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目覚め(41)

2017 07 04
汗の滲む額に乱れた髪がまとわりついている。

瞳を閉じたまま、佐代子は彼の上に背筋を伸ばした格好で座り、深々と貫かれた下半身を妖しく震わせた。

ああっ・・・・

噛みしめていた唇が僅かに開き、平凡な主婦であるはずの女性の表情に、たまらない快感の気配が漂い始める。

「奥さん、とても綺麗ですよ」
下方から己のものを挿入した彼が、上にいる人妻にささやいた。

この衝動がずっと欲しかった。こんな風に男性に圧倒的に支配された状態で、最上の悦びに浸りたい。

あのリゾート地から帰った後、自分の肉体の奥でそんな秘めた欲情が疼き続けていたことを、佐代子は自らの腰つきで告白する。

「好きに動いてください、奥さん」
彼の手が、佐代子の広げられた太腿の上にそっと置かれた。そして、人妻の告白を試すように、優しく前後に揺すってやった。

「あっ・・・・・」
瞳を閉じたまま、佐代子は甘い声を漏らしてしまう。

一番奥にまで到達している彼の強靭な欲情。その存在を確かめるように、佐代子は両脚に力を込め、彼の胴を締め付けた。

濡れた壁と彼の硬いものが吸い付き合うように互いを責め合い、声をあげてしまうほどの震えが、佐代子を襲う。

人妻の肌に浮かぶ汗の滴。たわわに揺れる胸の双丘に男たちの視線が注がれていることを感じながら、佐代子はそれを隠そうとはしなかった。

ゆっくり、佐代子は腰のスライドを開始した。

あっ・・・・、あっ・・・・・

エコーをかけたかのような自分の息遣いが、佐代子の心の中で響き始める。

夫にこんな風に愛されたことはない。佐代子は、牝の本能に従いながら、下半身を前後に動かし、彼との結合を更に濃密にすることを求めた。

彼の手が佐代子の腰の振りを誘導してくれる。どこまでも丁寧に、親密な仕草で、彼の手は、人妻のくびれた腰に官能的な動きを教えてくれた。

そうです・・・・・、上手ですよ・・・・・・

彼がそんな風にささやくことを、佐代子は想像する。

次第に、佐代子の腰の振りがスムーズになっていく。彼の手の助けがなくとも、人妻は自分自身で情熱的に腰をくねらせ、快楽が深まるのを感じた。

ああっ・・・・、もっと・・・・・・

彼の腰から腹部の辺りに両手を置き、貫かれた美唇を刺激するように下半身をくねらせる。やがて、人妻は彼と両手を繋ぎ合う。

10本の指先を彼と絡めいあいながら、人妻は少しずつ激しく腰を振り始めた。蕩ける秘所が彼のものをきつく愛していくことを感じる。

あっ・・・・、あっ・・・・、あっ・・・・

ハアハアという熱のこもった息遣いが寝室に響いていく。汗が光る佐代子の白い肌。あっ、あっ、という短い喘ぎ声。ベッドがきしむほどに乱れ、美尻を滑らせていく人妻。

彼もまた、苦し気にうめき始めた。放出の気配を感じながら、彼は人妻の指先をきつく握った。その瞬間、プールで見つめた人妻の挑発的な水着姿が、彼の脳裏によみがえった。

貞淑で夫だけしか知らない美しい人妻が、あの日のプールにはいた。その人妻が今、自分の上で男性を知り、背徳な欲情に溺れかけているのだ。

突き出した美乳がなまめかしく揺れている。清楚な主婦の表情に快楽の色が浮かび、普段の生活では決して見せない顔つきを披露している。

夫には決して聞かせたことのない喘ぎ声を、何度もその喉奥から漏らしてしまう人妻。どうですか、奥さん・・・・。ほらっ・・・・。

「あっ・・・・・、あんっ・・・・・、あんっ・・・・・・・」

自分の妻が、今夜こんな風に別の男に抱かれていることを知ったら、あの真面目そうな夫はいったいどんな反応を見せるのだろうか。

顎をあげ、全身で歓びを告白する人妻。これほどに美しく、深く快感に犯されている妻の姿を夫が実際に見てしまったならば・・・・。

そんな想像が、男の興奮を一気に限界にまで高めていく。

それは、もう一方の男も同じだった。

「奥さん、唇を開けてください」
佐代子の傍らに立つ男が、下腹部で隆起したものを再び佐代子の唇に運んだ。

自らが与えられている快感を彼に分けてやるかのように、佐代子は口の中のものを情熱的に吸いあげ、唾液で包んでいく。

一層硬くなった彼の巨大なものが、佐代子の口内を支配していく。顔を妖しく歪め、人妻は顔を前後に振って彼のものをしゃぶった。

美尻を滑らせるように、なまめかしく前後にスライドする佐代子の腰。溢れ出す蜜の湿った音が響き、3人の男女の熱い息遣いと絡み合っていく。

「いいですよ、奥さん・・・・」
腰のものを咥えさせている男が苦し気に漏らしながら、佐代子の後頭部に手を添えた。

人妻が抗うことはなかった。彼の求めに素直に応じ、一層いやらしく彼のものをしゃぶってやる。それを見つめていた下方の男の手が、佐代子の腰のくびれをきつく掴んだ。

ビキニを剝ぎとった人妻とプールそばの茂みで愛し合っていることを、二人の男は想像していた。あの日抱いた妄想以上に、人妻の裸体は美しく、官能的だ。

指先を二人の男性の肌に這わせ、佐代子はその爪を食い込ませていく。だが、その手つきはやがて、優し気で、男たちの肌を細やかに撫でるような動きを見せ始めた。

佐代子の脳裏に、ろくろの音が響き始めている・・・・。

人妻の指先が、立っている男の足の隙間に後方から回りこんだ。彼の股間をいじめるように繊細に動き始める人妻の指。それは男の欲情を激しく刺激した。

「奥さん、駄目だ、そこは・・・・」
無意識のまま、佐代子はその指先をくすぐるように動かし、男の股間付近を背後からいじめ始める。人妻の思わぬ技巧は、彼に未知の快感を与え、激しく揺さぶった。

10本の指先を運動させ、触れるか触れないかのような手つきで男の股間を刺激する佐代子。それはまるで、柔らかな土を丁寧にこねるような仕草だった。

瞬く間に追いつめられていく彼。佐代子の後頭部を棹に密着させるように腕に力を込め、男はたまらずに腰を振るような仕草を見せた。

顔をしかめ、やがて彼は、己をそれ以上制御する試みを放棄していく。最高のフィニッシュだけを求め、彼は人妻の淫らすぎる表情を、ほのかに紅く染まった頬を見つめた。

「奥さん・・・・・、ああっ、出すよ・・・・・・」
綿毛のような感覚を与えながら、彼の足の根元付近の隙間をくすぐり続ける佐代子の指先。ぴくぴくと震えだす己のものを感じながら、彼が苦し気に顔をしかめる。

出すよ、奥さん・・・・・。人妻が僅かにうなずくような仕草をしてくれた気がした。ああっ、奥さん・・・・。男は佐代子にそれを咥えさせたまま、遂に耐えきれず、激しく腰を震わせた。

「ううんっ・・・・・・」
苦し気な声と共に、佐代子は顔を妖しく歪め、火照った頬の動きを停止させた。汗を滴らせ、肩で息をしながら、しばらくの間、人妻は彼のものを咥え続けた。

「奥さん、飲んでください」
男の言葉がどこか不安げで、断られることをも覚悟したように響く。だが、佐代子は顔を赤らめながら、彼の望みを受け入れた。

そして、佐代子は咥え続けていた彼のものをそっと吐き出した。瞳を開いた人妻の表情には、どんな男をも服従させるような清楚ないやらしさが漂っている。

「こっちも奥さんの指先でいじめてください」
一部始終を下から見つめていた男の興奮も、既に限界にまで近づいているようだ。

瞳を僅かに開いた人妻が、真上から見つめてくる。男は、人妻に既に主導権を奪われていることを知る。10本の指先で、佐代子は彼の下腹部をいじめ始めた。

交接する秘部のすぐそば、男性の茂み付近でこまやかに動く人妻の指先。やがて、そこから左右に別れ、佐代子の手は羽毛のような感触を伴って、男の脇腹をくすぐっていく。

「ううっ・・・・、奥さん・・・・・・」
ぞくぞくするような震えに襲われ、男は目を閉じてうめいた。

股間の興奮が膨張する。耐えきれない風に佐代子の腰をつかみ、彼は前後に揺すった。あっ、あっ、とエッチな息を漏らしつつ、人妻は指先の責めを止めようとしない。

「奥さん・・・・、なかなかやるじゃないか・・・・・」
こう漏らす男の声に、既に余裕はなかった。人妻の指先の微妙なタッチは、彼を震わせ、声をあげずにはいられないような快感を与えている。

放出の瞬間を想起しながら、彼は乱暴に佐代子の腰を滑らせ始めた。たまらずに片手を持ち上げ、佐代子は髪をかきあげるようにして悶えていく。

ああっ・・・・・、早くっ・・・・・・・・・・

肢体を彼の上でまっすぐに伸ばしたまま、佐代子は自分から腰を振り、指先を噛んだ。だが、もう一方の手では、なおも男の肌を責め続けていく。

恐いほどに硬くなった彼のものが、人妻を突き上げた。突起した乳房の先端が妖しく揺れる。観念するように指先の責めを止めた佐代子は、美しい顎を斜め上方に向けた。

あんっ!・・・・・・・・

男が最後の突きを見舞い、人妻の濡れた美唇がきつく収縮した。びくっと震える佐代子の躰。瞳を閉じたまま、切れ切れの息の中で人妻は消え入るような喘ぎを漏らした。

「イクっ・・・・・・」

蕩ける人妻の肢体を貫いたまま、彼はあの日からずっと秘めていた大量の欲情を放出した。躰を小さく震わせながら、佐代子は彼の絶頂を濡れた膣奥で受け止めた。

そして、佐代子は深い夢の中に落ちていった。満たされた男たちが服を手にし、寝室を出ていったことにも気づくことなく。


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