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目覚め(19)

2017 03 28
椅子に座ったまま、佐代子は未知の衝撃に躰を震わせている。

吸い付いた泉からいったん口を離し、彼は人妻の蜜を確認するように唇を舐めた。そして、佐代子を見つめながら、指先で花園を突いた。

あんっ・・・・・・

瞳を閉じたまま、苦悶する人妻。片手を自らの口元に運び、漏れ出す息を懸命に塞ぎ込みながら、何度も首を振る。

「佐代子さん、全てを見せてください」
床にひざまずいた彼が、佐代子の太腿を揉みしだきながら、その隙間を更に強く押し広げていく。

見ないでくださいっ・・・・・・・

既にショーツははぎ取られ、佐代子の秘所を隠しているものは何もない。たっぷりと濡れたあそこが彼に見つめられていることを感じる。

「綺麗ですよ、佐代子さん」
「川原さんっ・・・・・、いやっ・・・・・・、そこは主人にも・・・・・・・・」

夫にもされたことのない行為。濡れ光る蜜唇と周囲を包むヘアを、彼の指先がそっと撫でてくる。泉にやさしく吹きかけられる彼の息。

佐代子の肢体を何度も享楽の気配が走り抜ける。

「キスしますね、佐代子さん」
彼の伸ばされた舌先が、佐代子のあそこにそっと触れた。

「あんっ・・・・・・」
佐代子は、再び椅子の上でびくっと躰を弾かせ、手のひらの下から甘い息を漏らした。

舌先を細やかに動かしながら、佐代子の蜜を舐めてくる彼。指先が割れ目を撫で、そして、濡れた壁を確かめるように内側に侵入してくる。

「ううんっ・・・・・」
唇を噛み、佐代子は誰にも見せたこともないような表情を浮かべ、椅子の上で悶えた。

佐代子の裸体を隠しているものは、乳房を包む紺色のブラだけだった。脱がされたホットパンツ、ショーツが床に落ち、その近くにサンダルが転がっている。

佐代子のつま先が床をなぞるように震えている。彼の舌先が少しずつ佐代子の中に入ってくる。もっと激しい行為を想像し、佐代子は唇を噛み締める。

音を立てるほどに情熱的なキスを、彼は佐代子の美唇に与えた。

「はうっ・・・・・・」
つま先で立つように美脚を弾かせ、佐代子は指先を噛んだ。

彼の両手が佐代子の太腿を撫で、抱え込むように支配していく。佐代子の下半身が彼の口元に強く引き寄せられる。

「いやんっ・・・・・・・・」
人妻は羞恥に苦悶するように、色っぽい息を漏らした。

彼の息遣いが僅かに乱れていることがわかる。佐代子は、彼が遂に興奮し始めていることを知り、自分自身を一層濡らしていく。

海釣りツアーに出かけた夫のことを、佐代子は再び想起した。ホテルに残された妻が、こんな行為を別の男性に与えられているなんて、夫は夢にも思っていない。

人妻として過ごしてきた日々では全く知ることのなかった世界。背徳心を感じながらも、自分自身を今だけは解き放ってみたいというささやかな望みが、佐代子を官能の渦に誘い込んでいく。

「佐代子さん、ご主人はまだ戻られませんよ」
佐代子の胸の内を察したように、川原がささやいた。

「全て忘れて、女性として素直に振舞ってください」
佐代子の美尻を愛撫しながら、彼は更に濃厚にあそこに吸い付いた。

「あんっ・・・・・・」
感じてはいけない、という理性が、次第に遠ざかっていく。彼のささやきに従うように、佐代子は少しずつ素直に、そして大胆に自分の快感を告白していく。

口を塞いでいた手を動かし、佐代子は椅子のひじ掛けを握りしめた。そして、彼の責めを防ごうともせず、ただそれに溺れるように下半身を差し出した。

じゅるじゅるじゅる・・・・・。卑猥な音が、リゾートの一室に響く。佐代子の指先がひじ掛けの上で震える。彼に汁を吸われる度、佐代子は顎を天井に向け、甘い息を吐く。

「あっ・・・・・・、あんっ・・・・・・、あっ・・・・・・」
蕩けるような熱が、美唇を支配していく。全身が汗ばむほどに熱く、助けを請いたいような欲情が佐代子の躰を駆け抜ける。

顔を振るようにしながら、濃厚に口づけをあそこに与えてくる彼。滴り落ちる蜜が、椅子を、そして、彼自身を妖しく濡らしていく。

「はうっ・・・・・・、ううんっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・」
ひじ掛けを握りしめながら、佐代子は美脚を硬直させるように震わせる。上を向いた人妻の唇が開き、その表情が屈するように歪む。

「佐代子さん、こんなに濡れるなんて」
人妻をいじめるように、川原がそっとささやいた。そして、更に追い込むように舌先を動かし、佐代子の敏感なスポットを責める。

いやっ・・・・・・、そこはいけませんっ・・・・・・・・・

どこまでもいやらしい行為。こんな卑猥な交わりを、佐代子は想像さえしたことがなかった。清楚な人妻が、未知の快楽にもっと深く引きずり込まれていく。

「気持ちいいですか、佐代子さん」
意味深にささやきながら、彼は佐代子の美唇上部を強く吸った。

「あんっ!・・・・・・」
椅子の上で跳躍するほどに腰を浮かせ、佐代子は激しい快感に襲われた。佐代子の敏感な箇所を察知した彼は、徹底的にそこをいじめ始めた。

駄目っ、そこは・・・・・・・・・・・・

唇を噛み、そして耐えきれずに開き、甘い声を漏らす美しい人妻。ひじ掛けを握っていた佐代子の手が動き、彼の後頭部を撫で始める。

「気持ちよくなったら教えてください、佐代子さん」
彼の言葉に、佐代子はあやうく屈服しそうになってしまう。僅かに残る人妻の理性が、その告白をぎりぎりのところで押しとどめている。

「佐代子さん、教えてくれないとやめませんよ」
いたずらを仕掛けるようにささやきながら、彼は唇で佐代子の花園を強く吸い、濡れた壁を濃厚に舐めた。

「ああんっ・・・・・・・・」
無意識のうちに、佐代子は彼の後頭部を自分自身に抑えつけるように両手を動かした。人妻の大胆な動きに、彼が気づかぬはずはなかった。

「欲しいんですね、佐代子さん」
彼のささやきに、唇を噛んだまま、小さく首を振る佐代子。だが、両手は一層彼の頭を押さえつけ、自分自身の腰をそこに密着させるように突き出していく。

濃密なポーズを人妻に披露させ、彼は下方から舐め上げるように佐代子の蜜唇を愛した。

あっ・・・・・、ああっ、もう・・・・・・、無理っ・・・・・・・・

感じていることを告白する人妻の卑猥な蜜が溢れ出す。彼に促されるがまま、佐代子は椅子の上で仰向けに近い体勢になり、美脚をM字に広げていく。

なんていやらしい・・・・・

剥き出しにされた佐代子の蜜唇に、彼が強く吸い付く。彼の頭を撫でながら、佐代子は息を荒げ、短い嬌声を漏らし始める。

「あっ・・・・、駄目っ・・・・、川原さんっ・・・・、やっ・・・・・」
「佐代子さん、もっと乱してあげますね」
「ああっ、もう・・・・、あっ・・・・・、ああっ、そこ・・・・・・・」

全身を濡らし、佐代子は椅子の上で悶えた。過去に覚えのない深い快感。佐代子の体奥で、牝の本能が目覚め始めている。

強くっ・・・・・、もっと・・・・・、激しくっ・・・・・・・・

じゅるじゅると音を立てて吸い付く佐代子の秘所に、彼はそっと指先を挿入した。

「ああっ・・・・・・、いやんっ・・・・・・・・・」
彼の指先が小刻みなピストンを与え始める。彼の頭をかきむしるように指先を動かし、佐代子は恍惚の表情を浮かべて顎を上に向ける。

ああっ、いいっ・・・・・・・・

快感を告白する言葉を体奥に懸命にとどめ、佐代子は腰を振るような動きを見せた。牝の本能が、人妻の下半身を支配していた。

「佐代子さん、いきますよ」
彼がそうささやき、激しく指先を往復させた。同時に情熱的なキスを秘唇に与え、強くひだを吸った。

「あああっ、駄目っ・・・・・・、私、また・・・・・・・・・・・」
先刻にも増すような閃光が、佐代子のまぶたの裏で光った。叫ぶほどの嬌声をあげ、淫らに腰を振る自分自身の姿を、佐代子は想像した。

それは、想像ではなかったのかもしれない。

「ああっ、そこは・・・・・、駄目っ・・・・・、あああっ・・・・・・・・・」

激しく首を振った後、佐代子は唇を噛み、うっとりとした表情を浮かべた。

とどめを与えるように、彼が舌先で突起を弾き、まっすぐに伸ばした指先を膣奥深くにまで届かせた。

「はうっ・・・・・・」
椅子の上で、佐代子は乳房を突き出すように肢体を跳ねあげた。そして、色っぽい唇を僅かに開いたまま、天井を向いて全身を硬直させた。

大量の蜜が、震える佐代子の花芯から溢れ出した。意識を失うほどの恍惚感に包まれたまま、佐代子はこの午後がどこまでも続くことを想像した。

その想像が現実のものとなることを、佐代子はまだ知らない。


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