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抵抗の果て(52)

2014 04 28
背後から抱かれるという体位が、人妻の興奮を高めている。全てを彼に支配され、奔放に振る舞う姿を見つめられる。熱を帯びた腰をくねらせながら、江利子はたまらなく感じていた。

「いいっ・・・・・・・・、ああっ、いいっ・・・・・・・・・・・」
一度告白してしまった素直な感情を、人妻はもう消し去ろうとしない。背後にいる男の上に座り、その一体感をもっと欲しがるように淫らに下半身を振り、彼のものを締め付ける。

小野田の手が、江利子の熟れた裸体を這いまわる。乳房をまさぐられ、恥ずかしく濡れた箇所をいじめられる。彼が与えてくる全ての刺激が、人妻の熱を高め、息を乱す。

「あっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・」
背中からきつく抱きしめてくる男が、色っぽい悶え声を漏らす人妻の首筋を舐める。彼の汗を背中に感じる。彼の欲情を恥部に感じる。彼の激しい情愛に、人妻は堕ちていく。

「奥さん・・・・・・、もっと悶えるんだ・・・・・・・・・」
「はんっ・・・・・・・・・・」

「旦那が知らない姿を俺に教えてくれ・・・・・・」
「いやっ・・・・・・・・・・、ああっ、小野田さんっ、もう・・・・・・・・・・・・・」

後方を向いた人妻の唇を男が奪う。互いの唾液を交換し、音を立てるほどに激しく吸いあう。同時に男は乱暴に腰を震わせる。上に乗る人妻の裸体が、悦びに満ちていく。

「ああっ、たまらないっ・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん、舌を出すんだ・・・・・・・」

小野田の猥雑な要求に、江利子は素直に従う。客商売をしながらも決して隙を見せないと評判の硬い人妻が、日常の姿を捨て去り、欲情に濡れた牝としての本性を曝け出していく。

震える舌を、江利子が大胆に差し出す。開かれた唇が、人妻の色気を加速させる。男に完全に屈服したかのように、江利子が提供する舌の先端に、小野田が己の舌を接近させていく。

「あんっ・・・・・・・・・・」
声を漏らす江利子。やがて、男は再び人妻の舌を濃厚に吸い始める。彼の手が人妻の豊満な乳房を愛撫する。形よく前方に突き出した胸の膨らみが、柔かに彼の指を弾く。

熟れた女体の持つその弾力を、男はたっぷりと堪能する。人妻の膣内が更に熱く、蕩けてきたことがわかる。挿入した自分自身の武器を、彼は力強く上方に突き上げる。

「あんっ!・・・・・・・・・・・・」
嬌声とも形容できそうな官能の叫びが、江利子の口から漏れる。激しい突き上げを続けながら、小野田が背後から江利子の裸体を強く抱きしめる。

「もっと・・・・・・・、もっと強く抱いてくださいっ・・・・・・・・・・」
夫への背徳な感情を全て捨て去りたいがために、そんな要求を投げてくるのだろうか。男はそんなことを感じながら、人妻の望み通り腕に力をこめ、同時に激しく下半身を揺すった。

「あっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」
何かが近づいているような、そんな戸惑いと悦びが人妻の喘ぎ声に溢れ出ている。汗を流しながら、小野田は懸命に己の興奮を自制し、江利子を更に追い込むことだけを考えた。

「どんな体位がいいんだ、奥さん・・・・・・・・」
「好きに・・・・・・・・・、好きになさってください・・・・・・・・・・」

ハアハアと息を乱しながら、江利子がささやくような声で小野田に答える。ようやく動きを停止した男の下腹部に、人妻のふくよかなヒップが置かれている。

二人は全身を震わせて、息を整える。交わったままの休息を堪能しあうように、互いの裸体を密着させ、両手を絡めあう。時折、我慢しきれない様子で江利子が腰を振る。

「欲しいか、奥さん・・・・・・・・・・・」
「お願い・・・・・・・・・、焦らさないでください・・・・・・・・・・・・・・」
「こんどはこっちを向くんだ、奥さん・・・・・・・・」

男の言葉に促された人妻が、裸体を震わせながら腰を浮かす。挿入され続けていた男のものが、蜜壺から引き抜かれる。驚異的な欲情を示すように、彼のものは猛々しさを維持している。

肢体をふらつかせ、江利子はその場に立つ。そして、小野田の方を向く。布団の上に、男は依然として座っている。薄闇の中、目の前に立つ人妻の裸を、男はいやらしく見上げる。

「何度見てもいい体だ、奥さん・・・・・・」
既に、二人の目は完全に闇に慣れている。江利子の瞳に、かつて気付かなかった濃厚な性欲の光が妖しく漂っていることに、小野田は気づく。それは、彼の股間のものを一層硬くさせる。

「もっといやらしく・・・・・・・、男を欲しがるように俺を見つめるんだ・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」

「旦那はまさか奥さんが今頃こんなことしてるとは、思ってもいない・・・・・・・」
「何も言わないでください・・・・・・・・・・」

「これが欲しいんだろう、奥さん。旦那とはまるで違う、俺のこれが・・・・・・・・・・」
小野田は、股間にそそり立つ己のものを誇示する。江利子の淫らな視線が、確かに注がれる。黒々とたくましく勃起する彼の肉体に、人妻の瞳の奥に戸惑いの色が走る。

「立ったまま近づくんだ、奥さん・・・・・・・」
江利子が足を一歩前進させ、小野田の眼前に秘所を提供するように立つ。戸惑う人妻を下から見上げ、男がにやりと笑う。

「脚を開け、奥さん・・・・・・・・・」
生贄になったように、江利子が立ったまま大胆に美脚の間隔を開いていく。小野田は体勢を整え、立った人妻の下に潜り込む。すぐそこに、人妻のたっぷり濡れた淫唇が光っている。

「人妻の柔かな美肉をまた吸わせてもらおうか・・・・・・」
挿入前にたっぷりと口でいじめた江利子の美唇に、小野田は再び強く吸いつく。

「はんっ・・・・・・・・・」
立ったまま犯され、江利子は思わずそこから後退しようとする。

「逃がさないぜ、奥さん・・・・・・・・」
男の両手が、人妻の太腿を拘束する。その場に肢体を固定させ、男はたっぷりと人妻の股間を吸い始める。立ったまま、江利子は首を激しく振り、指を噛むように手を口元に運ぶ。

「ううんっ・・・・・・・・・、いやんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
じゅるじゅると卑猥な音を立てながら、小野田は執拗に江利子の汁を吸い続ける。全身をくねらせ、人妻が激しく悶える。濃い戸惑いの声に、やがて悦びの色が戻ってくる。

「いやっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
立ったまま、人妻は自らの花芯を男にこすりつけるように、腰を振る。片手で男の後頭部を引き寄せ、もう片手の指を噛む。悶え、喘ぐ人妻の全裸が、闇の中に浮かび上がる。

「客の髪を切ってる自分を想像するんだ、奥さん・・・」
「いやっ・・・・・・・・・・・」
「こんな風に大事な場所を口で吸われても、声を出しちゃ客にばれちまうぜ・・・・」

小野田の言葉に惑わされるように、江利子は理髪店で勤務する自分を思い描く。調髪台の上に横にされた客は眠っている。その隙を狙うように、小野田の口が下方から責めてくる。

「はうっ・・・・・・・・・・・」
自分から脚を開き、彼の舌先を招き入れてしまう。調髪台に両手を置きながら、激しく悶える自分自身の姿。全てを剝ぎとられた全裸の自分が、店内で乱暴に陵辱される姿・・・・・・。

「小野田さん・・・・・・・、お願いっ、もうやめてください・・・・・・・・・・」
「どうされたいか教えてくれよ、奥さん・・・・・・・・・」
「早く・・・・・・・・・、早くしてっ・・・・・・・・・・・・・・」

人妻は、再び男に貫かれることを狂おしく欲している。滴り落ちてくる人妻の蜜で顔を濡らしながら、男はそれを感じる。彼自身の股間もまた、強くそれを望んでいた。

「奥さん、早くどうして欲しいんだ・・・・・・・・・」
江利子の太腿を抱えながら、小野田は再び体勢をずらす。そして、こちらを向く格好で、人妻に自分の腰に座ることを要求する。江利子は脚を曲げ、再び腰を沈めていく。

「言わなきゃしてやれないぜ、奥さん・・・・・・・・・・」
江利子の淫唇が男の先端に触れる寸前で、小野田が腕に力をこめて下降を停止させた。腰を沈めようと震える人妻の下半身が、男の最後の要求にさえぎられている。

「小野田さん・・・・・・・・・、言わせないでください・・・・・・・・・」
「エッチな奥さんが見たいんだよ、俺は・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」
「それが奥さん、あんたの本当の姿だからな・・・・・・・・」

男の言葉が、人妻の体奥の何かを鋭く射抜いた。肉体の声に素直に従い快楽を求めることに、恥じることは何もない。ためらいを捨て去った人妻の裸体が、女としての美しさを強く漂わせる。

「早く・・・・・・・・、早く入れてください・・・・・・・・・・・」
「欲しいんだな、奥さん・・・・・・・・・・・」

小野田の言葉に、恥ずかしげに小さくうなずく江利子。

二人が潤んだ瞳で見つめあう。ゆっくりと、江利子の腰が下降していく。視線を絡ませたまま、互いの秘所が触れ合う。そして、一気に人妻の裸体が男に沈み、肉棒に深々と貫かれる。

「ああんっ!・・・・・・・・・・・・」
江利子の爪が、小野田のたくましい背中に深く食い込む。

人妻の腰が、男のそれにねっとりと絡みつく。やがて、卑猥な腰の振りが始まる。唇を貪りあいながら、二人の男女が激しく秘所を交わらせていく。男の限界が、急速に近づいている。

人妻、足立江利子。最後の夜。そのクライマックスが、すぐそこに迫っている。


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Comment
No title
最後の夜??

人妻最後? 妻でなくなるだけなのか?

はたまた、罪悪にかられての人生の最後なのか?

何れにしても最悪な妻なので、大きな後悔とともに最後を
迎えて欲しいものです。

只、小野田とこのまま駆け落ちして終わり〜、はやめてね。
No title
最後の夜ではなくて
ずっと連載を続けて欲しい。
私も…
はぁ~読んでいて体が熱くなりました。私も江利子さんみたいに抱かれたい。

小野田さんの舌で犯されたい。。

なんて思うほど
体が感じてしまいます。

素晴らしい表現力に陶酔します。

毎夜読み返し
官能に震える、
さやでした。

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