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夫の秘密、或いは妻の秘め事(26)

2014 10 29
異様な雰囲気が室内を満たし始めている。都心部に位置した高層ホテル。その最上部に近いフロアにある鉄板焼きレストラン、和室タイプの広い個室だ。

3人の男女がそこにいた。30代の夫婦、そして60代と思われる男性。決して不自然ではない組み合わせのようだが、室内で展開されている事態は、倒錯の境地と形容できるものだった。

ワンピースを淫らに引きずりおろされ、ブラも奪われた美しすぎる人妻。自分の夫ではない60代の男の上に、人妻は今、大胆に脚を広げることを強要され、座らされている。

たわわな乳房が剥き出しになり、白く誘惑するように輝く人妻の肉体に、男がしゃぶりついている。その前に座った夫は表情を硬くしたまま、ただ二人の様子を見つめている。

「奥さん、いやらしい・・・・・・、乳首が勃ってきたじゃないですか」
岸野が猥褻にささやきながら、音をたてて希美子の乳房の頂点を吸う。その刺激に耐えられないように、希美子は彼の背中に伸ばした指先を、苦しげにうごめかせる。

不潔に汚れた男にそのようなことをされている自分を、希美子は受け入れることができなかった。だが、屈辱的なそんな感情の揺れが、希美子に不自然なほどの興奮をも与えている。

生涯縁のないと思われるタイプの男に、自分の裸体を汚されようとしている。平凡な主婦であるはずの自分がそのような環境に追い込まれている事実に、希美子は肢体を熱くさせている。

ちゅぱ・・・・、ちゅぱ・・・・・、ちゅぱ・・・・・・・

限界にまでいやらしく、岸野が唾液を塗りたくり、乳首をしゃぶってくる。強く彼の手に引き寄せられ、希美子は上半身を逃がすことができず、ただ、男の肉体にすがりつくだけだ。

単調に思われた男の乳房へのキスが、次第に人妻の肉体にさざ波を与えていく。しっかりとガードしていたはずの自分自身のたがが、僅かに緩み始めていることを希美子は感じる。

「あなた・・・・・・・、もう止めにするって言って・・・・・・・・・」
希美子は、背後にいるはずの夫に懸命にそうささやいた。

夫がただ一言制止の言葉を投げれば、それで全てが終わるのだ。岸野はそう確約し、その言葉には不思議に説得力があった。希美子は懸命に願った。夫が早く目を覚ますことを。

このままさらに岸野にいじめられ続けたなら、自分自身がどのような痴態を夫に見せてしまうのか。海岸、そしてあのレストランでの記憶が、希美子の肉体に克明に蘇ってくる。

背後にいる夫の気配に、しかし、何の変化もなかった。時折ビールを口にしながら、ただ二人をじっと見つめているだけのようだ。息遣いも同じで、何の感情の揺れも発生してない。

「奥さん、ご主人はなかなか許してくれませんね」
そうつぶやきながら、岸野が片手を希美子の胸元に伸ばす。片方の乳房を唇で舐めながら、もう片方の膨らみを指先でたっぷりと愛撫し、くすぐるような心地よさを与えていく。

「やっ・・・・・・・・・・・」
かすかな声を漏らしながら、希美子は岸野の肩に顎を乗せるような格好で耐える。完全にまくり上げられたスカート部分から露出した希美子の美脚に、岸野の片手が伸びていく。

黒色のストッキングに包まれた人妻の脚は、あらゆる男を魅了するような色気を漂わせている。黒色の下着と熟れた太腿、そして張りのいい肌が、何かを欲しがるようにそこにある。

ストッキングを撫でながら、岸野は少しずつその指先の運動を過激にしていく。下に隠されたショーツを探すように強く引っ張り、やがて股間付近のストッキングを強く引き裂く。

「いやっ・・・・・・・・・・・・」
激しく抵抗を示す人妻の下半身を、岸野は強く引き寄せる。ストッキングが裂け、露わにされた希美子のショーツが、岸野のくたびれたスーツの下腹部と密着する。

だが、くたびれているのはスーツだけだった。その下には異様な膨らみを示した男の肉体が隠されている。岸野はそれを誇示するように、膨らみの先端を人妻の股間に突き立てた。

「はんっ・・・・・・・・・」
ショーツの中心を的確に突かれ、希美子がかすかな吐息を漏らす。

「奥さん、こんな風になるのは本当に久しぶりですよ」
「・・・・・・・・・」
「大きすぎて驚きますよ、私のは」

笑いを含んだ口調でつぶやきながら、岸野がいったん小休止をするように責めを止める。だが、彼には目的があった。希美子を上に載せたまま、彼は自らのシャツを脱ぎ始めた。

瞬く間に上半身裸になり、下腹部のベルトも緩める。希美子の上半身からワンピースを完全にずりおろし、至近距離にある見事な裸体を見つめる。そして、テーブル上の酒に手を伸ばす。

「見れば見るほど惚れ惚れする体ですなあ。梶野さん、ほんとにうらやましい」
人妻の夫を挑発するように言葉を吐きつつ、片手で器用に酒をお猪口に注ぐ。それを手にしながら、自分自身ではなく、自分の腰の上に脚を広げて座る人妻の唇に再び運ぶ。

「奥さん、またさっきみたいに呑んでくださいよ」
お猪口を強引に希美子の唇に押し付ける。岸野の顔を見つめ、その上半身を見つめる。たるんだ肉体は想像以上に嫌悪感を誘うものだった。シミが拡散し、どす黒く濁った肌だ。

希美子は唇を強く閉ざし、男の誘いを拒絶した。こんな肉体の持ち主である男の誘いなど、もはや何も受け入れたくはない気分だった。だが、岸野はどこまでも執拗だった。

「呑めって言ってるでしょう、奥さん」
命令するような口調と共に、男は人妻の鼻をつまむ。同時にぐいぐいとお猪口を濡れ光る唇に押し付けていく。やがて、苦しげに息を吐きながら、希美子が耐えきれず唇を開く。

「はんっ・・・・・・・・・」
そこに岸野が酒を注ぐ。更に素早く酒を足し、今度は自分自身の唇に含む。そして希美子の唇に濃厚なキスを与えながら、岸野は口内のアルコールをその人妻に再び注ぎ込む。

そのまま唇を離そうとせず、岸野は希美子の口を強く吸う。いつしか開かれた唇を閉じることもできず、希美子はその舌先まで奪われる。彼に強く舌を吸われ、希美子は全身を震わせる。

無意識のうちに太腿を強く閉じ、男の腰を締め付けるようなポーズを披露する。男はキスをしながら、指先を酒で濡らす。どこまでも濃厚に濡らした指先を、人妻の地肌に這わせる。

酒の滴が希美子の裸体に塗りたくられていく。海岸でのアロママッサージを想起しつつ、希美子は次第に肉体が火照ってくることを感じる。酒の熱が、確かに人妻の肌を刺激していく。

その酒を欲しがるように、岸野が希美子の裸体を舌先で舐め回していく。過去に覚えがない妖しげな感覚が、希美子を襲う。股間で更に硬く盛り上がる男のものを、希美子は感じる。

駄目っ・・・・・・・、あなた、早くっ・・・・・・・・・・・・・・・

完全に岸野にペースを奪われていくことを感じながら、希美子は緊張を解き放っていく。全てを受けいれるほどに緩んだ肉体が、今、男に強く抱擁される。

「奥さん、もう我慢できませんよ」
男の言葉が意味していることを察知し、希美子は激しく肢体を動かす。

「いやっ・・・・・・・・、いやですっ・・・・・・・・・・、あなたっ・・・・・・・・・・・・・・」
後方を向こうとした人妻の顔を再び前に向かせ、男がキスを与える。催眠状態に陥れるように、唇をねっとりと吸いながら、希美子の下半身を軽く持ち上げる。

いつしか、ストッキングは完全に引き裂かれ、掘りごたつの中に落下している。希美子の太腿を撫でながら、岸野はショーツを強く掴み、素早く引き下げた。

「待ってくださいっ・・・・・・・・・・・・」
男が本当にここまでのことをするとは、希美子も想像していなかった。しかも、夫の目の前でだ。希美子はまだどこかで現実ではないことを祈りながら、抵抗を本気でできなかった。

「素人の、しかも人妻を頂戴できるなんて、長生きした甲斐がありましたよ」
希美子が気づいたときには、岸野は既に己の下半身も剥き出しにしていた。一瞬そこに視線を投げ、希美子は見てはいけないものを見てしまったように、顔を逸らした。

「奥さん、握ってくださいよ、私のを」
岸野が希美子の右手を拘束し、強引にそこに誘導する。指先に硬直したものが触れる。夫とはかけ離れた、どこまでも硬く、男の肉欲が溢れ出している肉塊がそこにあった。

禁断の何かに触れてしまったことを感じながら、希美子は唇を噛んだ。そして、すぐに気付いた。岸野に両脚を再び強く広げられ、露わにされた花芯を彼のものに近づけられていることを。

「あなた・・・・・・・・、お願い、このままじゃ、私、本当にこの人に・・・・・・・・・・・・・」
逃げようとしても、屈強な岸野の両腕に拘束されては、どうすることもできなかった。背後にいる夫だけが、希美子の最後の望みだった。だが夫は、依然として決断ができないようだった。

「希美子・・・・・・・、岸野さんに全てを・・・・・・・・・・・・・」
「あなた・・・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・、いやですっ・・・・・・・・・・・・・」
「すまん、希美子・・・・・・・・・・・・・・・」

夫の言葉には、激しい葛藤の気配が漂っていた。だが、岸野の行動を制止するような指示は、そこには含まれていない。希美子は激しく首を振りながら、岸野の裸体を何度も押した。

「ご主人のために犠牲になるのも、奥さんの立派な務めですよ」
希美子の耳元でささやきながら、岸野は座椅子の上で腰の位置を調整する。そして、人妻の開かれた秘所が濡れ光っていることを見つめつつ、ゆっくりとその肉体を降下させていく。

やがて、男の興奮の先端が、僅かに希美子の秘唇に触れる。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
絶望と羞恥、そして悦びが入り混じった吐息が、人妻の喉奥から漏れ出す。


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Comment
夫と妻の欲情
岸野によって、官能を深めていく妻を見て欲情する夫。そして今、その夫の目の前で、夫以外の男に犯されたい、汚されたい欲情が、露わにされていく希美子さん。次回は、いよいよ?
No title
何で相手がブ男なんでしょうー(T-T)
紳士的なオジサマならいいのですが(勝手な見解)希美子さんがかわいそう・・・
一女性の意見ですm(_ _)m
No title
ここまで一気に読ませてもらいました。

興奮MAXですが、
休憩です。

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