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LOVE47(19)

2015 12 02
彼に夢中な自分が、そこにいた。

自分の子供といってもいいほどの若者に。

コンサートの後、初めて彼と会ったとき、自分がそうなることが、葉子にはすでにわかっていたのかもしれない。

一線を遂に超えてしまったという戸惑いは、葉子にはまるでなかった。

深く交わった彼の腰に、葉子は大胆に自らの白く、しなやかな指先を絡めた。

そして、彼が腰を突く度に、葉子は爪を立てるほどに快楽を示した。

互いの濡れた秘所が、濃厚に吸いつき、交わっていく。

衝撃の入り混じった快感が、何年も満たされていなかった人妻の肉体を歓びの境地へといざなっていく。

「あっ・・・・、あっ・・・・、あっ・・・・・」

大胆に、恥ずかしげもなくそんな声を漏らす自分を、葉子は知らない。

だが、今夜は違う。

彼が、私に本当の自分を思い起こさせてくれる。

下腹部を貫かれたまま、葉子は彼にキスをせがまれた。

自分から唇を開き、葉子は彼の舌先を迎え入れた。

音が出るほどに舌を絡めあいながら、葉子は己の両脚を締め付けるように力をこめ、彼の腰を欲した。

首筋に舌を這わされ、乳房の先端をしゃぶられていく。

若さを漂わせた彼のぎこちなく、しかし、荒々しく情熱的な抱き方が、47歳の人妻をその行為に溺れさせた。

ハアハアハア・・・・・

彼の熱い吐息を聞くだけで、葉子は自分の肉体が更に熱を帯びていくことを感じた。

仰向けにされた状態で、葉子は自分から腰をくねらせ、より奥深くにまで彼を導いた。

彼の指先が、葉子の唇に絡んだ。

それをしゃぶりながら、葉子はベッド上で肉体を徐々に反転させていった。

「えっ・・・・・」

彼が、ふと素面にかえるように、つぶやいた。

まるで、初めて女性を抱く若者のように。

「今度は私にさせて」

それは、葉子の本音だった。

自分から淫らに、激しく動くことを、そのときの葉子の肉体は欲していた。

彼の裸体が完全に仰向けになり、ベッド上に横になった。

動きあう中で、二人の交わりはいったん離れていた。

こんな体位で愛されたことなど、葉子には記憶がもうほとんどなかった。

夫のことを、人妻は想った。

あなたはきっと、罰を受けるわ・・・・・。

そのセリフは、夫に対してではない。

葉子は、自分自身に再びそう警告した。

罪を犯しているのよ。

主婦の立場でありながら、決して言い訳のできない、許されぬ罪を。

何度も夫の姿が、葉子の心をよぎった。

だが、それは、結局、何のためらいにもつながらなかった。

両脚を広げていく人妻を、若者が下方からまぶしそうに見つめている。

彼の信じられないほどに硬いものを葉子は握った。

「駄目です・・・・」

戸惑った様子でささやく彼のものの上に、葉子はとろける自分自身をゆっくり下降させていった。

その瞬間、びくんっと、葉子の裸体が震えた。

「ああんっ・・・・・・」

深く、官能的な息が、葉子の喉奥から漏れた。

何とかこらえている風に顔をしかめながら、若者が本能に支配されたように両手を上に伸ばしてくる。

その指先が、依然として美しい形状を維持している葉子の胸元を包み、ゆっくりと揉みしだいていく。

彼の腕を手綱のように掴んだ葉子。

小刻みに、やがて人妻はその腰を震わせ始めた。

前後にスライドし、湿った音を奏でながら、葉子の腰がくねっていく。

背筋をまっすぐに伸ばし、時折、葉子は彼の腕を握りしめたまま、顎を天井に向けて声を漏らした。

「あっ・・・・・、はんっ・・・・・・・・・・」

全身に汗が浮かび、葉子は肉体が溶けていくほどの快楽に包まれていった。

次第に、葉子は彼の腰の上で弾むように、その肉体を跳躍させた。

「あっ!・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・」

たくましいもので、下方から支配される自分を感じた。

支配してほしい、と葉子は願った。

自分が、もう何年もの間、こうされることを望んでいたのだと、葉子は押し寄せてくる快感の波の中で、知った。

「もう・・・・、我慢できません・・・・・・」

苦しそうにささやいてくる彼を、瞳を開いた葉子は上からうっとり見つめた。

彼の引き締まった腹筋の上に、両手をそっと置く。

肢体を前傾させ、下半身を後方に突き出すように動かす。

感極まった表情で、二人が見つめあう。

彼の歓びに満ちた表情が、葉子を一層濡らしていく。

秘密を告白してしまうように、葉子はかすかに唇を開く。

「あっ・・・・・、ああっ、いい・・・・・・・・・・・」

葉子もまた、もはや我慢できないステージにまでたどり着いている。


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