FC2ブログ

甘い蜜(42)

2016 12 27
椅子から崩れ落ちるほどに腰を沈め、人妻は顔を歪ませた。

「いやっ・・・・・・・・・・・」

ワンピースが乱れ、形のいい乳房が剥き出しになっている。人妻の片手が椅子のひじ掛けを掴んで震え、もう片手が口元に運ばれている。

ゴンドラは静かに上昇を続けている。別の男に半裸にされ、秘所を吸われる妻の姿を見つめる夫の姿を想像する。正代は深い罪と同時に、興奮を感じてしまう。

内藤が上半身裸になり、激しく正代の美唇に吸い付いた。スカートが捲り上げられ、人妻の熟れた太腿が大胆に広げられる。そこに食い込む男の顔。

じゅるじゅる・・・・・・・。静寂が支配するゴンドラ内に、蜜が滴る音が卑猥に響く。手で口を塞ぎながら、人妻は美脚をM字に曲げ、彼にあそこを見せつけるようなポーズをとっていく。

男の手が、人妻の美尻から内腿を撫でまわす。最奥部にある泉が濡れ光っている。人妻が、あのマンションの午後からずっと濡れ続けていることを男は知っている。

襞を強く吸い、舌先で人妻の敏感なスポットを弾く。椅子の上で跳ねる正代の躰。男の人差し指と中指が、人妻の美唇に深く差し込まれた。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・」
細い指を噛んだまま、正代は色っぽい声を漏らした。内藤が急くように、小刻みに腕を振り始める。重ねられた男の指先が別のものを思わせ、前後にピストンを与えていく。

「あっ・・・・・、あっ・・・・・、あっ・・・・・・、あっ・・・・・・・」
短くも甘い息が、人妻の喉から漏れ始める。

「奥さん、課長さんに全部見られてますよ」
内藤が意味深にささやきながら、激しく腕を往復させる。

ああっ・・・・・・・・・・・、見ないでっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人妻の内腿から椅子に滴り落ちる淫らな蜜。彼の指であそこをかき回される度、正代は唇を噛み、顎を上に向けて悶える。ゴンドラの高度が、そして人妻の快楽が高まっていく。

男が全てを脱ぎ去る気配がした。狭い観覧車の中で、裸になった男と二人きり。人妻の太腿が割られ、彼の胴を迎え入れる。椅子の上に押し倒され、正代は美脚を強く広げられた。

「欲しいですか、奥さん」
動き続けるゴンドラの中で、内藤の声がささやかれた。

正代は目を閉じたまま、どうすることもできなかった。この瞬間を夫に見つめられている気がする。肉体に刻み込まれた悦びの感覚がよみがえり、人妻の性を熱く揺さぶる。

駄目っ・・・・・・・・・・・・、主人が下にいます・・・・・・・・・・・・・・・・

彼の指先が泉で小刻みに動いた。人妻の躰が震え、快楽を白状するような喘ぎ声が漏れる。

「あんっ・・・・・・・・・・・・・・・」
くちゅくちゅという湿った音と共に、内藤の腰が正代自身に接近していく。一層押し広げられる人妻の太腿。ワンピースを捲り上げられた正代に、内藤がささやく。

「普通の主婦が乱れる姿が男を一番興奮させますよ」
彼の指先が、人妻の花唇に挿入された。自分の指を噛んだ正代の肉体が、椅子の上で跳ねた。

あっ・・・・・・・・・・・

「乱れる自分を想像して、毎晩興奮してたんでしょう、奥さん」

彼に導かれるがまま、正代は腕を下方に運んだ。秘所に触れんばかりの距離にまで近づいている彼のもの。硬く、たくましい男のものは、真面目な主婦を激しく刺激した。

早く奥まで貫かれ、激しく愛されたい。背徳な自分がそう叫ぶ。正代は無意識のうちにその棒をしごくように、手を動かし始める。内藤がそれにあわせて腰を振る。

「欲しいですか、これが」
「・・・・・・・・・」
「ここまで上昇すれば、課長さんには見られませんよ、奥さん」

恐らくは内藤のいう通りなのだろう。かなりの高度にまで上がってきたゴンドラは、もはや地上とは無縁の存在に見えた。それは正代に僅かな隙を与えた。

「ここなら誰も見てません」
棹の先端が、正代の秘唇に触れる。それを握りしめたまま、正代は唇を噛んだ。

あの午後に知った絶頂感が人妻を誘う。濡れた体はもう抗うことができない。いけない、こんなこと・・・・・・・・。彼のものが入ってくる。激しい渦が正代を恍惚の世界に舞い戻す。

「入れますよ、奥さん」
長椅子に組み伏せた人妻に、男がのしかかっていく。広げられた人妻の太腿が震えた。噛みしめていた唇を開き、正代が顎を上に向ける。

「ああっ・・・・・・・・・、入れちゃいやっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「奥さん・・・・・・・・・、こんなに熱いじゃないですか・・・・・・・・・・・・・」

内藤が更に強く腰を押していく。ううんっ、となまめかしく喘ぎながら、正代が首を振った。握りしめていたものを離し、人妻の手が宙をもがく。そして、男の裸体をきつくつかんだ。

「どうだ、奥さん・・・・・・・・・・」
正代の美尻が浮くほどに圧迫し、内藤が根元までを力強く埋めた。

「あんっ!・・・・・・・・・・・」
男の背に爪を食い込ませ、人妻が深い声を漏らした。

交接を許し、内藤と濃厚なキスを交わす。正代は自分から強く彼を抱きしめた。上にいる彼の背が汗で濡れている。その肌を撫でながら、人妻は彼と舌をねっとりと交し合った。

内藤が腰をゆっくり振り始める。ただ数回の突きだけで、正代は戸惑うほどに深い快感を覚えた。

「あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・・・・」
彼の腰を太腿で強く締め付けながら、正代は男の責めを受け止めた。うっすらと瞳を開いた正代は、すぐそこにある紺碧の夏空を見た。

静寂に満ちた宙を漂いながら、正代は内藤に激しく貫かれた。彼に愛される躰が自分のものではないような錯覚と共に、人妻は未知の快感に溺れていく。

「いいぞ、奥さん・・・・・・・・・」
唸り声をあげながら、強暴に腰を振ってくる男。彼の手が人妻の乳房を揉みしだき、素肌を撫でまわしてくる。絡みついていたブラを、正代は自分から床に投げ捨てた。

人妻の奔放な態度が、男の興奮を加速させていく。一層激しく腰を振り、乳房を嘗め回す。人妻の蜜園が激しく収縮し、蜜を溢れさせる。肌に汗が浮かび、正代の指先が椅子の端を掴んで震えている。

ああっ・・・・・・・・・、凄いっ・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハアハアハア・・・・・・・・・・・・

正代の腰が、内藤のものを欲しがるように卑猥にくねった。あっ、あっ、と短い声をあげ、乳房を突き上げるように、躰を弓状に震わせる人妻。乳房の先端はもう、くっきりと突起している。

「奥さん、自分で動きたいでしょう」
内藤が貫いたまま、力強く正代の肢体を抱き上げた。椅子に座った男と向き合うような格好で、人妻は大胆に美脚を広げた。

胸元に吸い付いてくる内藤の後頭部を抱きしめ、正代はワンピースを自分で腰までずり下ろした。彼に乳首を差し出しながら、人妻は自分から腰を彼の胴に密着させた。

内藤に跨り、正代が淫らに腰を振り始めた。

ゴンドラが頂点に達しようとしている。人妻の快楽もまた、絶頂に導かれようとしていた。

「あっ!・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・・」
上半身を官能的に反らした人妻の美唇が、男の棒を熱く締め付ける。

人妻の甘い蜜がはらんでいる深い罠に、そのときの彼はまだ気づいてはいなかった。


(↑クリック、更新の励みです。凄く嬉しいです。次回更新年明け1月6日の予定です。本年も大変お世話になりました。皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。)
Comment

管理者のみに表示