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夫の秘密、或いは妻の秘め事(19)

2014 09 24
形のいい人妻の乳房が、柱の陰で露わになっている。生バンドのゆったりとした音楽が続く中、その乳房に一人の男がしゃぶりついている。

困惑する人妻は、背後から別の若い男にがっちりと拘束されていた。長身の人妻の肢体を包んでいた黒色のドレスが、乳房の下方にまでずり降ろされている。

なまめかしく光る両肩を震わせながら、希美子は乳房への責めをたっぷりと与えられていく。ここまで時間をかけて様々な刺激を加えられた人妻の肢体は、既に十分な熱を帯びている。

言葉を交わそうとする者はいない。今、そこにある状況を、男はとことん堪能し、人妻はどうにかしてやり過ごそうとしている。物陰で求めあう動物のように、二人はただ息を乱していく。

窓に映し出されている妻の姿を、夫は間違いなく見つめている。夫への助けを心の中で懇願しながら、希美子はそれを上回る羞恥の感情を抱き、瞳を既に閉じている。

顔を横に向け、唇を固く噛み締める。男の舌先が乳首を弾き、唾液を頂上付近から徐々に裾野に向けて拡散していく。その作業が、希美子の全身に妖しい感覚を与えていく。

彼の指先もまた、休んではいなかった。上半身をかがめ、人妻の胸元に顔を埋めながら、男はその両手を駆使していく。乳房を癒すように愛撫し、脇腹に指先を走らせる。

希美子の背中を撫で、首筋をたどっていく。突起してきた人妻の乳首を吸いながら、男は両手を下方に動かしていく。ドレスを脚元からまくりあげ、希美子の太腿を掴む。

小さく首を振る希美子を見つめながら、男は再び乳房をしゃぶる。そのまま太腿を愛撫し、やがて希美子のショーツに指先を伸ばす。デザインを確認するように、下着を撫でまわす。

「やめてっ・・・・・・・・・・・・」
ささやくほどの希美子の声は、音楽にかき消される。ショーツが紐状に少しずつ束ねられていく。人妻のヒップが露わになり、官能の気配と共に外気がそれを包み込んでいく。

希美子の豊かな美尻を男が揉み始める。両脚に力を込めながらも、希美子は時折力を失い、背後の若者に身を任せてしまう。燃えるような感覚が、希美子の下半身を支配していく。

ワインの酔いが、今頃になって希美子の体奥で覚醒する。喉の渇きと同時に、何かを欲するような感覚が人妻を追い込んでいく。男の指先が、少しずつ人妻のヒップの奥に這って行く。

鼓動が高鳴り、希美子は更にきつく唇を噛む。目の前の男を突き放そうとしながら、その手はやがて彼の上半身を抱きかかえるように背中に置かれてしまう。

男の指先が、紐状にされたショーツの下側に滑り込む。希美子の大切な個所付近をたどりながら、何度も往復を始める。泉のほとりまで行き、ゆっくりとした後退を繰り返す。

その手がやがて、人妻の太腿の前方にまわりこむ。内腿を撫で上げながら、人妻の肌を震わせていく。夫がすぐそこにいる人妻の秘所に、別の男の指先が大胆に近づいていく。

指の腹が、ショーツの一点を撫でる。希美子の噛み締めた唇が、僅かに緩む。下着が引き上げられ、その裏側に男の指先が潜入する。黒い茂みをいじりながら、奥に向かう。

美唇の端にまで達した彼の指先が、表面をそっと撫でる。背後の男に座るような格好になりながら、希美子は唇をかすかに開いてしまう。瞳を閉じたまま、人妻は背後の男の服を掴む。

希美子の指先が震え、若者の白い制服を握りしめる。乳房の先端を音を立てて吸いながら、男は中指に力を込める。先端で何度も撫でた人妻の割れ目に、それをそっと刺す。

その瞬間に熱く蕩ける人妻の蜜が、男の指を歓迎する。希美子は更に力を込めて、背後の若者にしがみつく。第一関節までを挿入し、男は人妻の蜜唇の湿り気を確かめる。

それだけで音が漏れるほどに、そこは濡れていた。男は素直に驚きを示しながら、密かに興奮を高める。少しずつ指先を奥深くに、ゆっくりと、いじめるように進めていく。

「あっ・・・・・・・・・」
希美子の唇をこじ開けるように、艶めいた声が絞り出される。

中指の中ほどまでが、人妻のそこに差し込まれる。そのままの状態で、男は指先だけを器用に震わせる。人妻の濡れた壁をたたき、何度も小刻みに振動を与えていく。

想像を超越した刺激が、希美子を襲う。激しく首を振りながら、完全に背後の男に座り込む。男の左手が、人妻の両脚に更に開くことを強要する。そして右手を人妻の中で震わせる。

ぐっしょりと濡れた指先を、男は更に奥深くにまで到達させようとする。再びまっすぐに力を注がれた彼の中指が、じわじわと侵入を図っていく。収縮する人妻のそれが、男をいざなっていく。

「ああっ・・・・・・・・・・」
声を漏らす希美子の唇を、男が奪う。濃厚な口づけを与えながら、彼は更にぐいと力を込めて指先を押し込む。遂に手のひらが人妻の恥部に触れるほどに指先が差し込まれる。

その瞬間、男に奪われている人妻の唇の奥で、確かな息の乱れが生じる。男はゆっくりと指先の出し入れを始める。くちゅくちゅという湿った音が、流れ続ける音楽と絡み合っていく。

男の手の往復がピッチをあげていく。苦しげな息遣いを隠すように、希美子は彼とのキスを敢えて受け入れる。いつしか舌を吸われ、希美子は複数の個所から異なる刺激を与えられていく。

すべやかに艶めく人妻の美脚が、めくりあげられたスカートの下で露わになっている。ドレスはもう、人妻の腰に巻き付いているような状態であった。

男が何かをイメージするように、激しく中指での責めを与えていく。彼の手のひらが希美子の秘部に当たるたびに、ぱんっ、ぱんっ、という卑猥な音を奏でていく。

溢れ出る人妻の愛蜜が、男の手首を濡らしていく。息を荒げる人妻の舌を、男がきつく吸い上げる。中指に人差し指を加え、硬く棒状に揃えた二本で、男は希美子を犯していく。

「はうっ・・・・・・・・・」
激しすぎるほどに、男の両手が責めを与えていく。男に吸われる唇の中で、人妻が激しく息を乱していく。苦しげなその息遣いには、同時に牝の興奮の気配が漂っているように思える。

巨大なガラス窓の中で、男の指先で激しく犯される姿を想像しながら、希美子は意識を遠ざけていく。男はキスを止めようとしない。希美子は自分から舌を伸ばし、彼のそれと絡めていく。

夫の興奮する姿が、一瞬希美子の脳裏をよぎる。自分自身が、ガラス窓の中に溶け込み、夫の手の届かない場所に連れて行かれてしまうような、そんな錯覚が希美子を襲う。

「一緒にイきましょう、奥様」
男の低い声が、希美子を誘う。奥様、ご主人のいない場所に、お連れしますよ。さあ、我慢なさらないで。本能に、本能にただ従うんです、奥様・・・・・・・・・。

男の誘いがぐるぐると希美子の頭の中を駆け巡る。大切な個所が激しく収縮し、蜜を溢れさせていくことを感じながら、希美子はガラス窓の中に広がる暗闇に、身を投じていく。

ああっ・・・・・・・・・、ああっ、無理っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

奥様・・・・・・・、さあ、一緒に・・・・・・・・・・・・

あなた・・・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・・、見ないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・・

希美子の全身が、がくっと強く震え、ぐったりと後方の男に肢体を沈める。ハアハアという官能的な息遣いが、希美子を包み込む。ガラス窓の空間に心地よく漂う自分を、希美子は感じる。

周囲で誰が踊り、誰が自分のことを見つめているのか、希美子はやがて忘れ去っていく。窓ガラスの中に監禁され、あられもない姿を披露し、夫に見つめられている自分をただ想像する。

「イってしまったんですか、奥様」
どこか遠くから、男のそんなささやきが聞こえたような気がする。肢体が抱え上げられ、乱れた服装を再び整えられることを、希美子はぼんやりと感じる。

「お上手ですよ、奥様。とても初めてとは思えない」
「えっ?・・・・・・」

気づいたとき、希美子はダンスホールの中央で、彼と共に静かに踊っていた。周囲で踊るカップルも、生バンドも、レストランに座る客たちも、そこに何の変化もなかった。

服装にも全く乱れはない。ダンスを丁寧にリードしてくれる彼の姿には、紳士という形容しかあてはまらなかった。希美子は無意識のうちに、あの「ガラス窓」を探した。

そんなものは存在しなかった。夜景が望める窓はあったが、巨大なものではなく、小さく、いくつもの窓枠で細かく区分けされたようなガラスだった。

夢を見ていたとでもいうの・・・・・・。あれほどにリアルな夢を、この男と踊りながら・・・・・・・・・・。希美子は濃厚な記憶の証拠を探そうと、周囲に視線を投げた。

「どうしましたか、奥様」
「い、いえ・・・・・・・・・」

「そろそろ戻りましょうか」
「えっ?」

「もう十分私も楽しませていただきました。あまり長いとご主人に怒られてしまう」
「あ、あの・・・・・・・、もうどれくらい踊っているんでしょう・・・・・・・・」

「あまりに熱心で時間の感覚もお忘れになりましたか。それは光栄ですね」
男は静かに笑いながら、腕時計を見つめた。

「もう30分程にもなりますよ、奥様」
「30分、ですか・・・・・・・・・」

困惑する希美子の手を引き、彼はテーブル席のエリアに足を進めた。携帯の画面を覗いていた夫が、二人の戻りに気付いたように顔をあげるのを、希美子はただ見つめた。

「希美子、随分上手にダンスしていたじゃないか」
「ご主人、そうなんですよ、私も正直、驚きました。やはり私の勘に狂いはありませんでしたな」

「どうも、妻がお世話になりました」
「こちらこそ。また機会があれば、ご一緒させていただきたいものです。では、私はこれで」

最後まで紳士然とした振る舞いで立ち去っていく彼の姿を見送り、希美子は緊張を抱えたまま、席に座った。夫には何の変化もなかった。いつもと同じ様子で、こちらを見つめている。

「どうだった、希美子。楽しかったかい?」
「え、ええ、そうね・・・・・・」

希美子はそう答えながら、テーブルに置かれたミネラルウォーターを飲んだ。冷たい液体が体奥を流れるのを感じながら、希美子は、何かを思い出したように夫に告げた。

「あなた、トイレに行ってくるわね」
「ああ。そのバーの奥にあったよ」

夫の指示通り、希美子はそこに向かった。広い洗面所であったが、中には誰もいなかった。かすかに聞こえてくる音楽を耳にしながら、希美子は鏡の中の自分をじっと見つめた。

そして、個室に入り、希美子は自らの疑念を確かめようとした。指先をそっと伸ばし、内腿がどうしようもなく火照っていることを知る。そして、更に先の自分自身に触れた。

ぐっしょりと濡れたショーツが、希美子の指先に触れた。


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Comment
白昼夢
ガラス窓に映った、希美子さんの淫らな願望だったんでしょうか?危ない世界に入っていきそうです。真実は、濡れそぼった、希美子さんのショーツだけ。
No title
道具を使って弄ばれる場面が欲しいですね。それを期待してます。

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