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目覚め(27)

2017 04 26
夫には一度もしてあげたことのない行為。

椅子に座る川原の足元にひざまずき、佐代子は濡れた唇で彼の情熱を含んだ。指先を太い根本に絡め、ゆっくりと棹に吸い付いていく。

自分の唾液が、彼と混じり合うことを感じる。ためらいながら舌先を伸ばし、肉塊をくすぐるように動かす。信じられないほどの硬さが、佐代子に彼の興奮を教えてくれる。

「佐代子さん、お上手ですよ」
彼が椅子のひじ掛けを握りながら、大きく息を吐いた。

ろうそくの火が少しずつ弱くなっている。その灯りに代わるように、窓の外から僅かな月明かりが部屋に差し込んでいる。

闇の中、乱れたワンピースを裸にまとい、夫以外の男性と絡む人妻。なまめかしい佐代子の息遣いが、夜の静寂の中で妖しく奏でられていく。

少しずつ彼に吸い付く力を増しながら、佐代子は顔を上下に動かし始めた。

初めての経験。38歳の人妻は、牝が持つ本能に目覚め始めていた。男を悦ばす行為を初めて知った佐代子は、少しずつその深みに溺れ始めている。

「もっといやらしくしゃぶって」
彼が再びそんな言葉を漏らした。肢体に湧き上がるどうしようもない熱を感じながら、佐代子はより大胆に顔を動かし始めた。

唾液でたっぷりと濡らした彼のものを咥え、何度も顔を上下に動かす。いったん吐き出した先端を見つめ、佐代子はそこに舌を伸ばした。

触れるか触れないかの距離感で舌を遊ばせながら、彼のものを握る。欲しがるようにそれをしごき、再び大胆に唇で包み込む。

何ていやらしいの・・・・・・

自分自身の行為に、佐代子はひどく興奮した。自分が別の男にこんな奉仕をしていることを夫がもしも知ったなら。

人妻は初めて覚える背徳の欲情に翻弄されながら、更に激しく彼のものを吸った。

「佐代子さんも興奮させてあげますね」
彼のささやきに、人妻の鼓動が高鳴る。

彼の手が、再び佐代子の後頭部に置かれた。そして、大人だけが知る激しい行為を人妻に教えてやるように、佐代子の頭を欲情的に動かし始めた。

「ううんっ・・・・・・」
彼のものを咥えたまま、佐代子は苦し気な息を漏らした。

彼は容赦しない。挿入を想起させるようなペースで、佐代子の頭を激しく動かしてくる。彼の太腿に手を置き、佐代子は僅かに首を振ろうとする。

駄目っ・・・・・・・・・

佐代子は、自分自身がいじめられていることを感じた。彼のものが喉奥に到達するほどに繰り返し襲ってくる。美しい表情を妖しく歪め、佐代子は肢体を床で震わせた。

「はうっ・・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・」
悶えるように息を漏らしながら、佐代子は制御できない衝動を予感した。彼が言う通り、佐代子は激しく興奮させられていく。

「いやらしい唇だ」
佐代子の唇を称賛するような言葉を再び口にし、彼は人妻の顔を見つめた。許しを請うように、佐代子も潤んだ視線で彼を見つめた。

人妻に更に罰を与え、そして焦らすように、彼は荒々しく佐代子の顔を動かした。彼を見つめたまま、苦し気に顔を歪めながら、佐代子は確かな興奮を色を頬に浮かべていく。

彼のつま先が器用に動き、ひざまずく佐代子のワンピースの下に潜り込む。彼のもので口を塞がれたまま、佐代子は片手を伸ばし、足の侵入に抗おうとする。

「まだ濡れているかどうか、確かめさせてください」
優しくささやきながら、彼は大胆に足を動かし続ける。佐代子の美脚を巧みに割り、つま先が剥き出しの秘所に向かう。

いやんっ・・・・・・・・

彼のものを淫らに吸ったまま、佐代子は下腹部の危機を感じた。彼の足の指は瞬く間に佐代子の美唇に到達し、秘めた潤いを確かめるように壺を突いた。

「はんっ・・・・・・・・」
佐代子の喉奥から深い喘ぎが漏れ、細い肢体が床上で跳ねるように震えた。

「いやらしい、こんなに濡れてますよ、佐代子さん」
それは、佐代子自身が既に想像していることだった。彼のものをしゃぶり、激しく唇で愛することで、人妻は過去にないほどに興奮していた。

川原さん・・・・・・、早くっ・・・・・・・・・・

狂ってしまうほどの衝動を鎮める手段は、佐代子にはそれ以外想像できなかった。口に含んでいるもので荒々しく貫かれる自分を、佐代子は濃厚に想像した。

無意識のうちに、彼の足を佐代子は太腿で強く挟み込んだ。ただそれだけの行為で、佐代子は花園に溢れる蜜を感じ、腰を動かしてしまうほどの快感を知った。

「ご主人に愛される時もこんな風に濡れるんですか、佐代子さん」
つま先で人妻のあそこをいじめながら、彼は嫉妬めいた口調でささやいた。そして、腰に密着させていた佐代子の顔をようやく解放した。

「あんっ・・・・・・」
色っぽく声を漏らし、佐代子は唇を棹から離した。彼のものが跳ねるように飛び出し、天井を向いてそそり立つ。

「川原さんっ・・・・・・、駄目っ、もう・・・・・・・・・」
「我慢できませんか、佐代子さん」

もう少し我慢してください、という言葉とともに、人妻を焦らし続けた彼。だが、その下腹部でたくましく硬くなったものは、彼自身も激しく欲情していることを告白している。

「どうして欲しいですか、佐代子さん」
いじめるような言葉と共に、彼は佐代子に向かって手を伸ばした。まだ息を乱しながら、佐代子は腰をあげ、彼にすがりついた。

互いに顔を接近させ、濃厚なキスを交わす。そのまま佐代子は彼に肢体を密着させていく。椅子の上に座る彼の腰に、佐代子は再びまたがった。

「佐代子さん・・・・・」
明らかに興奮した様子で、彼は激しく佐代子の唇を吸った。佐代子もまた、自分から舌を絡め、彼の行為を求めた。

「これを脱いで」
耳元でささやきながら、彼は佐代子のワンピースの裾を掴んだ。まとわりつく服を、佐代子は自分から腕をあげて脱ぎ捨てた。

「綺麗ですよ、佐代子さん」
僅かに揺れるキャンドルの灯りの中、彼は佐代子のくびれた腰に手を添えた。盛り上がる乳房を包むブラを見つめ、彼は人妻に言った。

「裸を見せてください」
唇を僅かに噛み、佐代子は恥ずかし気に下を向いた。だが、何かを決意するように再び顔をあげ、彼をうっとりと見つめた。

「はい・・・・・・」
彼と視線を絡めたまま、佐代子は背中に手を伸ばした。興奮に包まれた指先を動かし、佐代子はブラのホックを外した。

肩紐がずれ、隠されていた人妻の乳房が露にされていく。柔らかに盛り上がる佐代子の美乳に、彼の手がそっと添えられ、優しい愛撫を与えた。

「あっ・・・・・・」
彼の目を見つめ、佐代子は吐息を漏らした。人妻の躰から、ブラがはらりと床に落ちた。

遂に全裸になった佐代子。彼に乳房を揉みしだかれ、肢体をくねらせながら、佐代子は下腹部にある彼のものを強く握った。

「川原さん・・・・・、私、もう・・・・・・・・・」
「どうして欲しいですか」

同じ言葉を繰り返す彼。佐代子の躰はもう我慢などできなかった。野獣のように激しく、彼のもので愛されたいという欲情が、佐代子の体奥で渦巻いている。

「お願いします・・・・・・、これを・・・・・・・・・」
告白をする自分が見られることから逃げるように、佐代子は彼にしがみつき、肩の上に顔を乗せた。

そして、耳元でそっとささやいた。

「早く・・・・・、これを私に・・・・・・・・・・」
彼の両手が佐代子の美尻を揉みしだく。佐代子は腰を自分から浮かせ、告白を漏らした。

「私に・・・・・・、入れてください・・・・・・・」
「欲しいんですね、僕のものが」

佐代子は僅かにうなずきながら、更に下半身を接近させた。

「佐代子さん、ここに入れてあげますね」
近づいてくる佐代子の美唇を指先でいじめながら、彼は己をそこに向けた。

夫とはこんな格好で愛し合ったことはない。佐代子は戸惑った風に指を唇に運び、彼に言われるがまま、脚を広げていく。

彼の先端が触れる。そして、僅かに佐代子の蜜唇にそれが挿入された。

「ああっ・・・・・・・」
自分の指を噛み、佐代子は懸命に声を抑えようとする。

彼の手が佐代子の腰の曲線を掴む。そしてゆっくりと下方に動かしていく。濡れた壁を押し開く衝動が佐代子を襲っていく。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・・」
彼を締め付ける人妻の敏感な肉体。未知の衝撃に戸惑うように、佐代子は激しく首を振った。

「佐代子さん、いくよ」
「ううんっ・・・・・・・・・、待ってください・・・・・・・・」

「もっと奥まで入れますからね」
「駄目っ・・・・・・・、川原さん・・・・・・、あっ・・・・・・・・・」

「佐代子さんの一番奥まで・・・・・・・」
「ああっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・・、凄いっ・・・・・・・・・」

彼の手に力が注がれ、佐代子の腰が完全に沈められた。彼の下半身に座った瞬間、佐代子の全身に電流が走った。

「ああんっ!・・・・・・・」
顎を上に向け、佐代子は歓喜の声をあげた。

「今夜は狂わせてあげますよ、佐代子さん」
この部屋に人妻を招き入れた時と同じ言葉をささやき、彼は佐代子の全身を情熱的に抱きしめた。

キャンドルの灯が完全に消えている。月の光線だけが漂う部屋の中、二人はしばらくの間、深い交接の事実を確かめ合うように抱き合った。

そして、二人の下半身が動き始める。

彼の背中を這っていた佐代子の指先が、やがて快楽の気配と共に震え始めた。


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