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甘い蜜(31)

2016 11 18
内藤の指先が股間をくすぐってくる。

彼の腰にまたがったまま、正代は唇を噛み、いっそう肢体をぴんと伸ばすように力をこめた。頭上に重ねた両手を降ろそうとしながら、正代はそれを懸命に先延ばしにしていた。

夫を救うため・・・・

だけではなかった。正代の中で、内藤に屈してしまう自分を許さないような感情がうごめいている。彼の要求にどこまでも耐えながら、彼のほうを先に私に屈服させたいと、正代は思っていた。

「下着がお似合いですよ、奥さん」
内藤が満足げにつぶやいた。

仰向けに横になり、下からいやらしい視線を下着姿の人妻に注ぐ。苦悶し、肢体を震わせ、色っぽく顔を歪ませる人妻。男は片手で乳房を愛撫し、もう片手でショーツ付近をいじり始める。

内腿の付け根付近を、あの指先の感触が襲ってくる。腿肉にマッサージを与えながら、くすぐるように震えて動く指先。卑猥なショーツを撫でながら、正代の隠されたスポットに近づいていく。

大きく美脚を広げ、男の腹の辺りにまたがっている人妻。ショーツに覆われた秘所もまた、大胆に開かれている。それを男が知らぬはずはない。

男の指の腹が、ショーツの中心を何度も撫でた。既にそこはぐっしょりと湿っていた。

駄目っ・・・・・・・・・・・、そこは・・・・・・・・・・・・・・・・

羞恥に顔を歪める正代を見つめたまま、内藤がそっと笑う。

彼の指先がショーツの裏側に再び滑り込んできた。正代の濡れた淫肉に直接触れ、内側のぬかるみを確認するようにいやらしく動き始めた。

ぬるりとした感触を味わいながら、男は指先を人妻の美肉の中に挿入する。そのままの状態で震わせながら、もう片手でブラ越しに乳房を揉みしだく。股間に挿入した指先が、瞬く間に熱く濡れてくる。

「うっ・・・・・・・・」
噛みしめていた唇を僅かに開き、人妻が苦し気な声を漏らした。

溢れ出す淫靡な蜜。男の指先を濡らし、ショーツを汚し、そして、男の腹部に拡散していく。激しく手首を動かし、内藤は正代の花園をいじめていく。

ううんっ・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・

内藤は腰を突きあげ続けている。正代はいじめられながら、自分自身も彼の上で躍動するように、腰を前後に振っている。正代の躰が、少しずつ前方に動いていく。

それは男の意図でもあった。

「奥さん、いつもこんなに濡れるんですか」
ささやきながら、内藤は正代の肢体を更に前方へと巧みに誘導していく。

そして、自らの口を人妻の秘部の真下に運んだ。太腿を抱えるように拘束し、女の恥部を自分の口に引き寄せる。

「やめてくださいっ・・・・・・・・・」

構うことなく、男は人妻の濡れたショーツの中央を、音を立てて吸った。

「ああっ・・・・・・・・・・・」
再び、正代の喉から深い喘ぎ声が漏れ出した。

我慢できず、正代は両手を頭から下ろし、体勢を変えようと試みた。だが、一度食いついた男はもう人妻を逃がそうとしない。自分の口の上に脚を広げて座らせ、濃厚な接吻を与えていく。

じゅるじゅる、という蜜を吸う音が響く。人妻の愛液。夫にではなく、別の男に対して漏れ出す欲深い液体。十分に濡れた正代のあそこを、内藤は時間をかけて吸った。

内藤の責めを押し返すことができる体勢ではない。正代は自らの指先を噛むようにしながら、男の仕打ちに懸命に耐えていく。肢体が震え、官能的に腰が揺れる。

駄目っ・・・・・・・・、こんなこと・・・・・・・・・・・・

あまりに卑猥な内藤の行為。彼の口元が、自分から溢れ出す蜜で濡れていることを想像し、正代は下半身を更に熱くさせた。男の指先がショーツを持ち上げ、そこに彼の舌が潜入してくる。

「はんっ・・・・・・・・・・・」
強烈な震えが全身を走り抜ける。背筋を伸ばして彼の顔に座りながら、正代は小さく痙攣するように肉体を何度も震わせた。

自分から秘所を彼の口に擦りつけているような感覚が正代を包む。彼の唾液と自分の蜜が混じり合っていく。どうしようもなく熱い。叫びたいような激しい昂ぶり。

ああっ、やめてっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・

かつてないほどに、あそこが濡れているのを正代は感じた。早くどうにかしてほしい。平静な気分が失われ、人妻は激しく渦巻く性の誘惑に全身を絡み取られていく。

「甘いですよ、奥さんの蜜は」

故意に音を立てて激しく吸い付く内藤。太腿を愛撫しながら、今や、男は唇を人妻の美唇に直接密着させていた。ショーツをずらし、欲深く吸い付いてくる男の口。

「課長さんの分までこの蜜を吸わせてもらいます」
「内藤さん・・・・・・・・、私・・・・・・・・・・・・・・」

「我慢できませんか、奥さん」
「もう・・・・・・・・・、お願い、許してください・・・・・・・・・・・・・・・・」

「奥さん、言ったでしょう、私のものを満足させてくれればそれでおしまいですよ」
「・・・・・・・・・・・」

激しく苦悶する人妻の肉体を、男はようやく解放した。そして、自らの横たわる位置を巧みに入れ替え、正代を逆向きにさせた。人妻の秘部は、依然として男の口の上にある。

正代の視線の先に、内藤の黒々とした下半身があった。こちらを向いてそそり立つものから、正代は視線をそらすことができなかった。

夫に抱かれているのではないことを、正代は再び知った。

「まだチャンスをあげますよ、奥さん」
「・・・・・・・・」
「奥さん次第です」

何かに吸い寄せられるように、正代は右手を伸ばした。躰を前傾させ、彼のものを再び握りしめた。先刻以上にそれは硬く、太さを増したように思えた。

更に上半身を前傾させ、正代は内藤のものを丁寧にしごき始めた。

早く・・・・・・・、早くよくなってください・・・・・・・・・

心の中で祈りながら、正代は情熱的に奉仕を続けていく。髪がそれに触れるほどに体を前傾させ、根元から先端までを白く、細い指で包み、しごきあげる。

だが、そんな卑猥な行為は、人妻自身の肉体を熱くさせていた。正代はヒップを内藤に見せつけるような格好で、彼の上で脚を広げている。

内藤が再び正代の股間に吸い付いた。

「はうっ・・・・・・・・・」
快楽に顔を歪ませながら、人妻は握りしめた肉塊を見つめた。

そして髪をかき上げ、その先端を唇で包み込んだ。

満足げに、内藤が大きく息を吐いた。


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