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LOVE47(44)

2016 03 14
口内に挿入された指先を撃退しようと、舌先を動かす。

だがそれは、撃退するどころか、反対に歓迎し、戯れるかのように男の指先に絡んでいく。

葉子は苦し気な、そして悩まし気な息を漏らした。

「はうっ・・・・・」

男のもう片手が、人妻の釣鐘状に突き出した乳房を揉みしだいている。

背後から伸ばされたその手は、人妻のブラの裏側に潜り込み、妖しく動き続ける。

頭上に置いた両手を、葉子は依然戻そうとはしなかった。

それは、男に対する意地のようなものだった。

彼に何をされようと、決して私は屈服などしないという、47歳の人妻のささやかな意地。

だが、男がそんな人妻のけなげな意地を、逆に楽しみ、己の興奮の材料にしていることに、葉子はまだ気づいてはいない。

「乳首をもっといじめてやろうか、奥さん」
「・・・・・・」

「最近は若い男にここをたっぷり可愛がられているんだろう」
「ううんっ・・・・・・」

葉子は言葉を発することができない。指先を口内に挿入され、苦し気に悶え、表情を官能的に歪めるだけだ。

佐伯が、じわじわと背後からその体を密着させて来る。

本格的に行為を始めた証拠を示すように、男はその腰をぴたりと人妻のヒップに密着させた。

男の下半身のものを、葉子は確かに感じ、そして、それに気づかぬふりをする。

男の唇が、葉子の首筋に吸い付く。

そして、耳元に向かって、ゆっくりと舐められていく。

なんでもない行為のはずなのに、葉子は全身ががくがくと震えるのを感じてしまう。

それを巧みに把握しながら、佐伯は葉子の乳首を何度もつまむ。

人妻の膝が、僅かに折れるように反応し、そして、すぐに直立の姿勢に戻る。

男の左手が、人妻のブラの中からようやく抜き出される。

ああっ・・・・・・・

葉子の僅かな安堵は、しかし、またも簡単に破られていく。

今度は、佐伯の左手は露にされた葉子のおなかの辺りを撫でてきた。

人妻のくびれた腰の曲線を指先でいじめながら、スカートの上から下腹部に向かっていく。

葉子の大切な個所付近を、佐伯の手が、タイトスカート越しにそっと撫で始める。

「奥さん、まさかもう興奮しているわけはないだろうな」
指先を依然として口に挿入されたまま、葉子は僅かに首を振る。

人妻の股間を押さえつけるように、男の手に時折確かな力がこもる。

その行為から逃げるように、葉子は無意識のうちに、下半身を後方に引く。

葉子の美尻が、佐伯のものを欲しがるように、妖しく動く。

男は、意図的に腰をぐいぐいと押し出し、人妻のヒップを追い込んでいく。

いやっ・・・・・・・・

佐伯の指先が、ようやく葉子の口から引き抜かれた。

「佐伯さん・・・・・、待って・・・・・・・・」
苦し気に息を乱しながら、ささやく葉子。

その声色のあやうさは、指を口に挿入される前とでは、明らかに違うものだった。

人妻に構うことなく、佐伯の指が、タイトスカートの裾を掴む。

「奥さん、全部見せるんだ」
「いやですっ・・・・・」

「今夜は抵抗できる立場じゃないだろう」
「・・・・・・」

「いい子だからもう少し手は頭の上に置いたままだ」

佐伯の手に力が込められ、タイトスカートが強引にまくり上げられる。

「いやんっ・・・・・・・・」
思わず、葉子の口から羞恥の声が漏れる。

「恋人には遠慮なく見せてるんだろう」
佐伯の言葉には、濃厚な嫉妬心がこもっている。

ブラと同じ白色の、しかし、男を刺激するようなデザインの刺繍が施された、挑発的ともいえるショーツが、露にされる。

「見ないで・・・・・・・」
「俺のためにこんないやらしい下着を選んでくれたのかい?」

「違うわ・・・・・・・」
「今夜は奥さんの全てを見せてもらう」

ショーツの上から、男の手が人妻の豊かな美尻を覆うようにつかむ。

「やっ・・・・・・・」
ゆっくりとその手を動かされ、葉子は再び膝を震わせる。

直立していたはずの姿勢を明らかに崩し、人妻は耐えきれない風に肢体をもじもじと動かす。

男のもう片手が、ブラの上から乳房をいじめる。

葉子は下唇を噛み締めながら、瞳を閉じる。

男の両手に注がれる力が増していく。

波打つようにヒップを、そして胸の丘陵を同時に愛撫される葉子。

ううんっ・・・・・・、よしてっ・・・・・・・・

佐伯を激しく憎みながらも、葉子は深い、深い奈落の底に引きずりこまれていく自分を感じる。

男の口が、人妻の耳を吸う。

噛み締めていた唇を、葉子は一瞬開き、そしてすぐに閉じる。

やがて、佐伯に押されるように動かされ、葉子は僅かに前進を開始した。

斜め前方には、ウイスキーが何本か並んだ巨大な棚が置かれていた。

「奥さん、もう手を降ろしていいぜ。そこに両手をつくんだ」
何も考えることができず、葉子はただ、この状態を脱するために、佐伯の指示に従った。

両手を棚の端に載せるようにして立った人妻の腰を、男は強く後方に引いた。

両脚の間隔を広げられ、背後にいる佐伯にヒップを差し出すようなポーズを強制される葉子。

恥ずかし気な自らの姿が、洋酒棚のガラス戸にうっすらと映っている。

再びタイトスカートが強くまくり上がられ、人妻の腰付近で束ねられた。

刺激的なショーツ、そして、そそるように長く、ほどよく熟れた人妻の美脚が露にされる。

ショーツの中心に、男の視線が注がれるのを人妻は感じ、唇を噛んだまま、首を振る。

下方を向いた人妻の美乳が、ブラに包まれたまま、妖し気に揺れている。

「まだ少し残っているみたいだな」
男の視線は、しかし、人妻ではなく、テーブル上のアイスペールに注がれていた。

そこには、溶けて小さくはなったものの、まだ何個か氷が残されていた。

「奥さん、さっきから暑いんだろう。特に脚が」
佐伯は素手で氷を一つつかんだ。


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