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刻み込まれた快感(37)

2015 09 09
絶頂に導かれた人妻の顔には、悦びの色しかなかった。

陥落・・・・・、そして、至福の世界。

目隠しをされたまま、若者たちへの屈服を示すように、頬を上気させている。

息を乱し続ける人妻は、朦朧とした意識のまま、夢の世界を漂っている。

ただ筆先だけが与えてくれた感触。

忘れることのなかった、たまらない震え。

それだけで、人妻の肉体は性の欲情を満たされ、大量の愛蜜を湧き出した。

体奥には、しかし、まだ尽きぬ願望が存在している。

若者たちは、経験がないにもかかわらず、それに気づいている。

外山が朱里の目隠しを外す。

だが、人妻は瞳を開くことなく、何かを待望するように瞼を閉じ続けている。

一人の指先が、濡れた陰唇にずぶりと挿入される。

「あんっ・・・・・」

瞳を閉じたまま、人妻の肉体が覚醒するように反応する。

人妻の美脚を大きく開き、そこに腰を割り込ませていく男。

皆、息を呑んで、会話を交わそうともしない。

初めてであることを示すように、若者は挿入に手間取る。

だが、硬く隆起したものは、やがて、人妻の快楽の泉の位置を知った。

先端を埋めたと思いきや、彼は一気に下半身を押し出した。

「ううんっ・・・・・・・」

色っぽい吐息を漏らしながら、シーツを握る朱里。

我慢しきれない様子で、若者が腰を激しく振り始める。

マットレスが動くほどに、凶暴なまでの男の腰の突き。

人妻は投げ出した両手でシーツを掴み、そして、指先を噛むように口元に運ぶ。

何度も首を振り、男の与えてくる快楽にのめりこんでいく。

「あっ!・・・・、あっ!・・・・、あっ!・・・・・」

短くも濃厚な人妻の喘ぎ声。

白く細やかな女の肌が、男を強く、濃厚に欲しがっている。

ぴんと隆起した乳房の先端を、別の男たちの手が撫でまわす。

激しく収縮する膣壁が、若者のものを締め付ける。

1分も経過しないうちに、男は最後の突きを与えていく。

「あっ!・・・・・、あんっ!・・・・・・・」

ためらうことなく、嬌声をあげる朱里。

艶めいた肌に汗が浮かび、裸体が妖しく濡れ光る。

肉感あふれた肢体が震え、人妻の両手が男の腰を掴む。

「あっ・・・・・、ああっ、早くっ・・・・・・・・・・・」

奥にまで挿入したまま、男は最後に何度か腰を震わせた。

朱里の指先が、若者の肌に食い込む。

震える唇を開き、甘い息を吐く人妻。

「ああっ・・・・・・・・・・」

男の頂点を感じたように、朱里はうっとりとした声を漏らした。

汗と体液にまみれた裸の男女が、きつく抱き合う。

次の男が、すぐに代わった。

すんなりと挿入を果たした彼は、人妻の太腿を強く押さえつけながら、最初から激しく腰を振った。

「あんっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・」

初めて知る快感に翻弄されるように、人妻は男に悦びの叫びで応えていく。

美脚が折り曲げられ、ヒップが浮き上がっていく。

深くなる交接。

太く長大なものが、根元まで人妻の蜜唇に挿入され、何度も往復する。

人妻は瞳を開こうとはしない。

豊かに突き出した乳房を愛撫され、そしてしゃぶられる。

若々しいもので何度も、深く突かれ、全身に享楽を与えられていく。

「ううっ・・・・・・、あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・」

時間の感覚は既にない。

気づいたとき、朱里は若者の上に跨り、自分から淫らに腰を振っていた。

その口に、別の男のものが運ばれる。

硬いそれを冷たい指先で握り、そしてキスを与える。

唇を開き、温かい唾液で包み込んでいく。

人妻の舌先が、こまやかに動く。

「はうっ・・・・・・」

本能に従うように、激しくそれを吸う人妻。

抜群のスタイルを維持した、人妻の官能の裸形。

腰を滑らせ、下方からそそり立つ男のものを更に奥にまで到達させる。

「あっ・・・・・・・、あっ、いいっ・・・・・・・・・・・・・」

しゃぶっていたものを吐き出し、朱里は歓喜の声を漏らす。

そして、再び唇を丸め、いやらしく頬張る。

力強く腰を突き上げられ、人妻の裸体が男の上で弾む。

くびれた腰が男に撫でられる。

揺れる乳房を背後から伸びてくる別の男の手に揉みしだかれる。

「あっ・・・・・・、ああっ、もっとしてっ・・・・・・・・・」

貫いてくる男のものが、上限にまで硬くなる。

何度もの絶頂の気配。

ああっ、たまらない・・・・・・・・、もう・・・・・・・・・・・・・

きらめく閃光と湧き上がってくる熱。

全身が快感に支配され、人妻の肉体が男たちの肉体に溺れていく。

「あっ・・・・・・・、また、イクっ・・・・・・・・・・・・」

何人もの男に抱かれ、人妻は何度目かの歓喜の瞬間を迎えた。

騎乗位から上半身を倒し、朱里は激しく腰をくねらせた。

乳房と男の厚い胸板が密着する。

牡の息吹を、人妻は素肌で感じ取る。

「朱里先生・・・・・・・」

下方にいる男の声が聞こえる。

朱里は、初めて瞳を開いた。

青年になった外山の顔がそこにあった。

人妻には、それが、別の男の顔に映った。

「出して・・・・・・・、早く、中で・・・・・・・・・」

自分から男にキスを要求しながら、朱里は後方に腰を突き出した。

「イクっ・・・・・・、あっ・・・・・・、ああっ、凄いっ・・・・・・・」

人妻の望み通り、男はやがて全てを放出した。

何度も裸体を痙攣させ、人妻は濡れた肉体で下にいる男を抱きしめた。

あの日、いなくなったはずの彼のことを想起しながら。


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