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目覚め(28)

2017 04 28
熱い美唇が深々と貫かれている。

初めて知る衝動。佐代子は歯を食いしばるほどに表情を歪め、彼の上でしがみついている。椅子に座った川原は、上にまたがる人妻の裸体をそっと撫でた。

「佐代子さん、やっと一緒になれましたね」
耳元でささやかれた佐代子は、小さくうなずくことしかできなかった。

彼に僅かに腰を動かされるだけで、声を漏らしたくなるほどの快感が押し寄せてくる。佐代子の指先が、汗ばんだ彼の背で震えている。

佐代子は感じていた。自分が遂に、彼のものになったこと。人妻である自分が、夫とは別の男性と一つになり、その情熱に今、完全に支配されていることを。

「始めますね、佐代子さん」
彼の意味深なささやきに、佐代子は更にきつく彼の裸体を抱きしめた。

人妻の太腿を抱え、彼がゆっくりと動かし始める。深々と貫いていたものがぎりぎりまで引き抜かれ、再び佐代子の最奥にまで到達してくる。

「あっ・・・・・・、あっ・・・・・・・・」
繰り返される度、彼の背で指先を震わせ、佐代子は甘い声を漏らし始めた。

「奥まで入ってますよ、佐代子さん」
彼にしがみついたまま、佐代子は何度も首を振り、膣壁を震わせた。人妻の爪が彼の背に食い込み、太腿が腰を欲しがるように密着していく。

「あっ・・・・・・、やっ・・・・・・、あんっ・・・・・・・」
「佐代子さん、動いてください」

人妻の白い首筋に舌を這わせながら、彼はそっと言った。その手は佐代子のくびれた腰を撫で、美しい曲線を描く裸体を確かめるように動いていく。

彼の口が、佐代子の胸元に接近していく。露にされた豊かな丘陵の裾野に、彼の丁寧な口づけが与えられていく。

「ああっ・・・・・・・」
甘い息を吐きながら、佐代子は胸を自分から突き出すように肢体を反らした。

彼の頭を抱え、佐代子は闇に包まれた空間を見つめるように頭を上に向けていく。乳房を彼の唇で噛まれ、佐代子の肢体に悦びの震えが走り抜ける。

「はんっ・・・・・・・・」
美脚で彼の腰を強く挟み込んでいく人妻。一層の密着度を伴いながら下方から刺激をくれる彼のたくましいもの。軽い突きを繰り返される度、佐代子は吐息を披露してしまう。

「あっ・・・・・・・、あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・」
「我慢しないで、佐代子さん」

人妻の大胆な行為を促すように、彼がもう一度ささやいた。唇に含んでいた乳房の先端を、彼は舌先でいじめるように弾いた。

「いやんっ・・・・・・」
佐代子の裸体が、彼の上でびくっと震える。彼の舌先で、桃色の乳首が欲情と共に突起していく。

「やっ・・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・」
色っぽく悶えてしまう自分に、佐代子は肢体を熱くさせた。こんな声は、夫との行為で漏らしたことがない。

これほどに躰を熱くさせてしまうステージに、佐代子は一度も導かれたことはなかった。川原の抱き方は、夫のそれとはまるで違った。

「川原さん、私・・・・・・・」
挿入後も憎らしいほどの余裕を漂わせている彼の背に指を這わせ、佐代子はすがるように声を漏らした。

このリゾートで、夫に何度か抱かれた佐代子。だが、その行為はかつてと変わることなく性急で、妻を満たしてくれるものではなかった。

佐代子には、たっぷりと時間をかけて愛された経験がない。

「どうしていいのかわかりませんか、佐代子さん」
彼の言葉に、人妻は恥ずかし気に頬を染めた。

「私、こんな風に主人にされたこと・・・・・」
赤裸々な告白をしている自分を恥じるように、佐代子は唇を噛んだ。

「恥ずかしがらず、奔放に体を動かしてください」
「でも・・・・・」

秘所から伝わる快感が、佐代子の声を震わせている。罪な蜜が佐代子のあそこから溢れ、彼のものをぐっしょりと濡らしていくことを感じる。

「僕が教えてあげますよ、佐代子さん」
佐代子の乳首を愛撫していた手を、彼はゆっくりと下方に這わせていく。

魅惑的な曲線を維持した人妻の腰つき。そそるようなくびれを両手で撫で、揉みしだきながら、彼は揺するように佐代子の下半身を動かし始めた。

「ああっ、駄目っ・・・・・・」
肢体を僅かに揺らされただけで、佐代子は悩まし気な声を漏らしてしまう。

「腰を振って、佐代子さん」
彼の手の運動が始まった。自身は椅子に深々と腰を深々と沈め、上に乗る佐代子の裸体を次第に遠ざけ、下方から見つめるような格好になる。

彼の体が離れ、もうしがみつくことができない。裸体を見つめられていることを感じながら、佐代子は手を口元に運び、困惑したように顔を振った。

佐代子の下半身が、ぎこちない風に動き始めた。椅子を僅かにきしませながら、人妻の腰が前後に揺れていく。

ああっ・・・・・・・・・・・

未知の刺激が何度も佐代子を襲う。指先を噛むようにして表情を歪め、佐代子は細い肢体をぴんと伸ばして彼の上で舞い始める。

「あっ・・・・・、はっ・・・・・、あっ・・・・・・」
腰が彼の手で動かされる度に、短くも深遠な喘ぎが佐代子の唇から漏れる。人妻の密園が彼自身を締め付け、濃厚に愛していく。

「続けて、佐代子さん」
様々な角度でいじめてくる彼の逞しい肉塊。その刺激を欲しがるように、佐代子は少しずつ自らの意志を下半身に与えていった。

いやらしく腰を使い、陶酔の気配に翻弄されていく。もっと腰を使って・・・・・。彼のささやきが聞こえたような気がする。瞳を閉じ、唇を開いたまま、佐代子はうっとりとした表情を見せ始めた。

「あっ・・・・・・、やっ・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・」
次第に、佐代子の腰の動きが一定のペースを保って前後に動き始める。彼の腰の上で美尻をいやらしくスライドさせ、佐代子は初めて覚える快感を、自分で追っていく。

こんないやらしいこと、私・・・・・・・・・・・

「そう・・・・・、佐代子さん、もっと腰を振ってごらん・・・・・・・・」
「あっ・・・・・・・、やっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・」

やがて、彼の手が佐代子の腰から完全に離れた。裸体を彼の上でまっすぐに伸ばしたまま、佐代子は腰から下を自らの欲情と共に淫らに振り始めた。

「あっ・・・・・・、あっ・・・・・・、はんっ・・・・・・・・」
「佐代子さん、お上手ですよ」

彼の称賛の言葉が、人妻の躰をもっと熱くさせる。彼の指先が佐代子の腿を撫で、美尻を愛撫する。息を乱し、佐代子は少しずつ腰を振りを激しくさせていく。

「あっ・・・・・、あっ・・・・・、あっ・・・・・・」
彼の上でくねる佐代子の腰。押し寄せる快感に戸惑うように、佐代子は手を伸ばして椅子の背もたれを掴んだ。腕に力を込め、激しく、どこまでも淫らに腰を振り始めた。

ああっ・・・・・・・、たまらないっ・・・・・・・・・・・

月の光が差し込む室内を、人妻のハアハアハアという官能的な息遣いが満たしていく。

「佐代子さん・・・・・・、そう・・・・・・、もっとエッチに・・・・・・・・・」
そうささやきながら、彼は佐代子の胸元に両手を伸ばした。

露になった佐代子の乳房が揺れている。柔らかな肉体を堪能するように手で包み込み、彼は人妻の胸をたっぷりと愛していく。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・」
彼の腕をつかみ、佐代子は激しく首を振った。

人妻の膣壁が、彼のものを熱く包む。何度もそれを締め付け、欲情的な蜜を与えていく。掴んだ椅子を引き寄せるように、佐代子は何度も腰を振った。

もっと・・・・・、激しくっ・・・・・・・・

「ご主人が知らない佐代子さんを見せてください」
戸惑うように悶える佐代子の両手を握りしめ、彼が激しく腰を震わせ始めた。

「あああっ・・・・・・・・・・・、私っ・・・・・・・・・・・・・・」
「もっといやらしく・・・・・、エッチに・・・・・・、さあ・・・・・・・・・」
「ううっ・・・・・・・・、あっ・・・・・・・、ああっ・・・・・・・・・・・」

椅子から浮くほどに腰を突き上げてくる彼。彼と指先を絡めあいながら、佐代子は唇をきつく噛み、耐えきれない風に首を振った。

あああっ・・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・・・・

悦びに満ちた心地よさが佐代子を包む。彼の突きに呼応するように腰を振り、佐代子は裸体に汗をにじませていく。

「気持ちいいでしょう、佐代子さん・・・・・・」
人妻を見上げながら、彼がたくましい突きを何度も見舞ってくる。彼の上で躍動し、落下する度に、佐代子は快感の告白を繰り返す。

「あっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・・」
彼の指先が、佐代子の唇に伸びていく。手綱のようにその腕をつかみ、淫らに腰を滑らせる佐代子。

「しゃぶって、佐代子さん・・・・・・」
佐代子は彼の指先を口に含んだ。舌先でそれを愛しながら、佐代子は美尻を震わせるように腰を振った。

「はうっ・・・・・・、ううっ・・・・・・・、ううんっ・・・・・・・」
時間の感覚が薄れていく。永遠にこの行為を続けていたいという欲情が、人妻の体奥に渦巻いている。

あなた、もう・・・・・・・、私・・・・・・・・・

この島にはいない夫のことを僅かに想起し、佐代子は自分が達したことのない場所に向かっていることを知った。

とどめをさすように、彼が激しい腰の突きを下方から数回佐代子に見舞った。乳房をたわわに揺らし、佐代子は屈するように全身を震わせ、色っぽい唇を開いた。

「ああっ・・・・・・・・・・、いいっ・・・・・・・・・・・」
人妻は遂に、快感の告白を漏らした。


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