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夫の秘密、或いは妻の秘め事(29)

2014 11 07
男の挿入はどこまでも深遠で、濃厚だった。ペースをやや落とし、彼はより確実な快楽を人妻に与えるように、力強く腰を振り、長大なものを濡れた淵の中にねじ込んでいく。

「あっ・・・・・・・・・・・・、はんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
声を抑えることが、希美子にはもはや難しかった。すぐそこから夫が乱れる自分のことを見つめている。それを自覚しながらも、希美子は岸野の責めに抵抗することができなかった。

「奥さん・・・・・・、ああっ、いいですよ・・・・・・・・・・・・」
一層硬さとサイズを増したかのような、男の肉棒が繰り返し侵入してくる。卑猥に湿った音が、その都度希美子の耳に届く。同時に、膣壁から形容できない衝撃が伝わってくる。

全身を震わせ、熱くさせていく。体奥に眠り続けていた牝の本能を覚醒させるほどの刺激を、そのピストンは与えてくれる。それは希美子の理性を確実に崩壊させていく責めだった。

「奥さん、いいお顔になってきた」
岸野がささやきながら、上からゆっくりと犯してくる。テーブルの上に組み伏せた人妻の裸体を見つめ、乳房に唇を接近させる。はっきりと尖った乳首を口に含み、同時に腰を強く振る。

「あんっ・・・・・・・・・・」
過去にそんな責めを与えられたことがない、とそんなメッセージをはらんだ吐息を人妻が漏らす。両手をテーブル上で苦しげに動かし、空になったお銚子を倒す。

非日常的な雰囲気が増していく。岸野が希美子の太腿を抱え、強く抑え込む。そのまま肥った肢体を前傾させ、人妻にのしかかる。そして、己のものを深々と、何度も突き刺してくる。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・」
仰向けにされたまま、希美子は顎をあげて苦悶する。テーブルの端を掴んだ指先が、色っぽく震えている。もう片手を、希美子はやがて上にいる岸野に伸ばしていく。

彼の肩を掴み、背中を撫でる。それは、あたかも合意を示しあった男女が愛し合う姿だった。岸野の背中に汗が浮かんでいる。その滴を確認するように、希美子の手が彼の肌を動く。

「奥さん、もっと奥まで入れますからね」
男の言葉が人妻を一層惑わす。もっと奥までなんて・・・・・・・。岸野が希美子の下半身を更に強く押す。テーブル上で希美子のヒップが浮くほどに裸体が屈曲し、彼のものを受け入れる。

「ああっ・・・・・・・・・・・・・」
両手を希美子の肩のそばにおきながら、岸野がぐいぐいと腰を押し出していく。試すように人妻を見つめながら、時折その乳房をしゃぶる。男の汗の滴が、希美子の胸の谷間に落ちる。

「どうだ、奥さん・・・・・・・」
唇を苦しげに開く希美子を見つめながら、岸野は少しずつ腰のピッチをあげていく。何度も首を振り、希美子は顔を歪ませる。その頬は桃色に上気し、悦びの色をはらんでいく。

「あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」
希美子の漏らす声から、抵抗の気配が少しずつ消え去っていく。男に抗いたいという感情を上回る、どこか快楽を漂い始めたような雰囲気が、そこに溢れ出していく。

「希美子・・・・・・・」
至近距離で妻の姿態を見つめている夫が、声を漏らす。

「奥さん、ご主人に告白してください。凄く気持ちいいって」
「ああっ・・・・・・・・、いやですっ・・・・・・・・・・・」

「あなたにされるより、ずっといいわ、って素直に言うんですよ、奥さん」
「違いっ・・・・・・・・・、違いますっ・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

岸野は腰の振りをいったん制止し、希美子の唇を再び吸った。ハアハアと息を荒げる二人が、互いを癒すように唇を吸いあう。男には、しかし限界に達しているような気配はまるでない。

「もう・・・・・・・・・、もう終わりにしてください・・・・・・・・・・・・・・・」
夫とはまるで違う、この男の驚異的な持続力に屈服するように、希美子が懇願の声を漏らす。希美子の肌にも汗の滴が浮かび、白い肌が一層張りを帯びて光っている。

「ご主人にはこんなにたっぷりと愛されたことはないですか?」
岸野が余裕たっぷりの笑みを浮かべながら、軽く腰を突く。

「あんっ・・・・・・・・・・・」
ただそれだけの行為で、希美子は色っぽい声をあげてしまう。このような肉感的で抜群のスタイルを誇る人妻を裸にし、その濡れた美唇を貫いている事実に、男は満足そうに笑う。

「奥さん、まだまだお楽しみはこれからですよ。ご主人が止めなければ、ですが」
岸野が極太のものを希美子に挿入したまま、テーブルの上を見つめた。鉄板焼きの肉、アワビ、海鮮料理が載っていた皿が、周辺に散らばっている。

その中に、前菜代わりの少量の刺身が盛られていた皿があった。全て刺身は片付けられていたが、その皿の上に、緑色の柔かな形状の葉が残っていることを、岸野は見つけた。

「奥さん、別の刺激を教えてあげましょうか」
一片の葉を手にし、岸野はそれを希美子の首筋に接近させていく。そして、触れるか触れないかの微妙な距離感を保ちながら、羽毛状の葉の先を細かく震わせ始めた。

「やっ・・・・・・・・・・」
瞳を閉じたまま、希美子の肢体がびくっと震えた。全身に鳥肌が立つような感触と同時に、希美子は濃厚すぎる刺激を与えられた。男が持つ葉の先端が、ゆっくりと人妻の肌上を動く。

「ううんっ、いやっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
肢体をもじもじと動かしながら、希美子はテーブルの端を掴んだ指先に力を込める。葉の先が乳房の周辺をくすぐるように巡回を始める。得も言われぬ快楽が、希美子を襲う。

「ああっ・・・・・・・・・・・、ううんっ、いやですっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
希美子が肢体を震わせ、下半身を苦しげに動かす度に、岸野が満足げに声を唸らせる。挿入した彼のものが、人妻の確かな反応を味わっていることを示す声だ。

「奥さん、きついですな・・・・・・・・、どこまで締め付けてくるんですか・・・・・・・・・・・」
岸野が笑みを浮かべながら、手にした柔かな葉を希美子の乳房の先端に近づけていく。蝶が舞うような雰囲気と共に、その葉は希美子の乳首周辺を踊り始める。

僅かに触れ、くすぐったかと思うとすぐに離れる。指先や舌先の刺激とはまるで異質な不思議な感覚が、人妻を確実に悦びの世界へといざなっていく。

「はんっ・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
夫に対する羞恥から、希美子は瞳を開くことができない。岸野が何を手にしているのかもわからないまま、希美子はそれがもたらす強烈な快感に翻弄されていく。

交互の乳首を責められ、片腕を強く押しあげられる。葉の先端が、希美子の腋の下に触れる。閉じようとする人妻の片腕を固定しながら、男は執拗に葉をそこで震わせる。

「ああっ・・・・・・・・・・・、いやんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
希美子は腰を浮かすほどに悶え、唇を大胆に開く。岸野の指先がそこに侵入する。男の指先をしゃぶった状態で、希美子は全身を彼の手にした葉で責められていく。

「はうっ・・・・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
人妻の舌先が、いやらしく指先に絡んでくることを感じながら、岸野が確実に興奮を加速させていく。たっぷりといじめた人妻に対し、男は再び腰を振り、本格的なピストンを開始する。

「あっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・」
嬌声ともいえるほどの喘ぎを、希美子が披露し始める。人妻の美乳を揉みしだき、その唇を吸いながら、男は咆哮をあげて腰を振る。テーブルが軋むような音に、希美子の声が絡んでいく。

「あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・・、どんな気持ちですか・・・・・・・・・・・・・・・」

「あっ・・・・・・・・・・・・・、ああっ、いやっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
「気持ちいいでしょう・・・・・・・・・、ご主人に教えてあげなさい・・・・・・・・・・・・」

岸野の両手が希美子の腋に挿入される。男は再び人妻の裸体を力強く持ち上げながら、背後の座椅子に座った。そして上になった人妻をきつく抱きしめ、その下半身を前後に揺すった。

「ああっ・・・・・・・・・、ああっ、あなた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その瞬間が近いような言葉を漏らしながら、希美子は懸命に夫にすがる。

「あなたっ・・・・・・・・・・・・・・・、私、もう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そう漏らした人妻の唇を、男が強く吸う。大胆に舌を絡めあい、人妻は自分から腰を振るように動かしてしまう。かつての人生でまるで知らなかった場所に、希美子はたどり着こうとしている。

もっと激しく・・・・・・・・、私を犯して・・・・・・・・・、そうよ・・・・・・・・、もっと激しく・・・・・・・・・・・・

そんなささやきが体奥で響くことを、希美子は感じる。岸野が強く希美子の太腿を抱え、激しく腰を揺さぶる。彼のものが深々と挿入され、とどめを与えるように上方にぐいと突き出される。

「あっ・・・・・・・・・・・・、ああっ、凄いっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あれほどに否定していた男に対し、希美子は遂にそんな言葉を披露してしまう。


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Comment
決壊
希美子さん、今まで寸止めだっただけに、一度崩れてしまうと、とことん墜ちてしまいそう。希美子さんの墜ちっぷりと、夫の反応が楽しみです。
とうとう
あぁ、とうとう旦那さんの前で、逝っちゃうんですね。ちょっと憧れます。

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