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甘い蜜(33)

2016 11 25
長い間、夢想し続けてきた人妻の躰。

飛び切りの美人というわけではないが、初めてその人妻を見た時から、内藤は感じていた。この女を一度でいいから狂わせてみたいと。

豊富な女性経験を誇る彼は、直感を信じた。長い手脚と締まった腰。細いだけじゃない。男をそそるような肉付きをした肢体、そして清純な人妻としての顔つきは、いかにも狂わせ甲斐がありそうに見えた。

その人妻が今、犬のようにベッドで四つん這いになり、苦悶の表情を浮かべている。男が送った卑猥な下着だけで裸体を隠して。熟れたヒップを突き出し、剥き出しの太腿が眩しすぎる。

「奥さん、狂わせてあげますよ」
不敵につぶやきながら、内藤は人妻の裂けたショーツの割れ目に、己の肉棹をゆっくり挿入していった。濡れ光る人妻の美唇が、彼のものを熱く包み込んでいく。

夫以外の男との行為。

「駄目っ・・・・・・・・・」
正代はベッドに顔を埋め、激しく肢体を震わせた。先端が挿入されただけで、人妻は背徳感の入り混じった衝撃を感じ始めている。

いけないっ・・・・・・・・、そこまでにしてっ・・・・・・・・・・

言葉を発する余裕もなく、正代はただシーツを細い指で握りしめるだけだ。裂けたショーツが絡む人妻の美尻を撫でながら、内藤が更に深く腰を進めていく。

「こんなに締め付けてくるじゃないですか。ほら、もっと奥まで入れますよ」
「ううんっ・・・・・・・・・・・、やっ・・・・・・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・・・・」

正代は唇を噛んだ。蕩けるあそこから全身に、濃厚な歓びの気配が拡散していく。声をあげたい。我慢することなく、室内に響き渡るほどの叫び声をあげてしまいたい。そんな誘惑が人妻を惑わす。

内藤が深く息を吸い、そして、吐いた。あまりの興奮にどうにかなってしまいそうだ。冷静さを維持しながら、男は改めて人妻の躰を見下ろした。

震えている両肩を強く引っ張る。あんっ、と息を漏らしながら顔をあげる人妻の姿が、何とも色っぽい。男は人妻の肩を強く後方に引き、腰のものを根元まで一気に泉に突き入れた。

「あんっ!・・・・・・・・」
短い嬌声をあげ、正代の裸体が跳ねた。そして、甘美さに溺れてしまったように人妻の躰が硬直した。

内藤に深々と貫かれた肉体。夫がいる身であるのに、遂に超えてしまった一線。

だが、正代は感じていた。自分がずっと前から、彼にこうされるのをどこかで覚悟し、待ち望んでいたことを。人妻の乾いた肉体は、濃厚な刺激を知らぬうちに求めていた。

だからこそ、これから内藤に自分が何をされ、どうなってしまうのか、正代はこわかった。

「課長さんとは違うでしょう、私は」
根元まで埋めながら、内藤が一層強く正代の上半身を引っ張る。黒色のブラに包まれた乳房がなまめかしく揺れ、前方に突き出される。弓状に屈曲していく人妻の肢体。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・」
天井に顎を向け、正代が悶えるように首を振った。

「内藤さん・・・・・・・・、終わりにしてください・・・・・・・・・・・・・」
切れ切れの声で、正代が男に懇願した。その乳房がバックから伸びた彼の10本の指に揉みしだかれ、人妻は顔を乱す。唇を僅かに開いたまま、観念するように瞳を閉じる。

「どうだ、奥さん」
人妻の問いに答えぬまま、男は棒を貫いたまま、下半身をいやらしく震わせた。

「ううんっ・・・・・・・・・・・・、やっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「マッサージと同時にこうされるのもなかなかいいでしょう」

美乳をブラの上から愛撫し、ぐいぐいと腰を密着させていく男。熱い襞が幹をぎゅっと締め付けてくる。人妻も感じている。確信しながら、内藤は腰を引き抜き、そして再び強く突いた。

「はんっ・・・・・・・・・・・・・・」
正代の上半身がびくっと震えた。歪んだ表情には、かすかな悦びの色が浮かび始めたように見えた。

「終わってほしいですか、奥さん」
「お願いですから・・・・・・・・・、これ以上は、私・・・・・・・・・・・・・・・・」

「奥さんがイクまで止めませんよ」
内藤が正代の両手首をつかんだ。人妻の腕を手綱を握るように強く引きながら、ゆっくり腰のピストンを開始する。

「あっ・・・・・・・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・・・、やめっ・・・・・・・・・・・・・・」
男の腰の突きにあわせ、人妻が甘い息を吐き始めた。

ベッドの上に膝で立ち、バックから内藤に貫かれる自分の姿が、室内に置かれた巨大な姿見に映っている。正代は卑猥な自分の姿から逃げようと、再び瞳を閉じた。

ゆっくり、深く、内藤が腰を突いてくる。時間をかけた男の行為に、終わるような雰囲気はまるでない。時折、うっ、うっ、という唸り声をあげながら、次第にその行為は力強さを増してくる。

野獣のような男。息を荒げ、執拗に女を抱いてくる本能丸出しの男を、正代は過去に知らない。

彼のものが膣奥まで到達する度に、正代は懸命に唇を噛み、息を吐いてしまうことを避けようとした。だが、彼の腰が退行し、安堵した直後、更なる衝撃を伴った突きを見舞われる。

「あっ・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・、やっ・・・・・・・・・・・・・」
どうしようもなく熱く、溶けてしまいそうな錯覚が正代を包んでくる。汗、そして腿にまで滴り落ちていく蜜。秘所が混じり合う湿った音。両腕を引かれ、苦悶の表情を上に向ける正代。

ほんとに駄目っ・・・・・・・・・、やめてくださいっ・・・・・・・・・・・・・・

体奥でそう叫ぶたびに、それが聞こえるかのように男は人妻に深い突きを与えた。正代の漏らしてしまう声が少しずつ深く、低いものに変わっていく。

「あっ・・・・・・・・・、ううっ・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
「もっと速く動かしましょうか、奥さん」

30秒ほどの間、男は高速で腰を激しく往復させた。両腕を後ろに引かれた状態で、人妻は肢体をたまらない様子で震わせ、首を強く振り続けた。

「あああっ・・・・・・・・・・・・、いやんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
瞬く間に限界が迫ってくることを感じる。深みに堕ちていくような錯覚に正代が包まれたとき、内藤はそれを察知したようにぴたりと動きを止めた。

「簡単にはイかせませんよ、奥さん」
貫いたまま、内藤が正代の裸体を背後から抱きしめてくる。ぷるんと揺れる乳房は依然ブラに隠されていた。下着の感触を堪能するように、男の指が触りまくってくる。

「座りなさい、奥さん」
男にいざなわれるまま、正代は体勢を変えていく。足を伸ばしてベッドに座った男に背中を向けて乗るように、正代は肉体を沈めた。真下から彼のものに深々と貫かれるのがわかる。

「ああっ・・・・・・・・・・・・・・」
深い喘ぎ声を漏らしながら、正代は男の上に座った。人妻の美脚を広げながら、内藤の手が太腿を後ろから撫でてくる。貫かれている秘所が露になるまでに、正代の脚が開いていく。

「入ってますよ、奥さん」
内藤に誘導された正代の手が股間に伸び、濡れた自分のあそこに触れる。深々と貫く彼の幹に指先が触り、正代は唇を噛む。

今ごろは夫は役所で働いているのだろう。その姿を思い浮かべ、正代は下腹部を一層熱くさせた。

「さあ、腰を振りなさい、奥さん」
内藤が正代の腰の曲線をつかみ、前後に揺らし始める。

噛みしめていた唇を、人妻が思わず開いた。


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