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甘い蜜(41)

2016 12 23
彼に唇を吸われた瞬間、人妻の全身にあの午後の記憶が舞い戻ってきた。

「どうしてっ・・・・・・・・・・・・・・」

まさか彼がこの場所にいるなんて。そう思いながらも、正代はそれが甘い考えであることに気付く。少し思いを巡らせたなら、彼が今日、ここにいることが想像できたのかもしれない。

全て、仕組まれていたのだろうか。正代は、懸命に内藤の口から逃げながら、声を絞り出した。

「主人は知ってるんでしょうか・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「今日、内藤さんがここにいることを・・・・・・・・・・」

口づけの責めを緩め、内藤が至近距離で正代を見つめた。正代は彼が作業着姿であることに気付く。強く牝を欲するように、興奮を全身に溢れさせている。

「知ってるもなにも、課長さんは了解済ですよ」
「・・・・・・・・」

「奥さんと私が観覧車デートすることを」
「・・・・・・・・」

「課長さんも律儀な方だ。どこまでも私を接待してくれます。もういいですって言ってるんですが」

内藤の目が欲深く光った。正代のスリムな肢体が再び抱きしめられる。動き始めたゴンドラ。憎らしいほどにゆっくりした速度だ。椅子に座ったまま、男は人妻の唇を巧みに捉えた。

「やっ・・・・・・・・・・・・・・・・」
息を荒げながら唇を吸ってくる男。瞬く間に躰が熱くなる。冷房が効いたゴンドラの中、既に真夏の暑さは和らいでいる。だが、正代は体奥から湧き上がる物欲しげな熱を感じ始めている。

内藤の手が、ワンピース越しに正代の胸元を撫で始める。柔らかな膨らみを捉えられ、たっぷり揉みしだかれていく。男の片手が、人妻の背中から腰にかけてのラインをゆっくりたどる。

ぞくぞくするような感覚。人妻の緊張をはらんだ抵抗が、音を立てて崩れていく。

男の舌が、人妻の唇に侵入した。唇を開かれ、正代は内藤の体を押し返そうとした。彼の舌が、自分のそれに触れる。腕の力が緩み、喉奥から人妻の甘い息遣いが漏れ始める。

「欲しかったでしょう、奥さん」
内藤のささやきに、正代は言葉を返さなかった。だが、自身の肉体があの午後以上に熱を帯び、彼に溺れ始めてることを、人妻ははっきり感じていた。

ゴンドラの高度があがっていく。窓の向こうに夏の空がある。人妻はこんな非日常的な環境で夫以外の男に抱かれることに、妙な興奮を感じ始めていた。

「舌を出しなさい、奥さん」
内藤の片手が、正代のワンピースの裾をまくり上げた。人妻の熟した太腿が、白く光っている。張りのある内腿の隙間に指先を滑り込ませ、男は人妻の美脚を徐々に広げていく。

いつしか、正代は彼の要求を呑むように、ためらいがちに舌を伸ばしていた。舌の先端を触れ合いながら、内藤は正代の両脚のすきまを更に広げ、自分の足を割り込ませていく。

駄目っ・・・・・・・・・・・・。ここは観覧車の中・・・・・・・・・・・・。

彼の膝頭が、人妻の美脚の付け根付近を突き始める。正代は内藤のキスから逃げ、唇を噛んだ。次第に空が近づいてくる。浮遊している感覚から逃げようと、正代は瞳を閉じる。

内藤が正代の白い首筋を吸った。

あっ・・・・・・・・・・・

彼の後頭部を抱えるようにしながら、正代は唇を更にきつく噛んだ。地上の喧騒が遠のいていく。空中には今、彼と私しかいない。ワンピースがずり下ろされ、下着に隠された人妻の胸が露になる。

「残念だな。今日は私の下着じゃないんですね」
人妻のブラの肩紐を引っ張りながら、男がささやいた。豊かに盛り上がった人妻の胸元。丸みを帯びた乳房が、すぐそこにある。内藤が乱暴な手つきで、正代の乳房を揉みしだく。

ううんっ・・・・・・・・・・・・・

目を閉じたまま、正代は小さく首を振った。この前とは違う人妻の控えめな下着。清楚な主婦であることを示すようなその地味なブラを、男が荒々しくずり落とした。

「やめてくださいっ・・・・・・・・・」
ワンピースが乱れ、下着がその役目を奪われる。露になった人妻の乳房が、清楚なだけでなく、快楽を求める主婦であることを示すように、なまめかしく膨らんでいる。

形のいい熟女の美乳。桃色の突起に、男が吸い付いた。

「はうっ・・・・・・・・・・・・・」
ゴンドラは音をほとんど立てず、上昇を続けている。唇を噛み、胸に吸い付いてくる内藤の後頭部に腕を巻き付けながら、正代は助けを請うように瞳を開いた。

ゴンドラはまだ4分の1周も動いていないように思えた。夏空に包まれ、空中に漂いながら、正代はガラス越しに視線を下に投げた。列をなす多くの家族連れが、こちらを見上げている。

「内藤さん、いけません、こんなところで・・・・・・・・・」
「ここじゃなければされてもいいんですか、奥さん」

乳房を舐めながら、彼の手が人妻の太腿を撫で、広げていく。ワンピースが捲り上げられ、ショーツが剥き出しになるく。椅子の上で、正代は徐々に腰を沈め、美脚を投げ出していく。

「人に見られます・・・・・・・・・」
「奥さん、このゴンドラは外から中を覗き見ることはできませんよ」

内藤の指先が、ショーツ越しに正代の蜜唇を撫で始めた。ぴくっと震える人妻の躰。正代は懸命に脚を閉じ、男から逃げようと長椅子の奥に追い込まれていく。

「男女が激しく愛し合っていても、外から見られる心配はありません」
「・・・・・・・・・」

「観覧車の中でされるなんて、たまんないでしょう、奥さん」
男は巧みに足を動かし、人妻の両脚を大胆に広げたままにさせている。苦悶する彼女の顔つきを楽しみながら、男の指がショーツの裏側に滑り込んだ。

「いやんっ・・・・・・・・・・・・」
激しく狼狽しながら、声を塞ぎこもうとするように自分の手を口に運ぶ人妻。

ワンピースが更にずり下ろされ、正代の上半身が生まれたままの姿になっていく。舌先で乳首を弾きながら、内藤が正代のショーツの下で指先をいやらしく動かし始める。

「駄目ですっ・・・・・・・・・・」
小さく首を振りながら、人妻が自らの指先を噛むような仕草を見せる。長椅子に姿勢を崩したまま座り、正代が耐えきれないように顎を上に向ける。

「奥さん、想像通りだ」
内藤の指先が、湿った音を奏で始めた。

くちゅくちゅ・・・・・・・・・

「ううんっ・・・・・・・・、内藤さんっ・・・・・・・・・・・・・・」
「こんなに濡れてるなんて・・・・・・・・・・・」

人妻を罰するように、男の重ねた指先が蜜を撫で、そして壺の奥にずぶりと挿入された。

「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
椅子のひじ掛けを掴みながら、正代が下半身を震わせた。内藤の指先がリズミカルに動き始める。下着の下で卑猥に動く男の手。人妻が首を振り、躰を跳ねるように震わせる。

「あっ・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・」
「こんなに敏感じゃなかったでしょう、以前は」

内藤が蜜で濡れた指先を、正代の眼前で示した。うっすらと瞳を開き、彼の指を見つめる。いやらしい・・・・・。それをしゃぶることを強要され、正代は躰に火がついてしまったことを感じる。

「たまらないな、奥さんのあそこは」
内藤がゴンドラの床でひざまずき、荒々しく人妻のショーツを剥ぎとった。パンプスが落ち、正代の脚が妖しげにもがく。人妻の美脚を大きく広げ、顔を接近させていく男。

駄目っ、そんなこと・・・・・・・・・・・・

内藤の口が、正代の秘所に吸い付いた。

「ああんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
乳房が上を向くほどに、人妻の肢体が反応した。彼にあそこを吸われ始めた正代が、再び助けを求めるように視線を地上に向ける。

遥か下方で、観覧車をじっと見つめている夫の姿が見えた。

正代のあそこを舌先で蕩けさせながら、内藤が服を脱ぎ始めた。


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