FC2ブログ

抵抗の果て(50)

2014 04 21
彼のものに深々と貫かれた瞬間、人妻は牝としての性欲を隠すことができなかった。もう、ごまかすことなどできない。人妻の熟れた肉体は、男のたくましさに屈服しようとしている。

それは、江利子自身、かつて知らない自分の本当の姿であった。このような淫らな部分が自分のどこかに存在していたことを、江利子はずっと気付くことはなかった。

奥多摩の山荘での体験の後も、江利子は懸命に目を逸らし続けていた。しかし、江利子は今、感じていた。己の肉体が小野田に激しく愛されることを欲し、たまらなく濡れていることを。

「やっと気持ちよくなったかい、奥さん」
「・・・・・・・」
「今からもっとよくしてやるよ」

江利子の太腿を撫でるように押しながら、小野田はゆっくりと腰を振り始める。太く猛々しい彼のものが、欲情的に膣壁を圧迫してくる。濃厚な快感に戸惑うように、人妻は首を振る。

「動かないでっ・・・・・・・」
戸惑う人妻の頬を、男がそっと撫でる。その指先が、人妻の唇の隙間に挿入される。江利子がそれをいやらしく口に含み、しゃぶる。小野田が一定のペースで腰を振っていく。

それに呼応するように、男の指先を含んだ人妻の唇が震える。硬く勃起した男の肉棒が、先端から根元までずぶりと濡れた陰唇に刺さる。それを繰り返され、人妻の息が乱れていく。

「あっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・」
かすかな声が、江利子の喉奥から漏れ始める。小野田を見詰めたまま、快楽の色を頬に浮かべていく。解放された両腕を投げ出し、布団を掴むように指先を震わせる。

丁寧に腰を突きながら、小野田は江利子の唇を求める。誘われるまま、人妻は男との接吻を交わす。美脚を大胆に開き、男を迎え入れる。そして、彼の腰を太腿で強く締め付ける。

キスを貪りあう男女の唇から、ハアハアという官能の息が漏れ広がる。仰向けになったまま、人妻は自分から腰を動かし、男の剛健な肉体との密着感を求める。

江利子の素晴らしい裸体を堪能するように、小野田はその手を動かしていく。腰を振りながら、人妻の乳房を癒すように撫で、勃った乳首を指先でいじめ、腰の曲線を何度も撫でる。

「気持ちいいだろう、奥さん」
男の言葉に、人妻が言葉を返すことはない。だが、態度で答えを示すように、人妻は上に乗る男の背中に爪を立てた。そして、彼の汗ばんだ裸体を強く引き寄せた。

「全て忘れるんだ、奥さん」
心を見透かすような小野田の言葉に、江利子は深い戸惑いを覚える。

「日常の全てを忘れるがいいさ。今夜はただ、体に正直になればいい」
彼の言葉に従うように、江利子の脳裏から少しずつ理性が消え去っていく。

背徳な罪の感情さえ、薄れていく。日々のしがらみ。理髪店。夫。宮地達樹。エステサロン。全ての現実が、人妻の体奥から退行し、熟れた肉体の欲情だけが頭をもたげてくる。

これまでの人生で我慢し続けてきた女としての欲望。生涯、それに気づかぬ振りを続けるつもりであった人妻が、今夜、夫以外の男に屈服し、体の叫びに素直に振る舞おうとしている。

「小野田さん・・・・・・」
男の背中をきつく抱きしめながら、人妻が声を漏らす。

「全て、忘れさせてください・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・・」
「抱いて・・・・・・・・、私を激しく抱いてください・・・・・・・・」

江利子の潤んだ瞳を見つめながら、小野田もまた、その人妻と同じことを欲していた。この美しく、官能的な人妻の肉体に溺れ、全ての現実から逃避しようと。

江利子の唇を情熱的に吸いながら、小野田は更に彼女の太腿を抑えつけた。人妻の2本の美脚を揃えるようにして、男は激しく腰を振り下ろす。

「あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・」
人妻の声から抵抗の色が完全に消え失せ、屈服に満ちた悦楽の色が濃くなっていく。

男の肉棒が更に硬く、長大になったような気がする。太く、圧倒的な彼のものが、膣の奥底にまで届いてくる。激しく突かれる度に、意識が遠のくほどの快感を与えられる。

艶めいた人妻の肌に、汗が浮かんでいく。喉の渇きを訴えるように、人妻の舌先が唇の上をなまめかしく動く。彼女のふくらはぎを舐めながら、男が深々とピストンを繰り返す。

「はんっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・」
山荘の夜にも、人妻のこんな色っぽい声を聞いた覚えはない。小野田は凶暴な興奮を感じながら、屈服に追い込んだ人妻の裸体を闇の中で改めて見つめる。

「どうされたいんだ、奥さん・・・・・・・」
「好きになさってください・・・・・・・」

「いいんだな、奥さん・・・・・・」
「ええ・・・・・・・・」

挿入を続けていた棹を、男がいったん引き抜いた。その瞬間、人妻の肢体が震え、唇からかすかな声が漏れた。江利子の美尻を撫でながら、男は人妻の裸体を布団の上で横向きにする。

上になった左脚を持ち上げ、人妻の秘所を露わにしていく。薄闇の中でも、欲深く濡れ光る熟れた女の秘所がよく見える。小野田はそこに指先を伸ばし、そっとかき回した。

「いやんっ・・・・・・・・・・」
少女のような抵抗の言葉を江利子が投げる。更に高々と人妻の片脚を持ち上げ、男は己の腰を近づけていく。体勢を調整し、黒々と隆起した男の武器をゆっくり挿入していく。

「ううんっ・・・・・・・・・・」
枕にしがみつくように、江利子が全身を震わせる。人妻のそんな反応を見つめながら、男は更に腰を押し出していく。そして、横向きになった人妻に、男のものが根元まで挿入される。

「ああっ・・・・・・・・・・・」
深い吐息を漏らす江利子。彼女の豊満なヒップを撫でながら、男はその指先を谷間に這わせていく。美尻の谷間から交わりあう秘部を撫で上げ、そして腰を軽く突き出す。

「あっ・・・・・・・・・・・・」
先刻とは違う角度で、小野田のものが快感を与えてくる。彼の今からの激しい責めを期待するように、江利子は目の前の枕を更に引き寄せる。

ゆっくりと、しかし、濃厚に男が腰を振り始める。片脚をあげて秘所を剥き出しにしているという恥辱感が、人妻を熱く、疼かせていく。枕を噛みながら、江利子が悦楽の声を漏らす。

「ううんっ・・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・・・・・」
小野田の手が、江利子の素肌を這いまわる。十分な潤いと張りを維持した人妻の美しい肌を堪能しつつ、男は彼女を更に悶えさせたいと欲する。

「奥さん、最高の女だ、あんたは・・・・・」
思わず本音を漏らしながら、小野田は深々とした腰の往復を与えていく。人妻の蜜園は更に熱く蕩け、いやらしい湿った音を奏でてくる。

深く挿入される度に、その膣壁が淫らに収縮し、男のものをくすぐるような反応を与える。かつて知らない心地よさに男は顔をしかめながら、一層力強く、ぐいと腰を突き出す。

「あんっ・・・・・・・・・・」
枕を噛みながら、江利子が耐えきれない様子で首を振る。露わになった乳房の先端が、欲情の高まりを示すように硬く突起しているのが見える。

激しく腰を振る小野田の下半身と、江利子のヒップが重なり合う。ぱんっ、ぱんっ、という卑猥な音が江利子を刺激する。最上の快楽の気配が、人妻に近づいてくる。

セックスの快感がこれほどに深く、人生を狂わせてしまうほどの濃厚さを秘めていることに、江利子は激しく戸惑っている。だが、人妻はその快楽からもう逃げることができない。

「奥さん、四つん這いになれよ」
男の命令調の言葉が、人妻を妖しく刺激する。腰のものを再び引き抜いた男は、息を整えながら、人妻の裸体を完全に反転させた。そして、布団のそばにあるテーブルに向かわせる。

いざなわれるまま、江利子は火照ったままの裸体を這わせ、両手をテーブルに突いた。背後から接近してくる男を感じつつ、人妻は自分から下半身をいやらしく突き出す。

その裸体を、男の手が撫でまわす。それだけで、人妻の火照りは一気に過熱し、男を激しく欲する。だが、小野田はすぐに挿入しようとはせず、その代わりに手をテーブルに伸ばした。

江利子は初めて気付く。食事が全て片づけられたと思われたテーブルの隅に、何本かの銚子とお猪口が置かれていることに。男は銚子を手にし、お猪口に酒を注いだ。

「奥さん、飲むんだ」
「お酒は結構です・・・・・・・」
「全てを忘れたいんだろう、奥さん・・・・・・・」

もはや、拒むことなどできない。背後の小野田に勧められるまま、江利子はその酒で唇を濡らす。同時に、折り曲げられた両脚が更に広げられ、小野田の下半身が接近してくる。

「いやっ・・・・・・・・・」
小野田の手首が傾く。冷えた酒が人妻の喉奥に注ぎ込まれる。ごくごくと、江利子はそのアルコールを体奥に流し込む。その瞬間、小野田の極太の肉棒が背後から江利子に挿入される。

「ああんっ・・・・・・・・・・・」
テーブルに両手を突き、江利子はいやらしく下半身を後方に突出し、あられもない声をあげた。小野田はもう1杯酒を用意し、江利子に飲むことを強要する。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・・・」
急速な火照りが江利子を包み込む。下腹部の熱が、全身に拡散する。性と酔いの快感が交錯し、人妻を限界にまで追い込んでいく。男が激しく、力強く腰を振り始める。

「あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・」
顎を虚空に向けながら、江利子は肢体を猥褻に反らす。突き出された人妻の豊乳を男の手が覆う。全身の汗量が増えていく。ハアハアという男女の息遣いが、更に激しく転化していく。

全てを忘れ去った人妻が、自分からいやらしく腰をくねらせ始める。


(↑クリック、更新の励みです。凄く嬉しいです)
Comment
いよいよですね!期待しております。
お久しぶりです
コメントを書くのは久しぶりです。
時間の合間を縫って読んでいます。
今後も楽しみです。

管理者のみに表示