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夫の秘密、或いは妻の秘め事(28)

2014 11 03
岸野の手の動きにあわせた希美子の腰の動きは、最初、どこかぎこちない雰囲気を伴っていた。それは、希美子自身、このような体位で男性と交わった経験がないことを示していた。

かつて、夫と何度も肉体を求めあった時期があった。あれは、結婚してしばらくの間であっただろうか。だが、その時にも夫、秀人はこんな風な愛し方を希美子に教えたことはなかった。

妻に対する欲情が過剰であったのか、或いはただ己の性欲を制御することができなかっただけなのか。理由はともかく、夫はいつも短時間でその行為を終えていた。

希美子自身、しかし、性の行為はそんなものだと思っていた。そして、夫に対し、何の不満を抱くこともなかった。世間の夫婦は皆そんなものであり、それで満たされるべきなのだと考えていた。

だが、夫は今、異常な性癖に支配されている。妻が別の男にいじめられる姿に興奮を覚え、それが眼前で展開されていようと、制止しようともしない。

結婚から5年。希美子の環境は劇的に変化しようとしている。それは、夫の姿だけではなく、希美子自身を別の女性に、生まれ持った本能にもっと素直な牝に変貌することを求めてもいた。

「奥さん、さあ、腰を振ってください」
腰を振る、などという猥褻な言葉だけで、希美子は体奥が蕩けるような気分を感じていた。腰のまわりにまとわりつくワンピース以外、人妻の裸体を隠すものは何もない。

男に舐められ、酒を塗りたくられた裸体に、人妻の興奮の汗がゆっくりと滲み始めている。いやらしく艶めく人妻の肌が、白く官能的に室内の灯りに反射している。

形のいい乳房が、岸野の口のすぐ前に突き出ている。その両手を彼の背中にまわしたまま、希美子は時折指先を震わせる。再び、岸野が人妻のヒップを前後に揺する。

「いやっ・・・・・・・・・・」
顔を僅かに上方に向け、希美子が悶える。岸野の両手が希美子の裸体を撫でていく。乳房に達した彼の指が動く度に、希美子の指先が男の背中に強く食い込む。

岸野が座ったまま、自分の腰を弾ますように上下に動かす。人妻の開かれた美脚が、妖しく震える。交わりあう秘所が、互いに吸い付くような卑猥な音を室内に響かせる。

「ご主人、奥さんのものは名器ですな。どんどん吸い付いてきますよ」
岸野の言葉に、希美子はただ戸惑いを加速するしかなかった。男の巨大な肉棒が、下腹部からずんずんと突き上げてくることを感じる。この男の棒に、自分自身が深々と貫かれているのだ。

彼の手が、再びヒップを掴む。そこを叩くような仕打ちを与えられ、希美子は小さく叫ぶ。そのまま彼の手が動き、希美子の腰をスライドさせる。今度は執拗に、人妻の腰を動かし続ける。

「奥さん、少しずつ要領を得てきたようですね」
岸野の言葉に誇張はなかった。それは、希美子自身が感じていた。くびれから下方の腰だけが、いつしかスムーズに動き始めている。かつて知らなかった刺激が、希美子を支配していく。

前後に腰を動かすだけで、男のものが角度を変え、秘唇の内側の壁を様々な風に突き、圧迫してくる。好奇に満たされた牝鹿のように、希美子はいつしかそれを求め始めている。

ああっ・・・・・・・・、いけないっ、こんなこと・・・・・・・・・・・・・

ただ心地よさだけを、希美子は欲しがった。もう1度だけ、ただもう1度だけ、といった感情と共に腰をくねらせ、彼が教えてくれる刺激を自分で探し、そしてたっぷりと浸った。

だが、理性は依然として希美子の体奥に強く残っている。夫以外の男、しかも、このような汚れた男に抱かれている事実を想起し、希美子は己の肉体の動きを懸命に抑え込もうとする。

「奥さん、たまらないでしょう」
そんな希美子を惑わせるように、岸野が耳元でささやき、再び口づけを求める。このような汚れた男とキスをしているという事実が、どういうわけか希美子の何かを更に熱くさせる。

希美子の唇を吸いながら、男は片手で乳房を揉みしだく。もう片手で桃尻を愛撫し、腰を前後に振る。何度か抵抗を示しながらも、希美子の腰は確実にスライドし、彼を求めていく。

「希美子・・・・・・・、気持ちいいのか・・・・・・・・・」
背後から唐突に夫の言葉が届く。その声には、妻に裏切られたという屈辱、自分自身の至らなさに対する絶望、そしてその二つを遥かに上回る濃厚な興奮の気配が宿っている。

「あなた・・・・・・・・、見ないでくださいっ・・・・・・・・・・・・・・」
「希美子・・・・・・・・、まさか、お前・・・・・・・・・・・・」

「早くっ・・・・・・・・・・、あなた、早く助けてくださいっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「希美子・・・・・・・・・・・」

「私・・・・・・・・、これ以上されたらこの人に・・・・・・・・・・・・・・・」
声を漏らす希美子の唇を、再び岸野が奪う。

それは、人妻の夫が遂に制止を求めることを防ごうとするようでもあった。岸野の思惑通り、秀人は依然として目の前で起こっている妻の陵辱劇を止めようとはしなかった。

希美子は夫に対し、本音を漏らしたつもりだった。今の段階では、何とか自分自身を維持し、この男に全てを許してしまうところにまで至っていない。

だが、このような行為を延々と続けられたなら、自分が果たしてどうなってしまうのか、希美子には本当にわからなくなっていた。こんな風に時間をかけて抱かれたことなど経験がなかった。

夫との会話を禁じるように、岸野が希美子の唇を吸い続ける。時折互いの舌が触れあう。岸野はその隙を逃すことなく、強く希美子の舌を吸い、同時に乳房を覆った手を優しく動かす。

「ううんっ・・・・・・・・」
悶える人妻の腰を何度も前後に揺する。完全にこの体位に慣れたように、希美子はくびれた腰から下方だけを、いやらしく小刻みに震わせ、振り始めている。

それは、明らかに男を求める牝の行動だった。岸野はそれを彼女の夫が見つめていることを確認しながら、次第に自らの腰の上下動を激しくさせていく。

会話が途絶え、ただ二人の男女が裸体を激しく交接させていく。ハアハアという吐息が二人から漏れ、汗と体液が混じりあっていく。希美子の太腿が、時折強く岸野の腰を挟む。

人妻のヒップを抱えるように両手で掴み、強く引き寄せる。男のものが根元まで埋もれたままの状態で、二人は濃厚なキスを交わす。唇を奪われた人妻の指先が、男の背中をきつく掴む。

男の唇が、人妻の首筋に降りていく。浮かぶ汗と酒を舐めながら、豊満な乳房の谷間に顔を埋める。左右に振るように巨乳をしゃぶり、先端を唇で含む。希美子が瞳を閉じ、顎をあげる。

「はんっ・・・・・・・・・・」
両手で強く岸野の背中を掴む。乳房をしゃぶってくる男を引き寄せたまま、腰を無意識のうちに震わせてしまう。唇を小さく開き、かすかな吐息を漏らす。

「あっ・・・・・・・・・・・・・」
岸野の両手が、希美子の膝裏に潜り込む。人妻の長い両脚をM字に開脚させ、その肢体を持ち上げるように動かす。そして、小さく、しかし深く、人妻の腰を落下させる。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
希美子の唇から、思わず艶めいた息が漏れ出す。

激しく首を振り、希美子がその行為を停止するよう求める。だが、岸野は勿論止めようとはしない。人妻の表情の変化を楽しげに見つめながら、何度もその腰を己の上に振り落とす。

黒々と太い男の幹が姿を現し、次の瞬間ずぶりと人妻の濡れた淫唇を貫く。それが繰り返される度に、男のものがいやらしく光っていく。希美子の愛液が、彼のものをたっぷり濡らしている。

やがて、希美子は岸野の首にしがみつくような格好になる。背後にいる夫を見つめながら、岸野は何度も希美子の裸体を犯す。次第に、希美子は耐えきれず、かすかな息を披露し始める。

「あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・」
全く果てる気配もなく、男のものは更に硬さを増しているようだった。そのたくましすぎる野獣の欲情に屈するように、人妻は落下するたびに顎を天井に向け、唇を淫らに開いてしまう。

「あっ・・・・・・・・・・、はうっ・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「もっとご主人に見せてあげましょう、奥さん」

岸野はそうつぶやきながら、希美子の背後のテーブルに手を伸ばす。落ち着いた様子でそこにあった皿や食器を片づけ、おしぼりできれいに拭き上げる。

「奥さん、その気持ちよさそうなお顔をご主人に見てもらいましょう」
岸野は希美子から棹をいったん引き抜くと、力強く立ち上がり、腰を浮かせる。そのまま人妻の裸体を持ち上げ、背後にできたテーブル上の空間に仰向けに寝かせようとする。

「あなた、こんなのいやっ・・・・・・・・・・・・・・・」
希美子は岸野にではなく、夫にそう懇願した。だが、希美子の裸体が完全にそこに寝かされる。人妻の顔が、夫のすぐ前に位置し、はっきりと見つめられている。

「どうです、ご主人、奥さんはあなたの知らない顔をしているでしょう」
岸野が再び希美子の美脚を強く押し広げ、腰を近づけていく。希美子はその気配を感じながら、激しく首を振る。深い羞恥から瞳を閉じたまま、ただ夫の理性に訴える。

「あなたっ、駄目っ・・・・・・・・・・、これ以上されたら、私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「希美子・・・・・・・・、俺にされるよりいいのか・・・・・・・・・・・・・・・」

夫の言葉に、希美子はそれ以上の訴えを返すことができなかった。その指摘には、否定できない何かが含まれているような気がした。やがて、岸野が先刻以上の勢いで侵入してきた。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・」
夫のすぐ前で、希美子は深い喘ぎ声を漏らした。テーブルに押さえつけた人妻を、男は最初から激しく責め始める。希美子は何かを探すように腕を動かし、指先でテーブルを掴もうとする。

「奥さん、ここからが本番ですよ」
岸野が全身を押し出し、荒々しく、何度も腰を突いてくる。

「あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・」
声を漏らしながら、人妻はその表情を妖しげに歪めていく。汗を浮かべ、色っぽく火照った頬が悦びに包まれていく。それは確かに夫が知らない妻の表情であった。


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Comment
雌になる。
夫の目の前で挿入され、人妻ではなく、ただの女として反応し始めていく希美子さん。その言葉はもはや拒絶ではなく…。このまま、最後までイッてしまうんでしょうか。夫の見つめる中、中に…。
希美子の膣の濡れが伝わってきます。スムーズにスライドする名器とふくよかな尻が目に浮かびますね。唾液と酒と愛液の匂いがたち込めた空気を感じます。いやらしいです。希美子さんの絶頂を迎え、震え、悶える姿が早くみたいです。
我を忘れて
希美子さんはもう止まらないんでしょうね。夫とは比べものにならないほどの快感を与え続けられ、我を忘れかけています。
「ここからが本番ですよ」と言う言葉をどう聞いたでしょう。まだまだこれ以上の快感を与えられたらどうなってしまうんだろうと希美子さんはうろたえます。

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