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甘い蜜(35)

2016 12 02
今日の午後はいつもとは違う自分になりたい。

正代はそんなことを想いながら、この完成したばかりの高級マンションにやってきた。思いがけず、モデルになってほしいと言われ、人妻はこれまで気づかなかった冒険心に目覚めていた。

カメラの前で違う自分になる。正代は夫には内緒でその時を楽しみにし、肌の上には初めて身につける大胆な下着を選択した。

今、正代は確かに違う自分になろうとしていた。誰にも教えられることのなかった女の悦びに包まれながら。

「舌を出しなさい、奥さん」
内藤に要求されるがまま、正代は唇を開き、自分の舌を差し出した。

男の上に背を向けた格好で座る人妻。張りのある肌に汗が浮かび、欲情を告白するように艶めいている。背筋をまっすぐに伸ばしたまま、人妻は後方を向き、男と接吻を交わす。

内藤の指先が、正代の裸体を撫でまわす。

「ううんっ・・・・・・・・」
息が漏れ始めている。必死に塞ぎこんでいた甘い吐息が、男に吸われる唇の端から、色っぽく漏れ出していく。

自分から唇を開き、夫以外の男と口づけを交わす人妻の表情は、どんな男もそそるほどに官能的だった。内藤は自分の上に乗る正代とのキスを楽しみながら、指先を這わせていく。

遂に外された黒色のブラがベッドの上に散っていた。剥き出しにされた正代の美乳が、内藤の手に覆われる。柔らかな肉を揉みしだき、その頂点の突起をつまむ。

あっ・・・・・・・

正代の腕が、後方の内藤の顔に巻き付く。乳房をいじめられ、人妻の裸体が妖しく震える。うっとりとした顔つきで男に接吻を許しながら、人妻は腰を振っていく。

あっ・・・・・、あっ・・・・・・

男を欲しがる牝のように、卑猥に、奔放に自分から腰を振る人妻。僅かに軋むベッドの音。人妻のくびれた腰から下が、小刻みに前後に動く。

ああっ・・・・・・・・・・・

内藤に唇を吸われながら、正代は体奥で快楽の声を漏らした。たまらない陶酔感。腰を振れば振るほど、あそこが熱く蕩け、彼のものを締め付け、全身が火照っていく。

「奥さん、よくなってきたでしょう」
耳元で催眠術師のようにささやいていくる内藤。彼の指が何度も乳首を弾く。首筋を撫でられ、脇腹をくすぐられる。太く、たくましいものが、真下からずんずんと突いてくる。

ううんっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・

腰をくねらせる度に、男の棹の角度が微妙に変わる。最上の快感を求めるように、正代はいやらしく腰を振る。こんな淫らな行為は、生まれてから一度もしたことがない。

彼の手が、正代の手を伴って濡れた秘所に再び伸びた。挿入されたものの根元を握ることを強要され、正代は内藤の欲情と、それに屈服しようとしている自分を知った。

こんなものが私の中に入っている・・・・・・・・・・

人妻の甘い蜜で濡れた男の指先。内藤はたっぷりと正代の秘唇をかきまぜた指先を、正代の口元に運び、それをしゃぶらせた。

「はうんっ・・・・・・・・・・・・・」
彼の指を濡らす自分の蜜を吸いながら、正代は更に強く腰を振っていく。

裸体を前傾させ、ヒップを後ろに突き出すような格好。ベッドの上で自分の脚で踏ん張るようにしながら腰を浮かし、前後に、そして上下に深く、腰をくねらせていく人妻。

「あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・」

清楚な喘ぎ声が、正代の口元から漏れていく。乳房が揺れ、時折上を向くように人妻の顎が動く。夫のことを忘れ、未知の快楽に引きずり込まれていく平凡な人妻。

あああっ・・・・・・・・・・・・・・・、こんなのって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぐしょぐしょに濡れた美唇が、激しく彼のものに吸い付くのを感じる。シーツを握りしめ、正代は何度も天井を向く。腰を振りながら、唇をたまらない様子で開く人妻。

「あっ・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

内藤の両手が正代の裸体を引き戻した。人妻の肩を押さえつけ、深々と交わり合った秘所を固定する。根元まで己のものを真下から沈めたまま、男は人妻の裸体を激しく揺すった。

「どうだ、奥さん・・・・・・・・・・・・・」
「ああんっ・・・・・・・・・・・・」

「たまらないでしょう・・・・・・・・・」
「あああっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ううんっ、いやんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

瞳を閉じたまま、正代が激しく首を振った。もう無理だ。耐えられない。全ての抵抗を放棄し、この男に屈服したい。裸体を彼に投げ出し、絶頂にまで早く導いてほしい。

そんな欲情が正代の中でうごめいている。人妻の限界を見透かしたように、内藤が正代の躰を密着させたまま、更に腰を震わせる。痺れるような快感が、正代の全身を何度も走る。

「ああっ、内藤さん・・・・・・・・・・・・、無理っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「こんなに気持ちいいなんて知らなかったでしょう、奥さん」
「あっ・・・・・・・・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・・」

何かにすがるように、正代は腕をあらゆる方向に這わせた。だが、人妻の腰は無意識のうちに振られている。嵐のような快楽を、人妻の躰が自分から求めていた。

ああっ・・・・・・・・・・、もう駄目っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「まだまだ終わりませんよ、奥さん」
内藤はようやく責めを止めた。そして、正代の裸体を自分から下ろし、ベッドに横たえた。汗と蜜でぐっしょり濡れた人妻の躰。ハアハアと息を乱し、正代は苦悶の色を浮かべている。

依然として天井を向いてそそり立つ彼の棒。

「もっと乱れるんですよ、奥さんは」
自信に満ちた内藤の言葉が、今の正代には脅威にしか聞こえなかった。肢体を横向きにされ、左脚を押し曲げられる。秘所が露になり、彼の視線がそこに注がれることを感じる。

「抱けば抱くほどにいい躰ですね、奥さん。課長さんにはもったいない」
正代を横向きにしたまま、美尻を撫で、そして内藤は一気に腰を突いた。

「ああんっ・・・・・・・・・・・」
乱れたシーツを握りしめ、正代が声を漏らした。

男が激しく腰を突き始める。責められるがままに裸体を濡らし、人妻は歓喜の色を顔に浮かべていく。


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