥さん、そろそろ外に出ませんか?」
人妻の苦悶を見透かしたように、男が耳元で静かにささやく。

「わかりました・・・・・・」
観念した様子で、江利子はうなずいた。この熱さはお湯のせいだけではない。男たちの時間をかけた責めが肉体に熱を与えてくる。それを知りながらも、人妻にはもう、選択肢はなかった。

立ち上がった江利子が少しふらつき、男の裸体に手を伸ばしてしまう。4人の男が人妻を取り囲むように支える。男たちが皆全裸であることに気付き、人妻は視線を懸命に逸らす。

だが、曝け出した自らの裸体はどうすることもできない。解放された両腕を乳房の前で交差させ、江利子は懸命に裸を隠そうとする。

お湯から完全に出た人妻に、立ったまま、一人の男が口づけを与える。他の3人の男は手を伸ばし、人妻の乳房を揉みしだき、或いは腰のくびれからヒップを何度も撫でてくる。

「待ってくださいっ・・・・・・・・」
江利子はもう一度、懇願の言葉を漏らす。背後に回った男が、江利子のわきに手を挿入し、その両腕を後方から抱え上げる。無防備な乳房に、二人の男が同時にしゃぶりつく。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・」
人妻の戸惑いの息遣いが、男たちにはたまらなく色っぽく響く。立ったまま乳房をしゃぶられ、別の男にキスを要求される。首を何度も振って、江利子はなおも抵抗を示す。

「立ったままっていうのも疲れるだろう」
リーダー格の男のその言葉は、人妻に対してではなかった。仲間の男たちはその言葉にうなずき、責めをいったん停止する。彼らの視線が、露天風呂の一角に注がれる。

そこには、石造りの洗い場が備えられていた。露天風呂ではあまり見かけないが、混浴のその場所だけがその旅館の唯一の風呂であるためか、通常の内風呂と同様の設備が整えられている。

人妻の裸体を取り囲んだまま、男たちは強引にそこに向かう。シャワーがあり、鏡がある。椅子、桶、ソープ、スポンジが揃い、付近には座ることができそうな巨大な岩が設置してある。

「奥さん、こちらに座ってください」
洗い場の一つの椅子に、人妻が誘導される。腕で乳房を隠したまま、人妻はそこに座らされる。見事に盛り上がった人妻の乳房が、交錯した腕の下で魅惑的な曲線を描いている。

「私たちが奥さんの体を洗ってあげますよ」
男の意外な言葉に、江利子は思わず強い口調を発する。

「結構ですから」
「そう言わずに。随分汗をかいてるじゃないですか。お体中、きれいにしてあげますから」

男の言葉が意味深に響き、他の男たちも楽しげに笑う。それに反発するように立ち上がろうとする江利子の裸体を、男が強く押さえつける。

「奥さんに逃げる権利はないんですよ。さあ、洗ってさしあげようじゃないか」
4名の男たちが、それぞれにスポンジを手にし、たっぷりとソープを注ぐ。そして、人妻の周囲に椅子を置く。皆が座ることはなく、2名の男は、人妻の背後に立った。

「どこから洗って欲しいですか、奥さん」
40代半ばと思われるリーダー格の男が、江利子のすぐ右側に座っている。彼の言葉を無視し、人妻は腕を固くクロスさせたままだ。男の視線が、背後の2名の男に流れる。

後方にいる2名の男が人妻の両腕をつかむ。そして、上方に強く動かす。一人の男が椅子を運び、江利子のすぐ背後に座る。そして、先刻同様に両脇の下に腕を挿入し、人妻を拘束する。

「いやですっ・・・・・・」
乳房を曝け出すように、江利子が両腕をばんざいする格好で拘束されてしまう。改めて直接人妻の乳房を見つめ、男たちが興奮を隠せない様子でため息をつく。

「やらしい体してますね、奥さん」
一人の男が手にしたスポンジが、人妻の首筋にそっと触れる。震える人妻の裸体に、白い泡がゆっくり広がっていく。乳房を敢えて避け、脇、腰の曲線、そして腹部に。

次第に、江利子の裸体が白く染まっていく。背後にいる男は、人妻の腕を拘束して座り続けている。残りの二人が、江利子の左右斜め前に座り、閉ざされた太腿にスポンジを載せる。

人妻の美脚に奉仕するように、二人の男がソープを拡散させていく。腿の表面から、二人のスポンジが少しずつ人妻の両脚の隙間に侵入していく。

江利子はその脚に力をこめる。だが、二人の男の力に太刀打ちできるはずもない。左右から膝を掴まれ、江利子の両脚が少しずつ広げられていく。

「結構です、そこは・・・・・・・」
人妻の言葉を無視し、二人の男が太腿を愛撫しながら白い泡に包んでいく。

最初に江利子の上半身を洗い始めた男の手が、まだ泡に包まれていない箇所に接近していく。豊かに突き出した人妻の乳房のすそ野を、男の持つスポンジがぐるぐるとまわり始める。

焦らすように、そのスポンジが少しずつ頂上に近づいていく。だがそれは、触れそうで触れない。乳房の先端の突起だけが泡から残され、淫靡に浮かび上がる。

同時に、脚を責める二人の男のスポンジが、江利子の内腿、そして更に奥へと侵入していく。背後から羽交い絞めにされたまま、江利子は唇を噛み、裸体をくねらせる。

「リラックスしてください、奥さん・・・・・・」
そうつぶやいた男のスポンジが、遂に江利子の乳房の先端に触れる。突起した薄桃色の人妻の乳首を、柔かなスポンジが弾く。同時に、美脚の隙間の二つのスポンジが最奥の泉に達する。

「あっ・・・・・・・・・」
江利子の乳首、そして蜜唇が、男たちのスポンジで撫でられ始める。経験したことのない刺激が、人妻を追い込んでいく。目の前の鏡に映る人妻の全身が、ソープで白く包まれる。

男たちはやがてスポンジを手放した。そして、彼らの手を直接人妻の裸体に置く。ソープを人妻の美肌に更に塗りたくるように、男たちの手がいやらしく滑り始める。

「きれいにすると同時に、気持ちよくさせてあげますよ、奥さん」
乳房を覆った手が、膨らみ全体を愛撫する。秘所に接近する二人の指先が、何度も人妻の内腿を意味深に往復する。背後から拘束する男の指先が、人妻の唇をこじ開けて侵入する。

「ううんっ・・・・・・・・・・」
苦しげな吐息を漏らしながら、江利子の裸体が背後の男にもたれかかる。


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Comment
もう少しリアリティが欲しい。

物語にもどると、味方は旦那と達樹だけ?二人の共通点はエッチが下手。敵?はエッチ上手。

どうする江利子さん。

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