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LOVE47(45)

2016 03 18
佐伯の楽し気なつぶやきは、無論、葉子の耳にも届いている。

「あの写真がある以上、言うことを聞くしかないだろう、奥さん」
葉子に屈服を要求するように、佐伯は今夜の主題を再び口にした。

洋酒棚に両手を突き、下半身を男に差し出したまま、人妻は言葉を聞いている。

深い後悔と覚悟を見せるように、唇をそっと噛み、きつい表情を浮かべる葉子。

「理穂ちゃんにあれを知られたら、奥さん、困るどころじゃないだろう」
「・・・・・・」

いつしか男が、一片の小さな氷を手にしていることに、人妻は気づいてはいない。

スカートをまくり上げ、露にされた葉子の美脚の内側に、佐伯の指先が運ばれた。

焦らすような時間の後、人妻の熟れた内腿に、男の指先で挟まれているものが、そっと触れた。

「あっ・・・・・・・・」
全身をびくっと震わせ、葉子がか細い声を漏らした。

指先の間にある氷が、人妻の腿の上を、ゆっくりと這い始める。

強烈な冷たさを伴った異物の感触は、葉子の肉体に未知の刺激を拡散していく。

いやっ・・・・・・・・・

じわじわと人妻の大切な箇所に向かって進む氷と、美脚の内を滴り落ちる水の線。

太腿の根元に氷が近づくにつれ、葉子は身悶えするように肢体を震わせていく。

「佐伯さん、やめてっ・・・・・・・」
思わず、葉子は昔からの友人に懇願するように、甘い声を漏らした。

男の行為は、しかし止まるはずもなかった。

片手で氷を動かしながら、もう片手でショーツを引っ張るように運動させる。

むき出しになっていく人妻の美尻を撫で、下着をひも状にしていく。

張り出した葉子のヒップの上で、佐伯は氷をゆっくりと動かし始める。円を描くように動く氷が、時折大胆に蜜唇に接近する。

「ううんっ・・・・・・・」
かすかな息を漏らしながら、葉子は瞳を閉じた。

そして、全てをやり過ごそうとするように、ただ無心でいることだけを考えた。

時間の感覚が、やがて葉子の体内から消えていく。

僅かに口にしたウイスキーの酔いが今ごろまわってきたような、そんな気分が葉子の脳裏をよぎる。

意識が薄れるほどに、葉子は無心の境地に近づいていく。

男の指先にある氷塊が、ショーツの中心に押し付けれるように置かれるのを、人妻はただ素直に受け止めた。

「・・・・・・・」
目を閉じたまま、葉子は激しく肢体を震わせる。

唇を開き、しかし、声は懸命に抑える人妻の秘所に、男はその冷たいものを繰り返し撫でつけていく。

ショーツが、内外双方から、たっぷりと濡れていく。

冷却に対抗するように、自らのあそこが燃えるように熱を帯びていることを、葉子は無意識の中で、知る。

熱く蕩ける肉体が、ショーツ越しに、男の持つ氷を溶かしていく。

佐伯は、時間をかけて、氷を次々と持ち替え、葉子をいじめ続ける。

30分、或いは1時間。

どれほどの間、自分がいじめられているのか、葉子にはそれさえも既にわからなくなっていた。

葉子は棚にしがみつくような格好で、自分が何とか立っていることに、やがて気づいた。

その直後、ショーツの裾から男の指先が侵入し、たっぷりと濡れた人妻の秘唇にずぶりと挿入された。

「あんっ・・・・・・・」
たまらない風に声を漏らしてしまう自分に、葉子は深い困惑を覚える。

冷たいもので長時間いじめられた肉体が、何かを激しく欲しがっていることを、葉子は感じる。

佐伯の指先が、葉子の中で、ゆっくり前後に運動を始めた。

「・・・・・・・・、うっ・・・・・・・、・・・・・・ううんっ・・・・・・・」
彼の指が入ってくるたびに、葉子は耐えきらない風に息を乱し、下半身を震わせた。

限界が、もう、すぐそこにあるような気がする。

佐伯に遂に、激しく抱かれる自分の姿を、葉子はどこかで夢想する。

その妄想を、いや、願望を、もう何年も、自分が密かに抱き続けていたことに、葉子は初めて気づく。

毛嫌いしているはずの男に、激しく凌辱される自分の姿。

「佐伯さんっ・・・・・・・・・・・、いやっ・・・・・・・・・・・・・・」

何かを嫌がり、同時に、何かを欲しがるような、人妻の喘ぎ。

ショーツが掴まれ、乱暴に引きずりおろされる。

瞬く間に、葉子の下半身の全てが露にされる。

その瞬間が、ついに訪れることを、葉子は想像する。

「いやですっ・・・・・・・・・・・・・」

人妻は再び声を漏らし、棚の上に置いた手に顔を押し付けるようにした。

佐伯は無言だった。

生涯求め続けてきた女性を遂にものにすることを、まだ信じることができないような、興奮と緊張をはらんだ沈黙だった。

彼の両手で腰のくびれを掴まれることを、葉子は感じる。

首を僅かに振り、葉子は激しい衝撃に備えようとした。

だが、それは人妻の想像を遥かに超えるものだった。

佐伯が、激しく、渾身の勢いで、己の下半身を葉子に突いた。

その瞬間、唇を開き、顔を上方に向けた葉子は、しかし、声を漏らすことはなかった。

それは抑えることができたのではなく、濃厚な衝撃に、声さえも奪われたためだった。

肉体を破壊されるほどに、圧倒的にたくましい男のものを感じる。

今夜、それに支配され、溺れていくことを、葉子は想像した。

佐伯が葉子の両肩を掴んだ。

ブラをされたままの葉子の美しい乳房が上を向く。

後方に上半身を強く引かれ、人妻の裸体が弓なりになっていく。

「一緒に天国に行こう、奥さん」
佐伯が、深いピストンを開始した。

ドアの閉ざされた応接の中から、やがてくぐもった女の声が漏れ始めた。


(↑クリック、更新の励みです。凄く嬉しいです。次回更新、3月28日の予定です)
Comment
次回が楽しみです!
10話分ぐらい一気に読みました。ありがとうございます。

「佐伯さんが今までで一番気持ちいい・・・・・」なんて言っちゃうのかな。それとも、「若い男とは全然ちがう・・・・」とかを佐伯さんに言わされるのかな。

ドアで閉ざされてるのに、くぐもった声が漏れる・・・。誰か覗いてるのかなm(__)m

これからも楽しみにしています。お身体ご自愛下さいねm(__)m
早く更新してください

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